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淡路ラボインターン体験記~西山梨央さん~

淡路ラボインターン1期生の西山梨央(にしやま りお)さん。沖物産株式会社のインターン生として、8月から現地でプロジェクトに取り組んでいました。現在彼女は学期中のため、大学のある大阪に戻り、沖物産と淡路島の日本酒の会社のコラボ商品を開発する活動、インターンとは別に、淡路島の志筑で行われている町おこしプロジェクトに取り組んでいます。

今回は、そんなりおさんのインターン活動における学びについて深堀していきます。

淡路ラボとは…
「国始まりの島から、共に未来 をつくる」をコンセプトに掲げるオープンイノ ベーションプラットフォームです。淡路島を島 まるごとラボとし、挑戦したい⼈や企業、特に 若者をつなげて、未来の仕事づくりと⼈づくりにつながるプロジェクトを創出しています。 これまでに、⾏政、地元企業、⾦融機関、⾼校⽣、⼤学⽣、社会⼈など分野問わず様々な⼈とつながり、共創の動きが⽣まれています。また、兵庫県で初の⼤阪・関⻄万博共創パートナ ーに認定され、2025年までに100件のプロジェ クトを世界に発信することを⽬指しています。 淡路ラボは、失敗を恐れず新しいことに挑戦する場を、みなさんと共に創っていきます。
淡路ラボインターンとは…
経営者が本 気で取り組みたいことをプロジェクト化し、⼤学⽣と6ヵ⽉間取り組む実践型インターンシップです。企業も学⽣も本気で新しいことに挑戦 し、⾃分の想いやアイデアを形にしていきま す。また、企業の発展や淡路島の活性化に留まらず、この島から新たな価値を発信していくことを⽬指します。参加する⼤学⽣は、⻑期休み中は基本的に淡路島に滞在し、地域に⼊り込みます。学期中はリモートと組み合わせて活動し ます。

人とのつながりが欲しかった。

ー今まで学校外の活動をあまりしたことがなかったとお聞きしていますが、インターンに興味を持ったきっかけはありますか?

りお:自分にとって「人とつながって何かに活発に取り組んでいること」が、自分にとって大切だと思ったからです。

高校の時は吹奏楽部で、毎日部活の仲間と充実した学校生活を送っていました。大学に入学前は環境が変わり新しい出会いや新しい活動することへの期待が膨らみ、わくわくしていました。ですが、入学と同時にコロナが流行し、授業はオンラインとなり大学に通うことができず、環境が変わったとたんに人とのつながりが無くなりました。自分が想像していた大学生活とはあまりにもギャップがあり、モヤモヤしていたし、人とのつながりが無かったこともとてもストレスになっていました。
このままじゃあかんなと思い、なにか始めようといろいろ探している中で、長期インターンシップを見つけました。

ー自分が辛い時期にそれを変えようと努力できるのは、すごいですね。でも、どうしてそれが、長期インターンシップだったんですか?

りお:「短期間でぱっと変われる」より、「長い期間継続して行える」ことがよかったからです。今すぐ何かを変えるというよりは、だんだん変わっていけるもので調べていたんだと思います。

ー新しい環境に飛び込んだら、自然と少しづつ変わっていきますもんね。でも、淡路ラボのインターンシップに挑戦しようと思ったのはなぜですか?

りお:インターンに申し込みをする前の面談で刺激を受けたからです。最初大人の人と話していると思っていたら、自分と同じ年のインターンしている大学生だと知って、とても衝撃を受けました。「自分も負けてられない、挑戦してみよう」と思いました。

ー負けず嫌いなんですね~沖物産のプロジェクト内容ではどのあたりが面白そうだと思いましたか?

りお:「食という切り口から地域のネットワークを作る」というのが面白いと思いました。
元々食品業界に興味があったわけではないんですけど、地域活性化や町おこしなどには興味があって、人をつなげて地域を盛り上げていこうと応募サイトに書いてあって、自分のやりたい地域活性化に通じるものがあると思いましたね。

あわじぐるぐるネットワーク?

ー淡路島に行ってからはどんな活動をしていましたか?

