おーたむ

ピアノ再開組40代女性。 4歳〜大学生まで習っていたピアノを、長いブランクを経て再開し…

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ピアノ再開組40代女性。 4歳〜大学生まで習っていたピアノを、長いブランクを経て再開し、再び楽しんでいます。アレクサンダー・テクニークのレッスンを受け始めたことをきっかけに、ピアノ日記をしたためていこうと思います。

最近の記事

【ピアノ日記】譜読みの方法を変えることにした

最近ピアノの練習がいつになく楽しくて嬉しい。ここ数年、誰からも頼まれていないにも関わらず、意味もなく追い立てられるように練習していた私が、こんな気持ちになれるとは。 でもって、もっとたくさん憧れの曲を弾いて楽しみたいな〜と思ったのだけど、そこに立ちはだかるのが、譜読み面倒くさい問題。譜読みって、面倒くさいですよね…。 大人になってからピアノを再開して、何がびっくりしたかって、脳と指先のリンクがいつのまにかぶっちぎれていた件も衝撃だったけど、何と言っても譜読みが劇的に遅くな

    • 【美術館訪問記】マティス 自由なフォルム@国立新美術館

      (↑写真は自宅にあった絵葉書です) 今日はピアノの話ではなく… 少し前になりますが、3月下旬のある日、国立新美術館で開催されているマティス展を見に行きました。展示は絵だけではなく、マティスが設計したヴァンス礼拝堂の内部がなんと24時間の日照付きで(!)再現されていたり、マティスのデザインしたバレエ衣裳もあったりなど、充実した内容でした。 なんだけど、途中に「何これ、笑」と思ってしまう面白い絵が数点あり、足が止まってしまいました🤣 「大きい顔」とか、「日本の仮面」というタイト

      • 【ピアノ日記】四十肩からの学び(激痛😭)

        今日は、昨年から患っている四十肩とピアノについて書こうと思います。四十肩になったきっかけは、去年の夏にヨガのポーズを無理してとったことで、なんか違和感あるけどそのうち治るだろ〜、と楽観的に思っていると、秋頃からじわじわと腕が上がらなくなり、痛みのピークは年末年始、2月頃からようやくだいぶ痛みが取れ、現在ただの腕が上がらない人状態に移行。 ちなみにこの度初めて知ったのですが、四十肩と五十肩の違いは、症状によるものではなく、発症した年代、ただそれだけだそうです😅 というわけで、

        • 【普通の日記】やる/やらないのバロメーター

          ピアノとは関係なく、最近考えたことについて。と言っても、これもピアノの練習がきっかけで考えたことなんですが…。 練習に限らず何でも、何か行動する時に、やるorやらない、ということで悩む時がある。行くor行かない、とか。 そういう時に、どう行動するのが正解かという私なりのバロメーターを見つけた。「○○しなければ」「○○しなきゃ」という言葉とともにその行動が思い浮かんだ時は、原則やらない。 つまり、語尾=「しなきゃ」系の言葉とともに浮かんだ考えは、よくよく考えると実はやらな

        【ピアノ日記】譜読みの方法を変えることにした

          【ピアノ日記】そんなに苦しくなかった今回の発表

          先日、昨年から一年かけて取り組んでいた曲の発表が終わりました。アンサンブルの曲で、単体の曲としても難しいのに、さらに相手を聞きながら演奏するという高いハードルがあったため練習期間中は何度もめげそうになりましたが、本番の出来はともかく、いつもに比べるとびっくりするくらい苦しくなく(!)本番までの日々を過ごすことができました。 それもこれも、以前noteにも書きましたが、年末年始に、 (Before)「こんな辛い気持ちでやるなら楽器弾いてても全然楽しくない! もうこんなことは

