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ゴルフという変なスポーツのお話。

いつもお読み頂いている皆様、有難うございます。
今回はゴルフ好きの方々のブーイングを受ける覚悟で書いてみようと思います。決してゴルフ好きな皆様を悪く思ったり、悪く言うつもりはございません。あくまで私の思い出話なのでご容赦くださいませ。

 ゴルフとの出会いは不動産営業を始めた時に遡ります。
当時、クラブのセットを社長から頂き、打ちっぱなしでガンガン打ち込み、そこそこ真っ直ぐに飛ばす事が出来るようになり、練習場の中に設定されているグリーンに立っている小さなヤード表示板を狙って打ち込んでいました。

最初、プロの方に教えてもらっていたので、自分で思うように飛ばす事が出来るようになると、次は奥のネットに当てるのが目標になってくるのでした。

そして、次は道具の性能を求めるようになり、低い弾道でシュルシュルと飛んで行き、最後ホップするような弾道を目指す変わった営業マンゴルファーだったのです。 ほとんどの方はドライバーで飛ばす練習から始められるのですが、私の場合はウッドの弾道がおでんに入っているコンニャクのとんがったところの角度のように飛んで行き、最後にポトっと落ちるのが好きではなくて、クラブをデカいタラコのフルセットを買い、それだけをひたすら打ち込んでいました。いわゆるロングアイアンお化けです(笑。 もう、そこで間違っているのですがツッコミ無しです!。

通常でウッドの一番ドライバーで男性平均で250ヤード前後のところ、タラコの1番で300ヤードを叩き出すという楽しい事を覚えてしまい、ウッドの1,2,3番はバッグに刺さっているだけのただの”重石”に成り果てていました。
そして、バッグにタラコのロングアイアンのフルセットが追加で無理矢理押し込まれることになっていました。
この時点でバッグを担ぐことが重労働(笑

そして、運命のコース初陣。

、、ボロボロの最下位。

一緒に行っていた社長さん方に盛大に爆笑され、面白すぎの栄誉を讃えられ、景品のゴルフボールセットを渡されるのでした。

一打目ティーアップをロングアイアンでビビるくらいの飛距離を見せつけ、二打目フェアウエイでスプーンやクリーク(ウッドの2番、3番)ではなく伝家の宝刀のタラコ ロングアイア〜ん! と、ドラえもん張りの掛け声と共に”バシューっ!”と打ち込んでいたので最初は社長さん方は少しビビりが入ったらしいのです。まるでプロゴルファー猿!
そして、「えっ?〇〇さんに教えてもらってるの?」と言うことで急激に火をつけることになるのです。なぜか?それは勿論、

握っているからなのです!。(えーと、このお話はフィクションです!)
ラスベガス方式で結構お高めな賞金(笑  私以外、皆、真剣。

なぜ、最下位だったのか。はい、ゴルフやってる方だとすぐにお分かりになるのでは無いでしょうか。 パットが絶望的に下手。
打ちっぱなし練習場ではパットを練習することはありません(キリッ。

ゴルフって球を打って飛ばすのが楽しい遊びだと言ってましたよねー
社長、、 しゃちょ〜って表現の方が合ってるw。

 その後、国内外の色々なコースに連れて行かれる様になり、ますますコミックゴルファーとしての才能を発揮していくのでした。
海外ではキャディさんに「Ohoo〜」と言わせ、茶店で一番高い栄養ドリンクを奢らされ、「シャッチョさーん」と言わせる面白さを覚え、楽しんでいた一面もあります。

会社的には接待ゴルフのメンバーに大抜擢され、常に連れて行かれる存在になり、ブービーや、メーカー(最下位、最下位の一つ上)を連発するのが社命。 仕事で稼いでゴルフで負けるという変則的な”頼母子講”(笑

有名なクラブに沢山行きましたが(連れて行かれました、、だな)、
一番印象に残っているのは静岡伊東の川奈ゴルフクラブでした。フラットで落ち着いた雰囲気に感動しました。宮崎のシーガイヤと同じフラットコースなのですが、何とも、しっとりとした感じというか、多分湿度が違うからなのでしょうね。
また、マレーシアのコースも良く整備されていたので印象に残っています。
確かPGAの指定コースでもあったと思います。

 ある難しいコースに出た時に、とある社長がラフに打ち込んでしまい、探してたのですが、見つからないはずのボールが何故かフェアウエイに球を出してくるという怪現象。手の5番というやつです。投げてやがった。それを見てしまった時に急激に熱が覚めました。
いやいや、、金かかってるでしょ(フィクションですって!)
これでもうゴルフは面白くない、、と、思った瞬間でした。

そしてもう一つ決め手になったのが、送り迎えの辛さ。
行く時は早朝なのでそうでも無いけれど、帰りは夕日、西日をまともに受けながら渋滞を帰って来る運転の辛さに疲れ果てました。大いびきで寝てるヨッパなオッサン共をミラーで見ながら虚しく運転をするのです。

今はもう、スポンジのようなスカスカ筋肉になってしまったので二度とゴルフをする事はないでしょう。
でも、まぁ、楽しい思い出でした。

趣味の悪い原色のウエア〜 ナイショッ!
キャディさんを口説くなぁ〜〜 ファぁ〜〜〜〜!

ゴルフの話でした。

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