淡路ラボインターン1期生体験記 #1 『仕事を楽しむ方法』
活動目的と概要
今回、青森、東京、大阪という別々の場所から集まった女子大学生3人で、半年間活動をしました。淡路島の食を盛り上げていくことを目的に、淡路島の飲食店・生産者・加工会社などをつなぐネットワークをFacebookでつくりあげ、Instagramでは主に観光客に向けて情報を発信しました。
それらのSNSへの掲載、コラボ商品等への発展を目的に現地の農家や飲食店を訪問する中で学んだことを以下にまとめます。
”楽しい”を見せること
先ほどの概要では堅苦しい説明をしましたが、要はインターン活動で行ったのは、私の趣味である”カフェ巡り”を”仕事”として行うということです。
はじめは仕事と趣味は別だと考えていたのですが、今回の活動を楽しむように声をかけ続けてくださったのは、担当の入口さんという方です。好きなことを仕事にしている人はごくわずかですが、誰もつらい場所に集まりたいとも思いません。
今回はネットワークを構築して参加者を増やすことが目的なので、人の目に魅力的に映ることが必要です。魅力的とはいっても、そもそも魅力とは何なのでしょうか。言葉の定義としては、人の気持ちを惹きつけて夢中にさせる力といわれています。今回の活動を通して、人を惹き付けるにはまず”活動者たちが楽しむこと”が何よりも大切であり、楽しむことで魅力的な活動になることを学びました。「何か楽しそうなことを始めているな」、「混ぜてほしいな」と少しでも感じてもらえることを意識しながら活動しました。
”楽しく”あるために
さて、ここまで楽しむことの大切さについてお話してきましたが、カフェ巡りだけが”楽しい”の対象ではありません。同じ”楽しい”でも、観光客が魅力的に感じるポイントと飲食店・生産者・加工会社などが魅力的に感じるポイントは違います。観光客にとっては淡路島での生活が楽しく映ることを目的に、飲食店・生産者・加工会社などにとっては『目指す形』を活動者、参加者全体で共有することが大切であると感じました。ただカフェを巡って終わり、になってしまわないように、ゴールの形や目指す姿を常に意識することで活動に意味が生まれ、さらには周りから共感してもらいやすくもなると思います。私たちは”より多くの人に淡路島の食の魅力を知ってもらうこと”、”私たちが運営側で取り仕切らなくなっても継続・発展し続けるシステムであること”を目標に活動しました。そうすることで、共感されやすくなると同時に、そもそも共感しない人との区別もしやすくなりました。
最後に
人生100年時代と言いますが、やりたいことができるのは後何年でしょうか。
今のうち何事も挑戦してみることが大切ですし、知らなかったことに触れることも大切です。本当にやりたいこと、自分に向いていること、足りないことに気づき、向き合うきっかけになります。目的意識や目指す姿を考えながらも、”自分たちが楽しむこと”を一つの指標にして活動してみても良いのではないのでしょうか。ぜひ私も、地域貢献や社会貢献だけに目を向けず、活動の中で自分が楽しむこと(楽しむことができるポイント)を考えて行こうと思います。
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