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子どもが初めて作ったお弁当

「何を作っても文句言われるから、何も作りたくなくなる。」そういうお母さんの気持ち、僕はわかるよ。僕だって、何をしても怒られてばかりだもん。「お母さんは僕と一緒だね。」と笑顔で言う。心がつぶされそうになりながらも私も笑顔で「そうだね。」と返す。明日、息子はでかける予定にしているようで、でかけた先でお腹がすいたら食べるのだそうだ。思い通りにいかないからと他人のせいにして、愚痴る。それは未熟な子どもと同じ。毎日笑顔でいられたらと思いつつ、それも毎朝からすでに叶っていないのだが、それでも毎日子どものいいところを3つ見つけては伝え続ける。これは2年前に子どもが不登校になってから始めたことだ。

森田直樹さんが書いた『不登校は1日3分の働きかけで99%解決する』これを実行して3ヶ月、確かに変化が見られた。コロナで学校に行けなくなってからというもの、息子達はそのまま不登校になった。私は仕事、子どもたちは家。平日は数時間しか一緒に過ごせない中、誰も勉強を見ることができない中、彼らは時間と体力をもてあまし、喧嘩して家が壊れていく。そんな中、長期休暇中に訪れていた牧場から、コロナで学校へ行けない子を格安で預かるという連絡がきた。家から片道2時間の場所へ彼らは旅だっていった。その後、彼らは3ヶ月の間、毎日動物たちの世話をしながらの生活をしたのを思い出す。

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優しい気持ちで目覚める、幸せな日々をおくるために。

主に育児、珍道中日記です。因果があると感じたら、読んでみて下さい。どこかに希望のかけらを見つけられることを祈っています。

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