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薪ストーブはよかったな・・・

数ある著名人は寒い地方出身の人が多い。なぜか、それは火を見ていたからなのだそうな。火を見るということが人間の脳の発達(記憶力というより知恵の分野だと思われるが)を促進させるらしいが、都会に出たら火をみることが少なくなり鈍ってしまって落ちぶれるという結末がまた多いのだとか。今は人の手に渡ってしまった我が家でも、薪ストーブを導入した。家の中で薪ストーブは冬の主役となりうる。散歩に行く度に小枝を拾い集める。


薪代はバカにならないため、国有林であったとしても、伐採されて放置されているものに関しては拾うのは自由だと管理者から了解を得て地道に拾い集める日々。庭に積み上げられた木々をチェーンソーで切り続ける。次男がまだ歩けない頃、おんぶ紐で背負ながら切ったものだ。今考えると危ないことをしていたと思う、無事で何よりである。斜面の木を車に積み込むため、次男と一旦座らせたら、、、あらららコロンコロンと転がり落ちてしまう。それはまるで、おむすびコロリンのようだった。と言っている場合ではなく、実際はとても焦った。妊娠中、薪割り作業がとてもいい運動になるらしい。ある助産院では妊婦の薪割り作業を推奨して実践させているところがあるらしいが、現代人は産む体力や、力む力自体が足りなくて帝王切開に至ることも多いようなので、それもわかる。私も実際妊娠中は毎日スクワット50回を3セットしていたものだ。畑仕事にも取り組んだ。四つん這いで草取りをし、クワを使って土起こしをするのだが、毎日汗びっしょりになって帰宅していたのを思い出す。それでもまだまだ運動が足りないと言われたものだが、助産院で出産するという覚悟だけではうまくいかない。しっかりした体作りがあって実現されるのだと痛感した記憶が蘇る。火を扱うようになって飛躍的に進化した人間の歴史を振り返っても、火を見つめるということを大切にしていきたい。子どもの頃は仏壇に火を灯し、母が毎日お経をあげていたのを思い出す。ろうそくに火を灯し、祈りの時間を持つ、料理にガスコンロを用いる、お線香をたく、生活の中の灯火を消さないようにしていきたいものである。

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優しい気持ちで目覚める、幸せな日々をおくるために。

主に育児、珍道中日記です。因果があると感じたら、読んでみて下さい。どこかに希望のかけらを見つけられることを祈っています。

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