一票の格差

あくまでも個人的意見ですのでよろしくお願いします。

よく選挙関連で一票の格差が話題になります。
原告団が「違憲だ」と訴えてるんですけどね。
ただ自分が調べ足りないのかもしれないけど、「ではどうするべきか」という意見が原告団側から聞こえてこないんですけどね。どうしたいんですかね?
あと国政選挙では一票の格差騒がれるけど、地方選挙(都道府県議、市町議とか)ではまず一票の格差聞かないんですけども?

「国会議員を減らせ」または「増やすな」という中で一票の格差是正は非常に難しそう。
完全に格差を無くすなら手段としては国政選挙でいうとたぶん
(1)選挙区制廃止で全国区比例制
(2)都道府県、市町の境界線を全面リセットして境界線の引き直し

ということになるんだろうけど、(1)だと人口の少ない県の代表者は不利になりがちだと思うんですよね。
(2)はそもそも国民が反対しそうだけど、人間の移動があって人口増減あるから意味があるのか微妙。しかも消滅する県、市区町がたぶんたくさん出る。

で現行の10増10減(有権者の少ない選挙区は見直しで減らすなどして、有権者の多い選挙区も見直して増やす感じ)とか合区(有権者の少ない2県で1つの区、代表者を1人にする)になるんだけどね。でもこの方法は致命的で、「人口、有権者の少ない地方の声が中央に届きにくい(あるいは軽視・無視されやすい)」ということになってしまう。
一票の格差を意識するあまり地域の様々な格差が拡大してしまう可能性があったりするんですよね。

ではどうすればいいのか?
個人的には「一票の格差を完全に無視」か「格差数値を和らげる(3倍とか5倍とかOKにする)」にした方がいいと思ってます。

まず一票の格差完全無視して、「地方の声を中央に届ける」事を重要視して人口の少ない県から最低2人は国政議員を出す。北海道も支庁ごとに最低1人は国政議員を出す。その上で人口・有権者の多い都道府県の人数決めて、国会議員の上限も決めて考えたらいいと思ってます。一票の格差という考え無視!!(笑)

大体原告団の行動とか裁判所の判決とか見てたら地方軽視してるとしか思えないでしょ。ねえ。
一票の格差なんかいらないです。欧米諸国でもほとんど重要視してませんから。アメリカなんか70倍くらいだった事もあるようだし(Wikipediaで「一票の格差」の「各国における一票の格差」より)、それでいて別にアメリカの政治が極端におかしい事もないだろうし。
うん、だから一票の格差という考え方いらないです。
個人的にはそう思ってます。地方からしっかり議員が出るようにする、これが大事。


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