筋トレとは身体づくり

最近、筋トレ(筋力トレーニング)を始めようとしている方が増えています。
今一度「筋トレとは」の部分を、誰にでも理解できるように簡単に説明したいと思います。

先にお伝えしておきますが、今回とても説明が多く教材のような文章になってしまいました。それでも良い方のみ、ご覧ください。

１．年々高まる理想的な身体づくりの意識

今や筋トレは、理想的な身体をつくるために多くの人が生活の中に取り入れています。

筋トレの理由は人それぞれ。

・長く健康でいたいから
・弱い身体、弱い自分を変えたいから
・スポーツをするために、体幹を鍛えたいから

筋トレをするということは、すなわち自分の身体と向き合うことになります。
自分自身の身体と向き合うことは、コンプレックスと向き合ったり、生き方を変化させる大きな要因となるのです。

２．長く健康でいるために

現在、日本の平均寿命は男性で81歳程度、女性で87歳程度です。
平均寿命とは、人が生まれてから一生を終えるまでの余命の平均値です。

ところで、一般的な寿命とはまた違う意味の寿命があります。ご存知ですか？

それは健康寿命というものです。
その名の通り、人が自立して元気に生活することが出来る期間を健康寿命といいます。

健康寿命の方はというと、男性で72歳程度、女性で75歳程度になります。

平均寿命と健康寿命とで約10年間のギャップがありますね。
つまり、多くの人は人生の最後の約10年間を、健康的に不自由な状態で過ごすのです。

10年間というのは、非常に長い期間だと言えます。
また、その間不自由な生活を送るということは、本人だけではなく、家族や身近な人を巻き込んで、精神的・身体的に大きな負担をかけることになります。

こういった考えが広まり、「健康寿命を延ばしたい」と、近年では若いうちから身体を健康に保つ努力をしている人が急増しています。
運動習慣者(1回30 分以上の運動を週2回以上実施し、1年以上継続している人)の割合も、ここ５年間で５％ほども増加しています。

その中でも、筋トレを運動の手段として活用する方も少なくありません。
筋トレは、健康的な暮らしを維持するという面で非常に注目されてきています。

３．筋トレは目的ではなく手段

筋トレとは何か。
ズバリ「骨格筋の出力・持久力の維持向上や筋肥大を目的とした運動の総称」です。筋肉のパワーや持久力の向上を目的とした運動は、すべて筋トレです。

筋肉は、人のあらゆる日常活動のエンジンとして働いています。
つまり、筋肉量が低下すると、運動能力が低下したり、日常生活中の運動量が減少するということです。
また、それによって循環機能も減退し生活習慣病に繋がります。怖いですね。
私たちの意識していないところでも細胞や器官を動かすために筋肉は働いているんですよ。

筋肉をトレーニングして鍛えるということは、身体そのものを強くすることです。

健康的な身体づくりという目的のために、筋力トレーニングは必須の手段なわけですね。

まとめ

１．年々高まる理想的な身体づくりの意識
２．長く健康でいるために
３．筋トレは目的ではなく手段

以上について、筋トレの意義をまとめてみました。

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