406 玉ねぎのスープの香りに包まれて
406. 玉ねぎのスープの香りに包まれて人と会う前、心はいつも静かだ。それは、「今日」という日に「人と会う」ということ以外の決まった予定が入っていないからかもしれない。時間を気にせず、共にそこにある時間を味わえるということが、私にとってはとても幸せで、それは少なからず、相手にとってもいつもとは違う流れの中で自分自身の鼓動や想いに気づくような、そんな時間になっているのではと思う。そうなることを願っている。
日々のセッションも、こんなふうに時間を持っていきたい。目的もなければゴ