          【ピアノ日記】そんなに苦しくなかった今回の発表

          【ピアノ日記】練習の最初にするルーティーン・覚え書き

          今日は、最近の練習初めのルーティーンを、個人的な備忘録として書いてみようと思います。というのも自分的には、このルーティーンをやって体をニュートラルに戻すことは、演奏するにあたってとても重要だし必要なことのような気がしているので、忘れたくないのです。 あくまでも現時点でのもので、またやっていくうちにアップデートするとは思うけど、分からなくなったり忘れたりしたらいつでもここに戻ってくればいいというような、超私的なメモです^^ それは…。ブラームスの練習曲やハノンなど技術的には難

          【ピアノ日記】練習の最初にするルーティーン・覚え書き

          【ピアノ日記】年末年始に訪れた心境の変化(2024新年編)

          前回の投稿で、2023年末に訪れたピアノに関する心境の変化について書いたが、年明けてさらにまたその心境がトランスフォームしたwので、書いてみます。 年末にようやく、自分で自分に高い理想を要求してピアノを楽しめなくなっていたことに気付き、憑き物が落ちたようにさっぱりとして、お正月期間は楽しいと思える範囲での練習しかしなかった私。この時点での私にとっての楽しい練習とは、頭を使わずにできるハノンやブラームス練習曲でゆっくり一音一音、力の抜けたいい音を出せるかやってみる地味な練習(

          【ピアノ日記】年末年始に訪れた心境の変化(2024新年編)

          【ピアノ日記】年末年始に訪れた心境の変化(2023年末編)

          2023年は、ピアノとの向き合い方について無意識下で少しずつ心境の変化があったのだけど、年末に一気にそれが顕在化して爆発したので、それについて書いてみます…。 まず一昨年の2022年末に、自分としてはものすーごくチャレンジだった、フォーレのピアノ四重奏の演奏をして、一年間練習が大変だったけど、得る物も大きかったのです。 このNoteもその時の演奏を成功させたくて、練習の気付きの記録として始めたわけだし、技術面・心理面で自分の持つ様々な課題を克服したくて途中からアレクサンダー

          【ピアノ日記】年末年始に訪れた心境の変化(2023年末編)

          【ピアノ日記】本番で謎の間違いをする理由の考察(身も蓋もない理由😅)

          今日は、これってあるあるだと思うのですが、なぜか本番で謎の間違いをしてしまう理由を、自分なりに考察したいと思います😂 本番での謎の間違いは何種類かあると思うのですが、よくあるのは暗譜を忘れる、指が固まって回らない、指が震える、予想外のところでミスタッチする、などでしょうか。 このうち暗譜については、私の場合最近は最初から楽譜を見て弾くと決めることも多いです(精神衛生上よろしいようで…)。 指が固まって回らないのは以前はよくあったのですが、アレクサンダー・テクニークのレッスン

          【ピアノ日記】本番で謎の間違いをする理由の考察(身も蓋もない理由😅)

          【ピアノ日記】本番前に試した練習その2

          昨秋に行った地方での発表が終わってからもうだいぶ経っているけど、まだまだひっぱる本番前ネタ(今年中に書き終わることを自分の中での目標としよう…💧)。 本番前に試した練習もう一つ。この練習は、今回だけではなくこれまでも時々やっていたものですが、やっぱりやると効果があるな~と再認識しました。 それは、朝一番に寝ぼけ眼でいきなり曲を通すというもの。朝なので関節の動きも悪く(歳だ…)、頭も働いていない。 発表の時って、「えっ」と思うぐらい指が思うように動いてくれなかったりするけ

          【ピアノ日記】本番前に試した練習その2

          【ピアノ日記】本番当日の過ごし方をリサーチした

          前回投稿した、地方でピアノの発表をしたことに関連して。その時、当日にほとんど練習できないまま本番を迎えるという、あまりこれまでに経験のないシチュエーションだったので、当日はどういう風に過ごしたらいいかなと色々考えた。 そもそもプロの人って、演奏当日はどんな感じなんだろ? 以前、室内楽をやった時に、弦の先生のおっしゃっていたことなんだけど、プロの人は例えば弦楽四重奏を演奏する時など、たとえリハーサルの時間がきちんと取られていても、要所要所を確認するだけで、4人で全楽章を通した

