おーたむ

4歳〜大学生まで習っていたピアノを、ブランクを経て再開し、再び楽しんでいるアラフィフさんです。このnoteには、日々のピアノの練習や本番についての気付きを記しています。 時々、旅行や美術館などピアノ以外のことについても書きます。

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4歳〜大学生まで習っていたピアノを、ブランクを経て再開し、再び楽しんでいるアラフィフさんです。このnoteには、日々のピアノの練習や本番についての気付きを記しています。 時々、旅行や美術館などピアノ以外のことについても書きます。

最近の記事

【ピアノ日記】2024年10月の小品「夕べに」(シューマン)

11月になってしまった。 自分の中で恒例にしている、月に一曲小品を練習する試み。10月はシューマンの幻想小曲集より「夕べに」を練習しました。 しかし先月は忙しくてこちらがあまり練習できず、あまりのできてなさに自分に甘く一ヶ月スキップしようかと思ったぐらい😂 というのも、10月中に発表会が2回もあったのです。そのうち2回目はin沖縄。沖縄在住の友人が、嬉しいことに発表会を企画してくれたのです。当然後ろに旅行をくっつけて、遊んで帰りましたともっ。 1回目の東京と沖縄とで少しずつ

    • 【ピアノ日記】色んな音色♪イリヤ・イーティン ピアノリサイタル

      もう先週の話になってしまったが、スーパームーンだったある晩、上野の東京文化会館で行われた、イリヤ・イーティンピアノリサイタルに行ってきた。 前半が、ドビュッシー「月の光」(単体)、同じくドビュッシー「前奏曲第2巻」。後半が、ショパン「24の前奏曲」というプログラム。 月の光は自分でも弾いたことがあるので、どこにどういう工夫をされているかよく分かってとても面白い。同時に出す音でも、ものすごく色んな音色を使い分けているみたい。同じ楽器から出ているとは思えない多彩さ。うーん、す

      • 【ピアノ日記】2024年9月の小品/夢(ドビュッシー)

        今年の6月から続けている、月に一曲、小品を練習してレパートリーを増やそうという試み。なんだかだんだん慣れてきて、以前よりサクサク譜読みができるようになってきたので、9月はほぼ週に一曲ぐらいのペースで新しい曲を取り入れました(もちろん易しめの曲限定で)。 大人になって再開してから、子供の時に比べて譜読みが遅くなったと感じてションボリしていたけど、そもそも曲の絶対量が足りなかったのかも。少ない曲を時間をかけてやっていたので、それはそれで深く身についてよかったのですが。 今月はド

        • 【ピアノ日記】ちょこまかと、ことあるごとに力を抜く

          秋の発表会シーズンがやって参りましたね〜。今度発表する曲で、練習していて最近気付いたことがあるので、メモしようと思います。 よく練習しているはずなのに、なんだかんだでチョイチョイ音を外してミスタッチになってしまう箇所の原因を考えていて、次の結論に至りました。 「ミスタッチの原因は、手に力が入っていること(脱力できていない)」 、、、って、何を今さら! 脱力脱力って、そんなもんさんざん今までにも聞いてきた話だわ〜い! と思われるかもしれません。 私も、脱力が大事なことは

          【ピアノ日記】2024年8月に練習した小品

          ひぇ〜。今月は全然noteを書かなかったな。書きたいネタはちょこちょこあったのに。書きたいと思った時にすぐ書かないと、忘れちゃいますね。 というわけで、今日は8月の最後の日。6月から続けている、普段練習している曲に加えて、小品を月に一曲それなりに仕上げようという私的試みを、今月も無事に遂行しました。 今月練習したのは、超有名曲の、ショパンのノクターンOp.9-2。これはたしか8〜9年ぐらい前、ピアノを再開してすぐの頃に、一度レッスンで習ったことがある。でも終わった後全然練