りお:生産者と加工会社と飲食店をつなぐネットワークづくりがプロジェクトのミッションでした。そのため2つのことを行っていました。


1つ目は、生産者を訪ねてどんな作物を育てているのか、どんな魚がいるのかなどをリサーチすること。
2つ目は、SNS運営ですね。淡路島のカフェ紹介用Instagramの運営。飲食店の方にFacebookで作ったあわじぐるぐるネットワークに参加してほしいという呼びかけをしていました。

あわじぐるぐるネットワークとは、
生産者と加工業者、飲食店がそれぞれ、生産や製造、商品開発などに関わる情報を提供しあい、それぞれコラボして新しい商品を開発したり、苦労話や笑い話をする淡路島における食のコミュニティグループです。

ー淡路ぐるぐるネットワークって、なんかわくわくする響きですね!
観光では訪れたことがある場所とおっしゃっていましたが、実際に地域に入り込んだとき、淡路島はどんな場所でしたか?

りお:島のコミュニティのつながりが強い場所だと思いました。どこかに行ってお話していたら、「その人知ってる」と言われることが、数えきれないほどありました。自分が住んでいる都会には、そういうのがほとんど無かったので新鮮で面白かったですね。

ー島ならではの、人のつながりをもろに体感したんですね。現地の活動で一番印象に残っている出来事はなんですか?

りお:初日の出来事ですね。他の2人のインターン生が積極的に交渉している中、私は何も話すことができなくて、自分のふがいなさを感じました。
なんとかあわじぐるぐるネットワークに参加してもらえないか、他のインターン生2人と初めて交渉しに行ったお店が、閉鎖的なところで1番交渉に苦戦したんですよね。
初日の1件目で緊張していたこともあり、自分はなかなか話に参加することができなくて、悔しい思いをしました。
このままじゃまずいと思い、2件目では私がお弁当屋さんに飛び込みで行って交渉してみると、その場で社長に電話していただいて、実際にお会いすることになりました。それはとても嬉しかったですね。経験のないことでも、勇気を出してやってみたら何かしら成果はついてくるんやなと思いましたね。

ー1件目の悔しさをバネに2件目頑張れたのですね。活動を通して、自分の中で変わったことはありますか?

りお:インターンの期間で変わったことは、行動力がついたことですね。
今までは心配性で、何をやるにしてもリスクを考えて行動していました。ですが、今回のプロジェクトで毎日のようにアポなし訪問を続けていると、飛び込んでみれば意外と何とかなると気づき、不安なことを気にするよりも、まず行動してみるようになりました。

また、淡路島で活動する前は人見知りもしていたんですけど、1日に何回もさまざまな世代の人と話すことを毎日やっていると、初めて会う人と話すことにもだんだん抵抗がなくなりました。

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ー1か月で行動力もついて、人見知りも克服したなんて、りおさんどんどん進化していきますね。インターン終了した時点(来年の2月)では、どのようなことができるようになっていたいですか?

りお:自分の伝えたいことを分かりやすく人に伝えられる人になりたいです。聞かれたことに対する答えがすごい遠回りで、自分でも何話してるんやろって思うことが多いんですよ。結論ファーストで話すとか、相手の視点に立ってどんな情報が欲しいのか推測しながら話すことを意識して2月には自然とできるようになっていたら、いいなと思います。

ー2月にインターン終了した後も淡路島に携わりたいですか?

りお:はい。このインターンで生まれたつながりは、2月で終わりではないと思うので、インターンの期間が終了しても、何かしらの形で淡路島に関わっていきたいと思っています。

ー最後にインターンに参加するか迷っている人に伝えたいことがあれば、お願いします。

りお:不安なことを考えてくよくよしていても、行動に移してみないとなにも始まらないと思います。勇気を出して行動してみたら、自分みたいに企業の社長さんとお話しできたり、普段できないような経験がたくさん待ってます。

また、全国に大学生の友達ができたのも、自分にとっては大きな財産だなと感じています。

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初日の1件目で悔しい思いをしたりおさんだからこそ、2件目で勇気を出して自分の殻を破り交渉に成功した。たった1日の間にも、きっかけがあれば人は変わることができる。
そのきっかけは、どこにでも転がっているけど、それを掴む人になれるかは、行動できるかできないかの違い。行動力を手に入れたりおさんは、きっとこれからどこまでも進化しますね。私もりおさんのように、経験の無いことに挑戦する時でも、勇気を出して挑戦していきたいです。

文/こにー(淡路ラボ ストーリーテラー)

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\ 淡路島の、多岐に渡る分野のオモロイ企業が8社大集結! /
「何かしたいけど一歩踏み出せない」
「大学生活、このままでいいのかな」
「学ぶだけでなく、実践の場を探している」
考えるだけで、動かないのはもったいない。まずは、インターンシップについて知ることから始めてみませんか?
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【オンライン開催】
日時:2021年12月4日(土)13:00-17:00
【お申し込み】