          【ピアノ日記】本番当日の過ごし方をリサーチした

          【ピアノ日記】本番前に試した練習のこと

          少し前に、自分にとって大切な本番が終了しました。規模も小さいし、奏者=観客でほぼ内輪だけど、昔からの知り合いばかりのアットホームな会で、ここではいい演奏がしたいと思い、時間をかけて準備してきたもの。私は発表の機会としては弦の人とのアンサンブルが多いので、ピアノ独奏が久しぶりというのもあり(←久々のソロは緊張する~っ!)、超難しい曲というわけではなかったけれども、結構気合いを入れて練習しました。 今回の本番に向けて色々と試行錯誤したので、練習内容や気付きを備忘録的に少しずつ記

          【ピアノ日記】本番前に試した練習のこと

          【ピアノ日記】変奏曲の利用法(?)とモーツァルトへの思い入れ

          10月上旬、紀尾井ホールにピアニスト三浦謙司さんのリサイタルを聞きに行った。バラエティに富んだプログラムで、緻密さとダイナミックさ、色んな魅力を味わえて大満足、やっぱりピアノはいいなと思い、じ~んとしながら帰りました。 最近私は、プロもしくはピアノの先生という立場の方の演奏でも、「え? え?! えぇえ~?!?!」な感じの演奏を聞く機会がたまにあり(まあお客さんもほぼ内輪のようである)、プロと言っても色々だなと思った次第なのだが、紀尾井ホールを、知り合い以外の観客で埋められるよ

          【ピアノ日記】変奏曲の利用法(?)とモーツァルトへの思い入れ

          【ピアノ日記】気付いたこと=鎖骨の周辺

          先日、愛好家の弾き合い会で。可能なら鍵盤が見える下手側の席に座りたかったが、その時は場所がなくて上手側に座った。グランドピアノと蓋の間に演奏者のお顔が見える状態。 なかなか新鮮だなあ~。指が見えると指ばっかり見てしまうけど、弾いている表情が見えるこの位置も楽しい。真剣な人の姿は、その人がどんなレベルであれ感動する。 そして、男性は首が詰まった服装が多いけど、女性は割とデコルテの開いた服を着ているので、気付けたことがある。 それは、音が固く聞こえる時は、たいてい演奏者の鎖

          【ピアノ日記】気付いたこと=鎖骨の周辺

          【ピアノ日記】最近はまっている練習方法その2

          またまた、最近はまっている練習についてのメモ。 ハノンなどの指慣らしが終わって、練習の最初に毎回、とある練習曲を必ず一回は弾いてみています。 その練習曲とは、普段レッスンを受けている先生からお勧めされた練習曲集、「安川加壽子が選んだ色とりどりの練習曲」の10番目に入っている、モシュコフスキ―『20の小練習曲』より「両手の動き」というタイトルのついた曲。 びっしりと両手の反進行の16分音符が並ぶ、見た瞬間「うっ」となる譜づらの曲です。ちょうど今ベートーヴェンのクロイツェル

          【ピアノ日記】最近はまっている練習方法その2

          【ピアノ日記】最近はまっている練習の仕方

          最近はまっている練習の仕方、、というほど大した内容ではないのだが、色々試行錯誤した中で結構自分に合っているように思うので、メモしておきます。 それは、30分ごとにタイマーをかけて、30分が来たら絶対に5分程度の休憩を入れるというもの。私は飽きっぽいし集中力もないのだが、たまに新しい曲の譜読みをしたりしていると、気がつくと一時間以上経っていることがある。まとめて一気にやれて、脳的には充実感あるのだけど、肉体的にはなんだか腰も痛く、指も疲れてしまい、あんまりよろしくない。 ア

          【ピアノ日記】最近はまっている練習の仕方