ディズニー「リメンバー・ミー」の映画評と、フレディと、その他のいろいろな映画について
何を見てもフレディ・マーキュリーに見える病気にかかっている。
今日は金曜ロードショーの「リメンバー・ミー」を見た。(途中から)
それについて述べたい。
※ネタばれに注意してください。
「リメンバー・ミー」
ディズニー作品。「アナ雪」後の、2010年代後半の作品の気がする。
メキシコの死者の祭りをモチーフにした作品。
骸骨(ガイコツ)のようなメイクをしたり、ギターを弾いたり。
骸骨メイクはレディー・ガガさんのテーマ曲「ボーン・ディス・ウェイ」のMVでもおなじみ。最近はハロウィンとかでも。
ビランのベラクルス?(城に住むシンガー)がフレディに見えた。
※3/6追記、デ・ラ・クルスでした。
とくにウェンブリー’86の黄色いあの衣装に似ている。
最後のデュエットのようなシーンは、モンセラート・カバリェに見える始末。
ヘクターなど骸骨たちはみんな、ボヘミアン・ラプソディMVのフレディ(4つの顔バージョン)に見えてしまう。
大きなチーター(?)は象徴的なタイガー。
ディズニー(旧)で骸骨と言えば、まず「シリー・シンフォニー」という1930年代の短編アニメシリーズの、「ガイコツの踊り」を思い起こさせる。
あとは、新ディズニーの提携のティム・バートン監督の「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」のジャックだっけ?名前。彼ら。
前回観た、「チャーリーとチョコレート工場」(ティム・バートン監督)のジョニー・デップ(ウィリー・ウォンカ)も初期フレディに見えてしょうがないし、
最初の症状は、「トップ・ガン」のトム・クルーズ(マーヴェリック)が中間フレディ(短髪ヒゲ無し)に見えてしょうがなかったし、
「千と千尋の神隠し」は、フリック・オブ・ザ・リストとデスオントゥーレッグズとホットスペースといろいろなものが見えた。
「ハウルの動く城」も、もともとのダイアン・ウィン・ジョーンズ女史の原作はクイーンにインスパイアされたような感じがする。特に日本語版の小説の挿絵。
そして、同じくイギリスのハリー・ポッター(J K ローリング女史原作)や、映画「パディントン(・ベア)」、その他いろいろなものが、その影響が見えるような気がする。
ニコラス・ケイジまでフレディに見えてきた。
以前の記事で述べたが、1992年のクリント・イーストウッドの「許されざる者」は、フレディ追悼のような気がするし、
現在執筆中の新旧ディズニーについてや、ティム・バートン、スピルバーグ監督作品など、互いにインスパイされている気もする。
「ヒューゴの不思議な冒険?」という数年前にヒットしたマーティン・スコセッシかリドリー・スコットかの製作かの映画も、監督はクイーンファンで、彼が映画「ボヘミアン・ラプソディ」でも声がかかった(グレアム・キング氏だったか)。
フレディ死後のクイーン最後のアルバムともいわれる「メイドインヘブン」収録のロジャーさんの「ヘヴンズ・フォー・エヴリワン」は、過去の音源にビデオがつけられたが、ジューヌ・ベルヌの「月旅行」を映画化した作品を使っており、それがヒューゴでも使われている。生前最後のクイーン・アルバム「イニュエンド」のジャケットも、なんかそんなイメージ。
アルフレッド・ヒッチコックの「レベッカ」もそう。1940年代の作品で、フレディの生まれる前だが、
死者の亡霊が、今も影響を及ぼすさまを描く。
インフルエンサーだ。
10年前はそこかしこにレディーガガさんの影響が見えた。
日本のCM、シャネルやグッチなどの広告、ショーやテレビや映画。
みんなブロンドのおかっぱだったり、黒レザーのダンス衣装だったり、目元が真っ黒なメイクだったり、奇抜だったり。
生前も、ビートルズやツイギーやデビッドボウイや、いろいろなものがセンセーションを起こしてきた(はず)。
みんながまねした。
リーゼントはエルビスからだろうか、エルビス自身はブラック系からインスパイアされたのだろうか。リトル・リチャード?とか
死後やブームの後に影響する場合もある。
「復活」というやつだ。
偉人、レジェンドとも。
例えば、ベティーちゃん。
ベティ・ブープは1930年代ころのキャラクターで、アニメだったらしい。
それが1980年代ごろに見直された。
(フレディもウェンブリー’86で着ている)
ディズニーだって、何度も復活を繰り返して今に至る。
QUEENも。
勿論名作あってのことだが、いくら名作でも当時人気でも忘れ去られることはある。
時代を超えても求められる理由がそこにはある。
何か普遍的なものを描いている。
人類愛や本当の自由、解放、(自分との)戦いの歴史、偏見、失敗、しがらみetc。
人生の応援歌、背中を押す、友情、尊敬、ありのままでいること。
「人間そのもの」が含まれている。
その人の持つ秘密、神秘を明かしている。
マリリン・モンローのように。
せっかく明かしてくれている秘密を、活かしたいと思っている。
「メイドインヘブン」に「Let Me Live」 という曲もある。
僕を活かして。
そうさせてもらっている。
活かして活かされる。
これをもって映画評を終えたい。
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