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どうやら息子は嘔吐恐怖症のようだ

幼稚園バザーも終わってようやくゆっくり出来ると思った矢先、焼き芋パーティー後に息子が嘔吐したと幼稚園から連絡が来た。

10月に入って2回目の嘔吐だ。

焼き芋が美味しくてお代わりして、その後におにぎりを食べて吐いてしまったらしい。

仕事が終わって急いでお迎えに行くと、至って元気な様子だった。

帰ってからも、ビスコ食べてお煎餅食べて、ふりかけご飯食べて、と食欲モリモリある。

イモの食べ過ぎか、、、そう思って翌日も元気だから幼稚園へ行かせた。

すると、帰ってから再び先生から連絡があり、給食の時間に気持ち悪くなってしまうかもとパニックになり号泣していたらしい。

夜になって息子は、明日、お休みしたいと言ってきた。

きっと昼食時間がトラウマになってしまったのだろう。

家にいる時は、食欲もあり、吐き気も無い。

病院へ行っても、特に身体に異常はない感じ。

どうやら心理的な原因が大きい様だ。

調べてみると、嘔吐恐怖症という症状に悩んでいる子どもたちが他にもいる事が分かった。

それ程、人前で嘔吐するという行為は心に深い傷を負わせる。

ましてや息子は、恐怖心も強めな繊細さん。

これは、何か対策を取らないと幼稚園へ行く事自体を拒否されてしまう。

元々少食&偏食で、体調が悪い時には分かりやすく食欲が落ちるので、食事は体調のバロメーターとなっている。

しかし、幼稚園では何故かお弁当をキレイに食べることを良しとされていて、先生がそれをチェックする。

食欲がなければ食べない事を尊重されていれば、我慢して無理して食べたりしないので、お弁当を残して帰って来る時もあるだろう。

その幼稚園の先生の教えによって、息子はお弁当を残して来たことはない。

それこそが不自然極まりない事で、我慢して食べさせている感が否めないし、体調を尊重されていない気がする。

皆がキレイに食べているから、自分も食べなければならない、先生がキレイに食べてね、と言うから我慢して食べなければならない、そんなプレッシャーに息子は、押しつぶされてしまったのだろう。

不安や恐怖を感じた息子が取れる手段は、幼稚園へ行かないという選択だけだろう。

しかし、親や先生はその状態や不安を解消する対策を考えて行動に移すことが出来る。

これまでも息子の恐怖心を和らげる為に、ありとあらゆる提案や手段を講じてきた。

こんな甘やかす様な事をしていたら、ますます弱くなってしまうのではないかと疑心暗鬼になることもあるが、繊細さんを強くしようなんて試みても、残念ながら強くはならない。

大人になっても怖がりは治らないし、不安は消えない。

より快適な状態に自分の身を置くしかそれらから開放される術はないのだ。

親は子どもの為なら何でもするのだ。

と、言うわけで幼稚園には症状が落ち着くまで、個別対応してもらえるようにお願いしてみた。

快く快諾して下さって本当に有り難い。

子どもの声に耳を傾け、それに対処して、頑張れる事だけ頑張らせる。

それで良し。








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