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花粉症との決別「舌下免疫療法」をはじめてみる

30年くらい「花粉症」とお付き合いしてきましたが、そろそろお別れします。笑

普段、ほとんど薬を飲みません。気合と根性の自然治癒派です。病気なんて寝りゃ治るでしょ!という古い考え方の人間なんです。。。笑

スギ花粉を全力で受け入れる

だから、花粉症もアレルギーだから拒絶するんじゃなくて全身で受け入れたら仲間になるはず!と花粉症時期はマスクもせず全開で花粉を受け入れてきました。(花粉症如何にかかわらず、コロナのせいでマスクしなくちゃダメそうですが。。。マスク嫌い。)

ということで薬も飲まず、過ごしてきました。

でも、ひょんなことから「舌下免疫療法」なるものがあることを知りました。どうやら微量の花粉を継続的に摂取することで免疫力をつける療法のようです。

これって僕がやっている気合療法と一緒じゃないか!全身全霊でスギ花粉を受け入れる!ということで、1年くらいかけて調査をしたうえで、舌下免疫療法を開始しました。

舌下免疫療法、開始!

まずはスギ花粉のアレルギーが強いのかを血液検査でチェック。この関門を超えないと舌下免疫療法はスタートできないようです。

そして、舌下免疫療法をはじめたら「3年間毎日一錠」服用しなければいけません。(なぜか、お医者さんに「覚悟はできてますか?」と言われました。。。3年ともなると挫折する人も多いんでしょうね。)

お医者さん曰く、舌下免疫療法はここ数年で確立したものなので3年後にどのくらい効果が継続するかは未知数のようです。

早い人だと半年くらいで効果が出てくるそうです。なので、今から始めるとちょうど次の花粉症シーズンには効果が実感できそうです。(追記:半年後に圧倒的に実感できるくらい効果ありました。でも、最近出た統計だと効果が出る確率は「60%」くらいだそうです。2022年3月22日)

アレルギー検査
血液検査の結果

血液検査をしたところ、ちゃんと?スギ花粉のアレルギー反応がでました。「スギ:3」なのでそこまではひどくない模様。(最大値「6」)でも、治療を受けるには十分な数値でした。

舌下免疫療法をはじめるにあたり

「舌下免疫療法、はじめました!」とつぶやいたところ、舌下免疫療法を検討している人、結構いますね。なので、はじめるにあたり気になったポイントをまとめておきます。

■副作用
一番気になるポイントですね。
アレルギーの元となる微量の「スギ花粉」を継続的に体内に入れるので拒絶反応が出ることがあるようです。軽症なら「のどのかゆみ」や薬をのせる舌の下に「口内炎」ができる程度。(今のところ、僕は無症状=その後、2年の間でも気になる症状は出ていません。2022年3月22日)

ひどい場合は、「アナフィラキシーショック」になるそうです。

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なので、こんなカードを渡されました。(写真は裏面)
ドナーカード?みたいな感じですね。表面には何かあったときのために「担当医」と「搬送先病院」が記載されています。

稀なケースなのかもしれませんが何かあった時のためには、ちゃんとした病院と連携できていると安心ですね。

■病院選び ~薬の処方を考慮して
舌下免疫療法の薬は「30日分」しか処方できません。なので、3年間毎月1回通院して処方箋をもらう必要があります。そうなると通いやすい「場所」にある病院がオススメです。

「自宅」か「職場」の近くが良さそうですね。(3年間なので何とも言えませんが、在宅ワークが当たり前になると自宅の近くがよいですかね?)

僕はいろいろと考えて「職場」から歩いて行ける病院にしました。
通いやすいという点もあるのですが、「副作用」のところにも書きましたが何かあった時のため提携病院という観点も総合して。

※ちなみに職場近くのクリニックが「虎ノ門病院」の分院なので何かあった時の搬送先は「虎ノ門病院」です

グーグル先生に「花粉症 舌下免疫療法」で検索したらいろんな病院がヒットします。是非、調べて良さそうな病院を選んでください。といったものの、病院選びって本当に難しいですよね。日本もドイツみたいに「かかりつけ医」が普及するとよいですね。

経過を見ながら継続レポートします

ということで、はじめたばかりなので「はじめる編」でした。
経過観察しながら、気になることがあったらまたレポートします!

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