見出し画像

香りの癒やし

こんにちは。

今日もお越しくださりありがとうございます。

ちょいちょいやらかしては後からとっても悔やむのですが。
ここ数日の間、ワタクシちょいと暴走気味でした。
ついに家族の怒りを買ってしまいちょっと凹んでいます。

…が、反省しつつ気を取り直してまいりたいと思います。

お時間よろしければお付き合いくださいませ。


今日は香り(薫り)についてのお話です。


✴️ アロマデザイナーacoさんのワークショップ

きっかけはaiさんがこちらの記事で紹介しておられたアロマオイル。


▽作者は、笑顔がとっても素敵なアロマデザイナーのacoさん。
瑞々しい感性で「香りのサブスク」なんて斬新なメニューも!


▽今はお忙しくて休止中とのことですが個人セッションも。

その方だけのためのアロマオイル付き。
再開されるといいですね。


なんとなく気になって、acoさんのサイトを訪ねてみたら
画像がいくつか上がっていました。

その風景を見てピン!ときた私は画像元のInstagramを訪ねます。

インスタグラムの投稿をいくつか拝見していたら
直感は確信に変わりました。

あぁ!やっぱり!! 


…同じ、うどん県の方だ!!!

(ストーカーではありません)

さらに、近々開かれるワークショップを見つけて申し込んだら
空きがあり、それはもうトントン拍子にお会いする機会を得ました。

そして、いよいよ昨日。
待ちに待ったワークショップの日。

想像していた通りの、キュートでかわいらしい方でした。

アロマオイルの調香体験と、アロマ缶キャンドルを作ります。


3種類の香りから選べましたが、私は “朧月” にしました。
つけられた名前も、どれもその香りのイメージにピッタリ。

この “朧月” には爽やかな中にも柔らかさや艶やかさを感じます。

源氏物語に登場する朧月夜の君が頭に浮かびました。


acoさんのご説明をお借りしますと、こう。

ぼんやりと霞んだ春の月をイメージした朧月ブレンド。
柔らかく妖艶な、情緒ある香り。

心を深くリラックスさせ、大きな安心感と温もりで包み込んでくれます。

ほんと、このご説明通りの香りでしたよ♪


香りだけでなく、キャンドルについても初めて知ることばかり。

キャンドル(蝋燭)材料といえば石油系パラフィンかミツロウしか
知りませんでしたが、今回の材料は大豆油から作られたワックス。

他にもパーム油やコメ油からできたワックス(蝋)もあるそうです。

植物性ワックスは灯してもススが出にくいのだそうです。

▽ キャンドル作りはこちらで教えていただきました。


✴️ 香りの記憶

もともと、私は子供の頃から香りに敏感だったようです。

一番古いのは2歳頃の香りの記憶。

それは、母親の匂い。

彼女は普段から香水を使っていました。
昭和の時代の流行りだったのかもしれません。

会合や会社の慰安旅行などで夜、家を空けることの多かった母。
残された服やタンスにその匂いの痕跡を探して追い求めた記憶。


年齢が上がってからは四季折々に薫る、お庭の木々との記憶。

共に暮らした犬や猫など生きものに特有のにおい。

フェリーを待つ間の、石油系ガスのにおい。

干したての布団に残ったお陽さまの匂い。

降り始めた雨で濡れたアスファルトの匂い。

冬の日向ぼっこのときの田んぼの土の匂い。

夏の夕暮れ、野焼きする少し煙ったいけどコウバシイにおい。

10代の頃に使っていたシャンプーのトキメク匂い。

春先のモヤと共に上がってくる潮の香り。

外で遊んで帰ってきた子供の、汗臭い頭の匂い。


あげればキリがないほどたくさんの、香りと結びついた記憶。

印象に残る「香りの記憶」、どなたさまにもいくつかは
お有りではないかしら、と思います。


かつてアロマテラピーに興味を持ったことがあります。
たぶん「生活の木」のお店が当地に出店したばかりの頃。

昨年はそういえば次々とご縁があって
ヤングリビングdoTERRAの精油を使う方にも出会いました。


ほかにも、源氏物語にハマっていた頃。

香を薫きしめたり、香を聞くってなんだかいいなぁと思っていて、
香道を習いたいと思ったことも。


もう10年ほども前のことになるでしょうか、
立体視できる3D映画に続き
映画のシーンに連動した香りを作って客席に流せないか
研究開発している方がいるという記事を目にしたことがあります。