          【ピアノ日記】2024年8月に練習した小品

          【ピアノ日記】2024年7月小品:チャイコフスキー『四季』より「2月 謝肉祭」

          ある日突然思い付いた考え。普段練習している曲以外にも、1ヶ月に一曲ずつ自主的に小品をさらうというのはどうかな? 単純計算で一年に12曲、レパートリーが余分に増えるよ、というもの。ひとまず6月に一曲目をやってみた。 そして引き続き7月も、新しい曲をやってみた。チャイコフスキーの『四季』より、「2月 謝肉祭」です。 この曲も昔からすごく好きで、いつか時間ができたら練習しようと思っていたけど、いつか、、と思っていると、いつかは永遠に来ないのよね。時間は無理やり作るものだ、そうなの

          【ピアノ日記】2024年7月小品:チャイコフスキー『四季』より「2月 謝肉祭」

          【ピアノ日記】ヤマハのグレードを受けようかな…?(小声)

          私は今なんとなく、ヤマハのグレードを受けてみようかな…という気持ちになっている。 6級までは学生の時に取ったので、受けるなら5級である。しかし5級と言えば、ヤマハの講師にもなれるという難関資格。学生時代の先生が、6級までは簡単だけど5級からは突然難しくなると血相を変えて言っていたのを思い出す。 けど、ネット上の募集要項を見てみると、自由曲の例として挙げられているのはバッハのフランス組曲やドビュッシーのアラベスクなど、そこまで難しい曲じゃないのよね…。 初見課題もぱっと見では

          【ピアノ日記】ヤマハのグレードを受けようかな…?(小声)

          【ピアノ日記】ゆっくり練はピアニストの特権!

          いつまでもデフォルトのニコちゃんマークというのも張り合いがないので、プロフィール写真を設定してみた。ちょっとはそれらしくなったかしら。。 現在、ベートーヴェン告別の三楽章を練習しているのだが、えっちらおっちらやっているせいか、全然進まない。 そもそも細かい音符がたくさんで、テンポも速いので、なかなか弾けるようにならない。 ↓ここの部分なんて、見て! こんなに細かくコードを変えちゃって、、、こんなん聞いてる人だって絶対聞き分けられんわ!! (注:テンポが速いのです) こ

          【ピアノ日記】ゆっくり練はピアニストの特権!

          【ピアノ日記】結局はやはり体の使い方と思った次第…

          先日、ほぼ内輪の仲間たちの発表会がありました。とっても弾きやすいスタインウェイのフルコンで、びっくりするくらい柔らかい素敵な音が出て、楽器の良さは七難隠すとつくづく思ったよ。。このいい楽器でも隠しきれない難こそが、本物の難よのぅ💧 今回準備期間が短かったので、モーツァルトのきらきら星変奏曲を弾いたのだが、モーツァルトは本当に侮れない。子供でも弾く曲、だから簡単、ってことは決してないのよね😂 こういう曲をコンクールの課題曲にすれば、一発で実力が丸分かりだから審査もしやすいだろ

          【ピアノ日記】結局はやはり体の使い方と思った次第…

          【ピアノ日記】1ヶ月小品チャレンジ⭐︎2024年6月・チャイコフスキー『四季』より「1月 炉ばたで」

          前回の投稿で、バッハの三声を練習していると書いたのだが、たまたま練習したのがランキング表(by西野先生)によると割と簡単な曲だったためか、意外にも早く譜読みができたと感じた。 こんなにすぐに三声が弾けるようになったなら(音楽的かどうかは別として!)、今まで後回しにしてきた小品たちも、思ったより少ない労力でイケるんじゃないか?! 私は普段練習しているのがアンサンブルやソロの一年ぐらいかけて準備する大曲が多くて、もっと小品も弾いていきたいのに…、というのが常日頃からのジレンマだ

          【ピアノ日記】1ヶ月小品チャレンジ⭐︎2024年6月・チャイコフスキー『四季』より「1月 炉ばたで」

          【ピアノ日記】バッハの曲をハープシコードモードで弾いてみる♪

          最近思うところあって、バッハの三声をやり直すことにしました。やり直すと言っても、高校生の頃に習ったきり弾いていないので、何も覚えちゃいません。新規も同然です。 しかし改めて聞くと、いい曲だらけですね〜。ちょっとしたサロンコンサートなど、人前で弾くレパートリーにもできそうですよね♪ ところで我が家のピアノはヤマハのサイレントピアノでして、普段は主に消音機能を使って練習しているのですが、ふと思いついてバッハ三声を内蔵のハープシコードモードで弾いてみたところ… めちゃ感じが出る😭

