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【ピアノ日記】アレクサンダーテクニークのレッスン3回目、美しいピアニッシモ

三回目のアレクサンダーテクニークのレッスンでした。今日は、チェアワークの後(こちらについてはまた別途)、美しいピアニッシモを出すためのワークを色々教えていただきました。
今の私の悩みは、ピアニッシモで弾こうと思うと手がふわふわして音抜けしてしまったり、イマイチ加減が分からず魅力的な音色が出せないということ。
プロの演奏を聴いていると、弱い音でもどこか芯があって、ただの弱々しい音ではない。どうやったらそういう音が出せるんだろう? 絶対に何かコツがあるはずだ、と前々から思っていたんです…。
そこで今日教えていただいたのは、文章で説明するのは難しいけど、腕の内側の脱力であったり、弾く時に鍵盤に芯を通す感覚。先生も、すぐにはできるようにならないとおっしゃっていたので、長い目で探求していきたいですが、いつかは必ず身に付けたいものです。私がピアノという楽器の持つ表現で一番好きなのは、繊細さ・音のきれいさなので…✨

それにしても。たまたま先生との相性がいいのかもしれないけど、アレクサンダー習って本当によかった。演奏が前より楽しめる。習う前は苦しかった。
私も子供の頃は、何も考えず、楽しく演奏していたんだけどなあ…(遠い目)。成長して、頭で考えるようになって、楽典や音楽史の知識が多少身についたのはよかったけど、なんか子供の頃の演奏を純粋に楽しめる感覚は、いつの間にか薄くなってしまったな。そもそも曲が難しいというのもあるけど。
10代の頃は、モーツァルトやベートーヴェン初期ソナタを楽しんで演奏していたけど、再開した今では「古典派はアラが目立って怖いもの」、という思い込み(いや、実際そうなんだが)から、楽しむ以前に一瞬身構えてしまうし…。

ピカソは子供の絵を目指していたそうだけど、本当に子供の天真爛漫な感覚は最強ですね。と、最後はレッスンとは関係ないオチで終了。

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