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Avinton中途エンジニアキャリア紹介「英語力を活かして最新技術を習得したインフラエンジニアのキャリアパス」

こんにちは!
Avintonジャパンです。
本日もAvintonエンジニアのユニークなキャリアについて紹介します。
今回はこちら、会計士から英語教師、インフラエンジニアになったAvintonメンバーへインタビュー!


インタビュー当時中途入社2年目
M・Iさん
ポジション:インフラエンジニア、DevOpsエンジニア
担当PJ:通信キャリア向けモバイルコア導入・構築・検証プロジェクト


1.まずは簡単に自己紹介をお願いします。

私は「外国に住みたい」という強い思いから、米国へ長期語学留学に行きました。英語が好きで、この留学を通じて現地で会計士のキャリアに興味を持ち、経営学と会計学を学びました。米国での実務経験を積む中で、ルーティンワークに対する疑念や将来の不安が募り、2020年2月に日本へ帰国しました。
帰国後、英語教師として新たなキャリアをスタートさせ、これまで培った英語力を活かしながら新しい道に進むことができました。

2.そこからなぜIT企業へ転職しようと思ったのですか?

英語教師として働く中で、将来のキャリアを見据えて他のスキルも活かせる職業を探し始めました。コロナウイルス感染症の影響で週末に外出できなかったため、高校時代に流行していたホームページ作成を思い出し、独学でウェブサイト作成に取り組みました。これがITに興味を持つきっかけとなりました。
ウェブサイト開発経験を通じてITの基礎に触れた後、インフラ技術にも興味が広がり、独学でCCNA資格を取得しました。この努力の結果、ネットワークエンジニアとして移動体通信事業者の無線ネットワーク最適化チームに参加することができました。英語が共通言語で、メンバーのほとんどが外国人という非常に刺激的な環境で、インフラエンジニアとしてのキャリアを本格的にスタートさせることができました。

3.ありがとうございます。
異なる業界を渡り歩く中で、それぞれの経験がどのように役立ったと感じていますか?

私のキャリアパスは、会計士、英語教師、そしてインフラエンジニアと、互いに関連性の薄い職種を経てきました。異なる業界に転職する際に、これまでの経験が無駄になるのではないかと感じることもありましたが、実際にはそれらの経験が現在の自分を形成しています。
語学留学では、未知の環境に飛び込み、新しいことを学ぶ勇気と忍耐力を得ました。会計士として働く中で、細部に気づく力や数字に対する苦手意識を克服する力を養いました。英語教師としての経験は、コミュニケーションスキルと教える力を身につける機会となりました。これらのスキルは、インフラエンジニアとしての現在の仕事において非常に役立っています。
さらに、20代後半に複数回の転職を経験したことで、多様なスキルと視点を持つことができました。この多様な経験が、自分の努力を認めてくれる企業に出会う手助けとなり、現在の活躍の場を見つけることにつながりました。異なる業界で得た知識とスキルは、それぞれが自分の成長に貢献し、現在のキャリアにおいて非常に貴重な資産となっています。

4. Avinton に入社してからどのようなことを学ばれましたか?

中途採用でAvintonに入社した後、本社のプラットフォームチームに加わり、入社初日からメンターのサポートを受けながらAvintonアカデミーでの学習をスタートしました。ここでは、インフラの基礎から始まり、Docker、Kubernetes、インフラ仮想化技術など幅広い技術を学びました。
※実務に限りなく近い環境で成長できる!弊社独自カリキュラムAvintonアカデミーはこちら
4月入社の同期メンバーは、新卒の情報学部出身者が多く、その若さと知識に圧倒され、不安や焦りを感じることもありました。
しかし、Avintonアカデミーでは、各分野ごとの学習プランや教材が整備されており、それに沿って体系的に学ぶことができました。このように、学習の道筋が明確に示されているため、安心して学習に専念することができました。
※希望のキャリアを実現します。安心の教育体制
さらに、定期的なチェックインを行う先輩エンジニアのサポートや、質問に対する迅速な対応も大いに助けになりました。この環境のおかげで、技術的なスキルだけでなく、問題解決能力やチームでの協働の重要性についても学ぶことができました。結果として、これまでの経験を活かしつつ、新しい技術への理解を深めることができました。
※Avintonアカデミーインフラトレーニングの様子はこちらから

参照:Avinton Academy Kubernetes・プラットフォームエンジニア研修より

5.アカデミーは分野ごとに学習プランや教材が用意されていたとのことですが、具体的にはどのようなことをされたんですか?

