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バシャバシャにキーボードをたたきたくなった

わたしは今、職場近くのインターネットカフェのブースでこの文章を入力している。 6年前に離婚し、自分の物だけを持って引っ越した結果、わたしはパソコンのキーボードをたたく機会がなくなった。 それはもう、本当に掛け値なくだ。 わたしが初めてキーボードをたたいたのは、父のおさがりのワープロをもらった小4のときだ。 ローマ字ではなく、かな字入力だったけれど、楽しくて毎日文章を打ち込んで遊んでいた。 少し後、小学校で、担任の先生のワープロをいじらせてもらったときに 「ローマ字はわかるん

    • 痛くない乳がん検診を受けた

      このほど「無痛MRI乳がん検診」を受けてきたので、体験を記しておきたい。 お年頃の女性、そのパートナーの男性やご家族の方にも参考になれば幸いである。 【注】 note作成者はASD(自閉スペクトラム症)です。 本人の特性として、 「自分が知っていることは相手も知っている」ように考えてしまい、説明が不十分であることが多々あります。 また、医学的な説明については責任が持てないため、あえて主観を中心に書いたつもりでおります。 以下の拙文をお読み頂いて、乳がん検診に興味を持ってく

      • 障害者って言われたくはない

        テレビでも、新聞記事でも、ネットでも、発達障害という文字を見たら反応して視聴してしまう。 なので、どんな媒体だったか忘れたのだが 「発達に偏りがあっても、それで生活に困難が生じていない人もいる。凸凹を持っていることで日常に支障があることが、発達【障害】なのだ」という文言を聞いた。 たしかにそうだ。 例えば、身体的に健常であるわたしは、例えば視覚に不自由のある人をお手伝いすることができる。同じ電車から降りて、白杖を持ってホームで何か困っている様子の人がいれば、迷わず声を

        • 東京パラリンピックの日、たまたま感じたバリアフリー

          東京パラリンピック2020開会式の日。 それと何か縁があったのかどうか、わたしは生まれて初めてフィジカル的に車椅子ユーザーの方のお手伝いをした。 わたしの勤務先の飲食店に、初めて車椅子のお客様が来店したのだ。 以前に勤務していた別の飲食店には、入り口に車椅子用のスロープがあった。そのため、恐らく事前に調べた上で来店する車椅子ユーザーの方が、たまにいた。 記憶の限り、必ず介助者が一緒であったので、店員がお手伝いすることは特になかった。車椅子が入れるように、テーブル席の椅子をど

        バシャバシャにキーボードをたたきたくなった

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