竜とそばかすの姫・感想
「竜とそばかすの姫」見ました。
!!注意!!
ネタバレが入ります。
2021年公開です。
細田守監督作品で、話題となりました。
細田さんといえば「時かけ」やサマーウォーズやバケモノの子、おおかみこどもの雨と雪?でしたでしょうか。時かけだけオーストラリアで中国人と台湾人のシェアメイトと見ました。楽しかったです。
新海誠さんとあまり私の中で区別がつきませんが、新海さんは映像美が半端なかったような。そこで見分けるしかありません。「君の名は」「天気の子」「言の葉の庭」を見ました。
さて内容です。
ネタバレ注意!!
いきなり、秘密を言ってしまうと、
この話は、児童虐待の話で、とっても親近感がわきました。
私の母やおばさんが虐待を受けていたし、私は今、放課後学童クラブでボランティアをしています。
最初は、30年前公開の1991年公開の「美女と野獣」のオマージュ。
ベルは今でも少女たちのあこがれの的です。2017年に実写化された時も話題となりました。
次は2001年の千と千尋のハクが竜のようでした。
深夜アニメで放送していた、アニメ版「ドット・ハック(.hack)」の最初のやつを思い出し、懐かしくなりました。あれも20年前くらいです。
オリジンを探ってしまうのが私の悪い癖なので、パクリと言いたいのではありません。
オマージュ、共鳴、シンクロニシティだと思っています。
また、ポイントは歌であり、
今公開のadoさんのワンピース・フィルムREDだとか、ボヘミアン・ラプソディなどのライブ映像のヒットを思い起こさせます。
歌は私も大好きです。
感動します。
言いたいことは、
細田さんやクリエーターの人の「思い」が伝わったかどうか。
この映画の伝えたいことは伝わったのか。
考えました。
この映画の言いたいことは、
見た目至上主義の日本で、思い切って正体を明かし、主張しようということが一つあるのではないか。
よいクレーマーになるということ。
自分だけが耐えればいい、だと、いつか破綻する。
自分が嫌な気持ちになったら、それをきちんとクレームすること。
海外では基本のようです。
日本では陰湿なクレーマーや、モンペ、あおり運転や炎上など、クレームは悪い人のするものというイメージもあります。
私もクレームで適応障害になり仕事を辞めました。
しかし、良いクレームの言い方があると思います。
叱るのと似ていると思います。
日本の苦手な教育は、ディスカッション。
自分の意見は言わず、みんなと一緒に。
本音と建て前。
うまく不満な点を相手に伝えて、さらにいい方向に変えられるといいですが。
私も戦ってみます。
ありがとうございました。
「美女と野獣」に関する参考記事は以下。
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