【イベント内容】
企業と共に本気で取り組む、淡路島を舞台とした6か月間の実践型インターンシップについて、知って行動できる4時間です。
※長期休み中は現地滞在、学期中はリモートとなります。
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<参加企業のプロジェクト一覧>
①【農業×運動×福祉】の新規事業開発!今までにない農地づくりに挑戦!

https://www.project-index.jp/intern/23419
#地域連携 #農地で運動会!? #起業家の右腕に


② 島初の助産院立ち上げ!地域でつくる多世代の居場所に!

https://www.project-index.jp/intern/23415
#女性起業家 #地域と教育 #男性も大歓迎


③若者が地域課題に挑戦するまちに!淡路島の高校でオリジナルプログラムを届ける!

https://www.project-index.jp/intern/23404
#熱い企業と熱い日々 #街を支える建設業


④ 全員が経営者!?な若手集団の次なる野望。人とつながり、自然とつながる宿をゼロからつくる!

https://www.project-index.jp/intern/23440
#最強アットホーム集団 #バーガー屋さんがお宿


⑤「ありがとう」は奇跡の言葉!? カレーから「ありがとう雇用」を世界中に広める!

https://www.project-index.jp/intern/23447
#淡路島の名物カレー #障がい者雇用への挑戦
⑥ 島のイノベーションの拠点をつくる!未来のシェアハウスを、半年後着工を目指し企画!

https://www.project-index.jp/intern/23411
#コミュニティデザイン #ゼロイチでシェアハウスづくり


⑦ "香り"の観光施設から、地域をリブランディング!「香りのまち」プロジェクト

https://www.project-index.jp/intern/23408
#香りのプロが大集結 #観光業のV字回復に挑戦
⑧ 肉業界に旋風を巻き起こす! 活き活きと働く若手肉職人とその技を発信せよ!

https://www.project-index.jp/intern/23401
#お肉大好きなら天国 #肉業界のパイオニアがここに
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■ オリエンテーション(13:00~)
インターン経験者のプレゼンなど、インターンについて理解を深めるコンテンツを用意!
■ 企業プレゼン(14:00~)
経営者が本気プレゼン!複数ある企業やプロジェクトから、詳しく聞きたいものを決めましょう。
■ 企業別ブース相談会(15:00~)
「泊まる場所は?淡路島ってどんな場所?」など、企業とざっくばらんに話せる機会です。
■個別相談会(16:30~)
企業ともっと詳しくお話ししてみたり、インターンシップへの不安やわからないことを相談したりできます。
※途中参加と途中退出OKです!ぜひお気軽にご参加ください◎
【淡路ラボのインターンシップのおすすめポイント】
◎インターンシップの内容が、とてつもなく濃い!
ただ単に「仕事」を経験するインターンシップとは全く違います。私たち淡路ラボが考えるインターンシップとは、「未来の仕事づくり、人づくり」につながるワクワクするもの。
クラウドファンディング、リノベーションから始まる宿の開業、香りをテーマにした広報・マーケティング、地域を巻き込んだゼロからの新規事業開発、など、今までにないチャレンジングなインターンシップが目白押しです!
◎淡路島という注目の地域で、自然を楽しみながら参加できる!
大阪から約2時間、神戸から約1時間の場所に位置する淡路島。年間約1200万人の観光客が来訪し、国内でも有数の食品自給率が100%を超える、今注目の場所です。海や山などの自然豊かな環境も、都市にはない大きな魅力の一つです。
\\よくある質問に答えるコーナー!//
「4日に参加できません、、涙 別日に説明会は有りますか?」
>>もちろん大丈夫!別途説明会も後日実施!(企業様の参加はございませんが、コーディネーターが全力で各プロジェクトをプレゼンいたします!)
◎説明会日時
・12月9日(木):12時20分~13時
・12月10日(金):19時~20時
・12月11日(土):10時~11時/19時~20時
【インターンについて】
◎過去のインターンの様子はこちら
https://youtu.be/1QrSNVB8-Kw
◎インターン最新情報掲載先
Twitter「#淡路ラボ春のインターン祭り」で検索!
【お問い合わせ先】
淡路ラボ事務局
kogawa@awajilab.jp(担当 古川・札場)


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