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今日見た夢の話

昨日はバイトから帰ってきて、気づいたら寝てしまっていた。
寝たのはおそらく0時頃。目が覚めたのは2時だった。
そんな浅い眠りだったから、夢を見たのだと思う。

祖父母宅で地震に遭う夢を見た。
実際には祖父母宅で地震に遭ったことはない。
九州北部は地震が少なく、祖父母が地震を経験したのは一度くらいしかないと言っていた。
それも震度2くらいの話。
そんなことはないと分かっているのに、祖父母宅周辺で大きな地震が起きる夢を見た。
揺れ方から察するに、震度5強か6弱くらいの揺れだったと思う。

夢の中の私はやけに冷静だった。
揺れが大きくなりそうだと察した瞬間に部屋のドアを開けに行き、すぐに頭上を確認して落ちてくるものがないかを確認していた。
揺れがおさまってからはテレビをつけて情報収集、すぐに避難を決めて祖父母を連れて逃げる夢だった。
起きてから思い返して、これはいつもの私の行動だ……と思って苦笑してしまった。
夢の中で避難訓練をしていた気分だ。

夢の中の地震の揺れ方には、どこか既視感があった。
最初はそうでもないのに、突然グラッと揺れてどんどん大きくなっていく地震。
あれと似ているような地震を私が経験したのは一度だけ。
2011年に起きた、東日本大震災だ。
当時小学四年生だった私は、その頃の記憶があまりない。
小学生の頃の記憶自体があまり残っていないのだが、本当にすっぽり抜けてしまっている。
意図的に忘れようとしたのか、と思うくらい覚えていない。
それでも、夢の中の地震であの地震を思い浮かべた。
記憶には残っていないけれど、体験としては覚えているのかもしれない。
だから、地震の揺れ方で思い出したりする。

地震関連の夢を見たのは、高校三年生のとき以来のこと。
あのときも、起きてから夢の内容を覚えていて考え込んでしまった。
地震はなかったのに大きな津波が来る夢で、高校がある街すべてが波に呑まれて、最終的に自分も死ぬ夢だった。
そのときの夢と同じくらい、印象に残る夢だった。

こんな夢を見てしまったら少し気になる。
夢占いを見たら、地震も津波も大体変化に対する警告やストレスを抱えているときに見る夢、みたいなことが書いてある。
高校三年生の冬と大学四年生の今、見た夢。
確かにそうなのかもなあ、と思わなくもない。

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