実用化されたら、アル・パチーノさん主演の
『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』
を見てみたいなぁと思っていました。


✴️ 香りの心身への影響力


アロマテラピーに代表される通り、
香りもまた様々な癒やしの力を持っています。

フラワーエッセンスとアロマの違いは、
物質的なものを含んでいないか含んでいるかの違いです。

自然界に存在する数々の香りは、天然の化合物によるもの。

化合物ですから、本気を出せば似た香りは人間にも作れます。

最近流行りの洗剤や柔軟剤などに利用されている香料は、
作られたものの代表格。


この人工的な香料が強すぎてたまに息苦しくなることがあります。


天然精油のようにもともと自然界に存在する
複雑で繊細な香りとは、似て非なるものだからかもしれません。

最近は「香害」なんて言葉も耳にするようになりました。

香りの成分というのは鼻腔粘膜からダイレクトに吸収されます。
それだけに心身への影響力も強いということだろうと思います。

天然・人工どちらも、香りは濃すぎると不快なものとなります。

たとえば、強い芳香を放つ大輪の百合カサブランカ。
少し離れたところから鑑賞するくらいがちょうどいい感じ。

いい匂いだからとうっかり鼻を近づけると、
ぅわっ!クサッ!! となりかねません。


✴️ 芳香心理学™️


芳香心理学™️を提唱している医師の方が開発し昨年発売された
ブレンド精油があります。

「六行」と「易」というシリーズ。

これらは6elementsから発売されたセルフケア用アイテムで
とてもパワフルなブレンド精油たち。

一度、香りを聞いてから数時間たっていたのに
ふとした拍子に同じ香りを感じたときは、驚きました。

見えないけれど、香りのエネルギーをまとっている感じ。

中でも「易」のシリーズは香りを感じてからそれぞれの陣形をとって
並べておくだけでエネルギーアップや浄化、プロテクションにも
利用できるという、ちょっと独特の使い方が特徴です。

これらの精油にはフラワーエッセンスは含まれていませんが
セルフケアとしてご興味がある方はお取り寄せも可能です。

アロマテラピーには詳しくありませんし
芳香心理学シリーズも説明会に参加しただけの知識ですが、
よかったらお気軽にご相談くださいね。


✴️ 香りと抗がん剤


20年近く前、東京の国立がん研究センターに行ったときのこと。

外来棟へも病棟へも続くエレベーターの中にあった貼り紙が
今も深く心に残っています。

抗がん剤治療をしている方の中には、その副作用で
そうでない人にとっては心地よく感じるような香りであっても
吐き気を誘うほど不快に感じる場合が多いので、立ち入りの際は
極力匂いを無くすよう協力してくださいといった内容でした。

具体的に挙げられていたのはお弁当のにおいや整髪料のにおい、
生花や洗剤、石けんなどなど、どれも身近なものばかり。

今ほど「香害」の認知度が高くなかった頃です。
私もそこで初めてこんなことがあるのかと知って衝撃でした。

すぐ近くには飲食できる築地場外市場もあったし、
においがあふれる中での治療は、電車に乗るのでさえひどく
辛いことだろうなぁと思って強く印象に残ったのかもしれません。

▽国立がん研究センターHPに最新の情報があります


最近、アロマのような天然精油も、自らが使われる時と場所、
そしてなにより使い手さんを選んでいるのかもしれないと思います。

選ばれしacoさんの生み出す素敵なブレンドオイル、いいですよ。


今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。


#フラワーエッセンス #アロマオイル #キャンドル #癒やし
#自然療法 #香りの記憶 #抗がん剤治療  

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?