Avintonに入社してから、最初の課題はLinuxの習得でした。これは、インフラエンジニアの必須スキルーサーバー管理において不可欠なスキルです。知識の暗記は書籍を利用し、その後、自分のラップトップに立ち上げた仮想マシン(VM)でUbuntuをインストールし、基礎コマンドを実践的に学びました。Avintonでは全社員がLPIC-1を取得することが義務付けられており、私は若手に負けないという競争心から、LPIC-1だけでなくLPIC-2もわずか二か月で取得することができました。
※Avintonが全社的に資格取得をサポートしているLinux技術者認定資格LPICに関してはこちら
学習をしていく中で、留学経験で培った英語力が非常に役立ちました。英語の習得も現地での実践的な会話を通じて学んだように、Linuxの習得もコマンドを実際に入力して学ぶことが重要でした。この経験を通じて、書籍だけでの学習では不十分であり、実際の操作を通じて知識を定着させることの重要性を再確認しました。暗記した知識も、実際に使わなければ忘れてしまうものです。
このように、実際に手を動かして学ぶことの重要性を再認識し、自分のラップトップを使った学習を繰り返すことで、確実にスキルを身につけていきました。

6. Linux学習後はどんなことをされたんですか?

Linuxの基礎をしっかり身につけた後、次に取り組んだのはDockerやKubernetesといったコンテナ技術の学習でした。サーバー操作の初歩的な知識を得た段階では、CPUやメモリーの基本的な概念も曖昧でしたので、これらの技術を理解するのはとても難しかったです。

7. 確かにコンテナ技術の理解は大変ですよね。学習をするうえで何か工夫はされましたか?

理解を深めるために、アカデミーで提供されるコンテンツ以外にも、YouTubeで現役のDevOpsエンジニアの動画を見て学びました。また、わからないことが出てきたらすぐに調べ、自分なりに書き出して整理するという学習スタイルを貫きました。これにより、段々と理解を進めることができました。

8. アカデミー以外にもご自身で学習されていたんですね。アカデミーでは具体的には何をされたんですか?

アカデミーでは、VM上でコンテナやクラスターを構築する実践的な作業に取り組みました。エラーに直面した際には、自力で原因を特定するのに一週間以上かかることもありましたが、その都度メンターや仲間の助けを借りながら、一歩一歩理解を深めていきました。

9. Avintonアカデミーでの研修後はどんなプロジェクトに配属されたんですか?

三か月の研修期間を終えた後、移動体通信事業者のお客様プロジェクトに配属されました。ここでは、運用、保守、SREを担当する部署に所属し、マイクロサービスで管理されるアプリケーションのサポートエンジニアとして活動しています。

10. アカデミーで学んだ内容は実務に活きましたか?

はい、アカデミーで習得したDockerやKubernetesの知識は、実務で非常に役立っています。24時間体制で信頼性の高いアプリケーションを提供するために、障害対応や監視運用環境の自動化・改善に取り組む際に、これらの技術をフル活用しています。

11. 今のプロジェクトのやりがいを教えてください。

多様なチームと協力しながら問題解決に取り組み、CI/CD環境でより良いサービスを提供する過程で、毎日新しい学びと発見があります。定型業務にはない変化と挑戦が、この仕事の魅力です。新たな知識を吸収し続ける環境に身を置くことで、常に成長を感じられる点に大きなやりがいを感じています。

※CI/CD環境とは
ソフトウェア開発プロセスを自動化し、コードの変更を迅速かつ効率的にリリースするための環境です。

12.ご自身の経験を踏まえて未経験からエンジニアになりたい人へアドバイスをお願いします!

日本ではIT業界の人材不足が深刻化しており、経験がない方や情報工学を専攻していない方でも、比較的容易に業界に参入できる環境が整っています。日本で駆け出しエンジニアとしてのキャリアをスタートさせ、その後世界で活躍することも十分に可能です。インターネットには多岐にわたる学習教材が揃っており、自己学習が始めやすく、また英語力も活かせるので、英語力に自信のある方には、チャンスが多くとても魅力的な業界です。

開発は魅力的であり憧れる部分も多いですが、インフラの分野も同様に重要であり、高い需要があります。未経験の方でも、資格取得などを通じて比較的簡単にキャリアをスタートすることができます。興味がある方は、ぜひIT業界やインフラの世界に飛び込んでみてください。

ここまでご覧いただきありがとうございました!
以上が会計士から英語教師、インフラエンジニアになったAvintonメンバーのキャリアインタビューです。
いかがでしたでしょうか?

Avintonには、このように教育プログラムやキャリアサポート制度等、未経験分野でもチャレンジできる環境が揃っています。ご自身のキャリアについて改めて考えたい方、新しい分野にチャレンジしたい方等、キャリアについてのお悩みやご相談がありましたら、是非当社のカジュアル面談にご参加ください!
履歴書も転職意欲も不要、IT企業の採用担当とフランクにお話しできる場ですので、是非ご活用ください!!

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