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読んだ絵本の記録【2023/2月】

今回一番楽しめたのは
『くまさんのおたすけえんぴつ』だった。

くまさんが魔法のえんぴつで絵を描くと、その絵が助けてくれるというお話なのだけれど、背景に描かれた絵が隠し絵の様になっていて、意外な物が隠されている。

それを見つけた時の驚きと感動が、息子と読んでいて癖になる面白さだった。

とても芸術的な作品で何度も読み返したくなるアート作品だった。

『まんじゅうじいさん』

こんなまんじゅうは、出来れば食べたくないが、言っていることは理にかなっているので何とも言えない。

ラストのネコの気持ちが少し切なくて、思わず笑ってしまうお話だった。

『こうえんのかみさま』

公園の神様ってもっと偉大な感じがしていたけど、意外に小さくてお茶目な感じが好感が持てた。
こんな公園の神様と仲良くなれたら、友達が沢山出来るに違いない。
可愛らしいメルヘンチックなお話だった。

『つんつくせんせいどうぶつえんへいく』

動物達の心優しい感じが伝わってくるお話。
つんつく先生を懲らしめたいけど、いつも褒められているパンダだけは、乗り気になれない。
みんな、良さを認めて欲しいだけ。

『100万回いきたねこ』

今期のドラマで登場していたから、気になって借りてみた。
なんだか微妙なお話。
いくら大事にされても、愛されても、自分が愛する相手じゃなければ悲しくならない、このネコは寂しい心を持ったネコだと思った。
出来れば100万回も生きたくはないな。

読む人によって色々な解釈が出来る絵本だと思った。

『ペンギンのたまごにいちゃん』

やっぱりお母さんは大事で、お母さんを助けるためなら、タマゴの殻なんて力一杯破ってしまう子どもペンギンが逞しかった。

息子もこんな風に育って欲しい。大事なものを守る為なら、不安や恐怖などどこかへ飛んでいってしまうものだよね。

『まけるのもだいじだよ』

小さな子どもと遊ぶ時、負けてあげる必要があるのは、痛いほど感じる。
それ程、子どもは負けることが悔しいのだろう。それとも、勝つと嬉しいからだろうか。

時として大人でも負けてあげる必要性がある方もいらっしゃるが、、、。

負けるが勝ち、そんなことわざが思い浮かぶお話だった。

『うまれてくれてありがとう』

何度でも息子に伝えたい言葉。何度でも読んであげたいけれど、息子はもう大きくなってしまって、他へ興味が移ってしまった。
沢山読んであげたかったけれど、その機会がなくて残念。


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