見出し画像

鳥をいっぱい見たい人へ

父が「掛川花鳥園へ行きたい」と数か月間ずっと言っているので、ついていくことにした。
掛川花鳥園とは、静岡県掛川市にある鳥がいっぱいいて、花もいっぱいあるという動物好き、植物好きにはたまらないテーマパークだ。

掛川花鳥園に到着したのがちょうど12時。3連休2日目ということもあって(?)広い駐車場がもうすぐ満車になりそうくらい混んでいた。

窓口で入場券を買い、入場口に置いてあるガイドマップもらい、いざ入場。

ガイドマップの表紙は掛川花鳥園のスター、ハシビロコウのふたばちゃんが飾っていた。

入場してすぐに、ガラス張りの部屋の中にふくろうたちがいた。昼だからかみんな眠そうにしていた。
当たり前だが、ふくろうと一口に言っても色んな種類がいるので、みんな大きさや羽の色、お顔が違うなあと思った。ひとつ共通しているのは、羽がもふもふしていて触ったら気持ちがよさそうなことだった。

さっきまでこっち向いてくれてたけどカメラを見た途端プイッとした方もいた。そりゃ毎日カメラ向けられてたらカメラが嫌になる時もあるよね。ごめんよ。

お次に現れたのはペンギン。
手を伸ばしたら触れそうなくらいの近さでペンギンたちがスイスイ泳いでいた。こんなにペンギンの近くに行けていいのでしょうか。動物園に行くと大体人間とペンギンの境界にガラスが張ってあるが、掛川花鳥園は意味を成しているかもわからない木の棒で境界をつくっていた。


ペンギンたちは人間に興味を示さず各々過ごしていて楽しそうだった。

花がいっぱいあるレストランコーナーを抜け、温室内わくわくイベント会場に行くと、ペンギンのお散歩が開催されていた。
スタッフさんと一緒に観客のすぐそばにまで歩いてきてくれるペンギンたちはとても可愛かった。走ると大体転んでしまっているところもキュートだった。

13時からの室内バードショーも鑑賞した。
鳥たちが各々特技を繰り広げていてすごかった。事前情報なしに観てほしいので詳しくは書かないが、めちゃくちゃ楽しいショーだった。(写真は少し載せますが見たくない方はスクロールしてください)
いつか別の時間に開催されているバードショーも観てみたい。

次の部屋に行くと蓮がいっぱい咲いてる大きな水槽があって、インコが野放しになってるという南国みたいな場所になった。
インコのごはんが100円で買えると書いてあったので、買って、インコにりんごをあげた。


人間たちがみんなニコニコしながらインコを眺めていて幸せな空間だった。

ご飯が買えない時間帯は、人間にあまりインコが寄ってこなかったのだが、ごはんを持ってなくても謎にインコを手懐けてるおじさま方がいてすごかった。おじさま方は少しだけ誇らしげだった。わたしは羨望の眼差しでそんなおじさま方とインコを見ていた。

インコは突然集団で飛び始めたり、一斉に鳴き出したりしていた。なんでか知りたい気持ちになった。

鳥にも種類ごとに相性があるみたいで、この部屋にはほぼインコしかいなかったのだが、次の部屋に行くと色んな鳥がいた。

写真は撮り忘れたのだが、他にもハシビロコウのふたばちゃんや、嘴が平べったくて水を飲むのに苦労している鳥がいた。わたしはこの水を飲むのに苦労している鳥が特に可愛いなぁと思った。写真の白い鳥は孔雀らしい。白い孔雀、初めて見た気がする。

外にはエミューやヘビクイワシ、ふくろうなどがいた。多分朝のバードショーでなにかしらショーを披露しているのだと思う。

帰りに父が「お土産買ってあげる」と言ってくれたので一目惚れしたふくろうのぬいぐるみを買ってもらった。とても嬉しい。

とても楽しい1日になってわたしも父も大満足だった。掛川花鳥園、ぜひまた行きたい。今度、近いうちに友達を誘って行こうかな。


〜余談〜
帰り道に寄ったカフェに金木犀のクリームソーダなるものが売っていてドキドキしながら頼んだ。
ソーダ部分からは昔食べたツツジの花の蜜の味がした。懐かしい気持ちになった。
金木犀の花のシロップ漬けが載っていて可愛かった。食べてみたら花の香りが口いっぱいに広がってうれしかった。

この記事が参加している募集

休日フォトアルバム

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?