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一緒に好きを共有する時間【2023/8月に読んだ絵本】

車に乗りたがらない息子をチャリに乗せて、8月の暑い日差しの中、図書館へと向かった。

図書館へ行った帰りは、ヤオコーで珍しいお惣菜やお気に入りのカラフルドーナッツを買って帰るのが楽しみとなった。

8月後半に借りた絵本

「どっとこどうぶつえん」

息子が選んだ絵本だが、ただ動物の形が描かれている絵本を何故面白いと思ったのか不思議だった。何の動物か当てるのが楽しいらしい。

「たぬきがのったらへんしんでんしゃ」

私が選んだ絵本で息子も読んでいて気に入ったみたいだ。様々な物に変身する電車の描写が素敵だ。たまに自分以外の者に憧れてしまうけれど、なってみたら自分が一番落ち着くってゆうお話。

「ぼくのしっぽは?」

読んだ後に、息子がビニールテープを出せとせがむので、何事かと思ったら、尻尾を作りたかったらしい。それ位魅力的な尻尾が沢山出てきて、それらの尻尾がどんな役割を果たしているのかが良く理解できた。人間に何故尻尾が無いのかって?きっと必要無いからだよね~。

「よるのやおやさん」

これもお気に入り。野菜キライな息子でも野菜が美味しく食べられそうなメニューが描かれている。

「あいうえおかしなどうぶつえん」

この手の言葉遊びの絵本の「る」の動物は必ずルリカケスが出てくるねぇ。でも、ルリカケスって見たことないよね。

「おうさまのたからもの」

私が気になって借りてきたが、息子にはあまり響かなかった様だ。
何でも手に入れられる王様の宝物は何なのか?大人になると王様の気持ちが分かるなぁ。


8月前半に借りた絵本

「かえるのつなひき」

息子が気に入って何回か読んだ絵本。綱引きの極意が描かれている。

「カールはなにをしているの?」

ミミズのカールは友達に問いかけられた。「どうしてそんな事しているの?」毎日土を掘っているカールを不思議に思ったのだろう。
カールは、答えが分からず旅に出る。
出会った動物達に、「どうしてそんな事しているの?」皆の行動の理由を聞きながら、自分は何のために土を掘っているのか、その答えを見つけていく。ミミズって気持ち悪いだけの生き物と思って生きてきたが、この絵本で「ミミズ、有り難う」という気持ちになった。

「しきぶとんさん、かけぶとんさん、まくらさん」

もう読んだ瞬間、この世界観に引き込まれていく。こうやって自分が毎日使っている物に語らきかけ感謝して過ごしていけると良いなぁと思った。物には気持ちは無いけれど、魂はあるような気がする。大切にすることで感謝の気持が、語りかけることで楽しさが生まれるよなぁ。

「みんなおなじ、でもみんなちがう」

ページを進めながら、その通り!と言いたくなる絵本。


もう息子は、読み聞かせなくても自分でページを捲りながら、どんどん読んでいく。

私はその後に感想を聞くようにしている。

息子の好きな絵本と私の好きが重なると、やはり嬉しいものだ。

一緒に好きを共有していく。

絵本は読み聞かせる物から、もう一段階別の意味を持つものへと変化しつつある。


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