          【ピアノ日記】バッハの曲をハープシコードモードで弾いてみる♪

          【ピアノ日記】自分とシンクロ率高い作曲家(吉川隆弘さんのリサイタルを聴いて)

          6月10日の月曜日、武蔵野市民文化会館に、ピアニスト吉川隆弘さんのリサイタルを聴きに行きました♪ こんなプログラム。前半がベートーヴェンのソナタで、後半が小品集。前半は、ベートーヴェンが現代に生きていたらまさにこんな感じかも?! と思わせる、アク強演奏で、髪型も稲垣吾郎さんのような長めの前髪を揺らして弾くのがなんだかベートーヴェン感があり、とてもよかった! そして打って変わって後半は、ショパンの小品やラヴェルなど、軽めでおしゃれ系の選曲。なんですがこれがまた、ショパンなの

          【ピアノ日記】自分とシンクロ率高い作曲家(吉川隆弘さんのリサイタルを聴いて)

          【ピアノ日記】素敵な転調に出会うと嬉しい

          現在私は、ベートーヴェンのピアノソナタ第26番「告別」を絶賛練習中であります。今ようやく三楽章の展開部まで来ました〜。 そこで出会った素敵な転調✨ 98小節あたりから、ロ長調→ト長調に転調していきます。 初めて譜読みで弾いてみた時、予想外な展開をしながら進んで行くコードに、目が(耳が?)「おぉぉっ? こ、これは…?✨」となりました。 以来ここを弾くといつも、なんだかふわっと体が浮くような不思議な感覚がします。アラジンがじゅうたんに乗って空を飛ぶのってこんな感じ、と思ってしまい

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          【ピアノ日記】フジコ・ヘミングさんのドキュメンタリーを見て

          昨夜NHKで、先月亡くなったフジコ・ヘミングさんのドキュメンタリーをやっていたので、何の気無しに見始めた。 その番組で初めて知ったのだが、もし逝去されなかったら、フジコさんは今頃海外ツアーの予定だったらしい。しかもリストのピアノ協奏曲を弾くはずだったとのこと。ものすごいバイタリティだし、本当にピアノが好きだったんだろうなぁと、頭が下がる思い。 見始めたら止まらなくなってそのまま最後まで見続けたけど、亡くなる1ヶ月ほど前にフジコさんが病院のピアノを弾いたという場面で、胸がいっ

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          【ピアノ日記】重い腰を上げ、ショパンのエチュードを…

          ショパンのエチュードに取り組むのをずーっとサボっていた私。なぜかって? そりゃ決まってます、難しいからですよっ! しかしピアノ学習者たる者、ここを避けては通れない。というよりまぁ本音は、「ショパンのエチュードがレパートリーだったらカッコいいなあ〜」かな。 というわけで、今このやる気のあるうちに着手しようと、数年越しでおサボりしていた重い腰を、ついに上げた。 一応、エオリアンハープ、革命、別れの曲など、有名どころは過去にレッスンで見てもらっていたので(エオリアンハープ以外は終わ

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          【ピアノ日記】譜読みの方法を変えることにした

          最近ピアノの練習がいつになく楽しくて嬉しい。ここ数年、誰からも頼まれていないにも関わらず、意味もなく追い立てられるように練習していた私が、こんな気持ちになれるとは。 でもって、もっとたくさん憧れの曲を弾いて楽しみたいな〜と思ったのだけど、そこに立ちはだかるのが、譜読み面倒くさい問題。譜読みって、面倒くさいですよね…。 大人になってからピアノを再開して、何がびっくりしたかって、脳と指先のリンクがいつのまにかぶっちぎれていた件も衝撃だったけど、何と言っても譜読みが劇的に遅くな

          【ピアノ日記】譜読みの方法を変えることにした