おーたむ

4歳〜大学生まで習っていたピアノを、ブランクを経て再開し、再び楽しんでいます。このno…

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4歳〜大学生まで習っていたピアノを、ブランクを経て再開し、再び楽しんでいます。このnoteには、日々のピアノの練習や本番についての気付きを記しています。 時々、旅行や美術館などピアノ以外のことについても書きます。

最近の記事

【ピアノ日記】ゆっくり練はピアニストの特権!

いつまでもデフォルトのニコちゃんマークというのも張り合いがないので、プロフィール写真を設定してみた。ちょっとはそれらしくなったかしら。。 現在、ベートーヴェン告別の三楽章を練習しているのだが、えっちらおっちらやっているせいか、全然進まない。 そもそも細かい音符がたくさんで、テンポも速いので、なかなか弾けるようにならない。 ↓ここの部分なんて、見て! こんなに細かくコードを変えちゃって、、、こんなん聞いてる人だって絶対聞き分けられんわ!! (注:テンポが速いのです) こ

    • 【ピアノ日記】結局はやはり体の使い方と思った次第…

      先日、ほぼ内輪の仲間たちの発表会がありました。とっても弾きやすいスタインウェイのフルコンで、びっくりするくらい柔らかい素敵な音が出て、楽器の良さは七難隠すとつくづく思ったよ。。このいい楽器でも隠しきれない難こそが、本物の難よのぅ💧 今回準備期間が短かったので、モーツァルトのきらきら星変奏曲を弾いたのだが、モーツァルトは本当に侮れない。子供でも弾く曲、だから簡単、ってことは決してないのよね😂 こういう曲をコンクールの課題曲にすれば、一発で実力が丸分かりだから審査もしやすいだろ

      • 【ピアノ日記】1ヶ月小品チャレンジ⭐︎2024年6月・チャイコフスキー『四季』より「1月 炉ばたにて」

        前回の投稿で、バッハの三声を練習していると書いたのだが、たまたま練習したのがランキング表(by西野先生)によると割と簡単な曲だったためか、意外にも早く譜読みができたと感じた。 こんなにすぐに三声が弾けるようになったなら(音楽的かどうかは別として!)、今まで後回しにしてきた小品たちも、思ったより少ない労力でイケるんじゃないか?! 私は普段練習しているのがアンサンブルやソロの一年ぐらいかけて準備する大曲が多くて、もっと小品も弾いていきたいのに…、というのが常日頃からのジレンマだ

        • 【ピアノ日記】バッハの曲をハープシコードモードで弾いてみる♪

          最近思うところあって、バッハの三声をやり直すことにしました。やり直すと言っても、高校生の頃に習ったきり弾いていないので、何も覚えちゃいません。新規も同然です。 しかし改めて聞くと、いい曲だらけですね〜。ちょっとしたサロンコンサートなど、人前で弾くレパートリーにもできそうですよね♪ ところで我が家のピアノはヤマハのサイレントピアノでして、普段は主に消音機能を使って練習しているのですが、ふと思いついてバッハ三声を内蔵のハープシコードモードで弾いてみたところ… めちゃ感じが出る😭

        【ピアノ日記】ゆっくり練はピアニストの特権!

        • 【ピアノ日記】結局はやはり体の使い方と思った次第…

        • 【ピアノ日記】1ヶ月小品チャレンジ⭐︎2024年6月・チャイコフスキー『四季』より「1月 炉ばたにて」

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          【ピアノ日記】自分とシンクロ率高い作曲家(吉川隆弘さんのリサイタルを聴いて)

          6月10日の月曜日、武蔵野市民文化会館に、ピアニスト吉川隆弘さんのリサイタルを聴きに行きました♪ こんなプログラム。前半がベートーヴェンのソナタで、後半が小品集。前半は、ベートーヴェンが現代に生きていたらまさにこんな感じかも?! と思わせる、アク強演奏で、髪型も稲垣吾郎さんのような長めの前髪を揺らして弾くのがなんだかベートーヴェン感があり、とてもよかった! そして打って変わって後半は、ショパンの小品やラヴェルなど、軽めでおしゃれ系の選曲。なんですがこれがまた、ショパンなの

          【ピアノ日記】自分とシンクロ率高い作曲家(吉川隆弘さんのリサイタルを聴いて)

          【ピアノ日記】素敵な転調に出会うと嬉しい

          現在私は、ベートーヴェンのピアノソナタ第26番「告別」を絶賛練習中であります。今ようやく三楽章の展開部まで来ました〜。 そこで出会った素敵な転調✨ 98小節あたりから、ロ長調→ト長調に転調していきます。 初めて譜読みで弾いてみた時、予想外な展開をしながら進んで行くコードに、目が(耳が?)「おぉぉっ? こ、これは…?✨」となりました。 以来ここを弾くといつも、なんだかふわっと体が浮くような不思議な感覚がします。アラジンがじゅうたんに乗って空を飛ぶのってこんな感じ、と思ってしまい

          【ピアノ日記】素敵な転調に出会うと嬉しい

          【ピアノ日記】フジコ・ヘミングさんのドキュメンタリーを見て

          昨夜NHKで、先月亡くなったフジコ・ヘミングさんのドキュメンタリーをやっていたので、何の気無しに見始めた。 その番組で初めて知ったのだが、もし逝去されなかったら、フジコさんは今頃海外ツアーの予定だったらしい。しかもリストのピアノ協奏曲を弾くはずだったとのこと。ものすごいバイタリティだし、本当にピアノが好きだったんだろうなぁと、頭が下がる思い。 見始めたら止まらなくなってそのまま最後まで見続けたけど、亡くなる1ヶ月ほど前にフジコさんが病院のピアノを弾いたという場面で、胸がいっ

          【ピアノ日記】フジコ・ヘミングさんのドキュメンタリーを見て

          【ピアノ日記】重い腰を上げ、ショパンのエチュードを…

          ショパンのエチュードに取り組むのをずーっとサボっていた私。なぜかって? そりゃ決まってます、難しいからですよっ! しかしピアノ学習者たる者、ここを避けては通れない。というよりまぁ本音は、「ショパンのエチュードがレパートリーだったらカッコいいなあ〜」かな。 というわけで、今このやる気のあるうちに着手しようと、数年越しでおサボりしていた重い腰を、ついに上げた。 一応、エオリアンハープ、革命、別れの曲など、有名どころは過去にレッスンで見てもらっていたので(エオリアンハープ以外は終わ

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          【ピアノ日記】譜読みの方法を変えることにした

          最近ピアノの練習がいつになく楽しくて嬉しい。ここ数年、誰からも頼まれていないにも関わらず、意味もなく追い立てられるように練習していた私が、こんな気持ちになれるとは。 でもって、もっとたくさん憧れの曲を弾いて楽しみたいな〜と思ったのだけど、そこに立ちはだかるのが、譜読み面倒くさい問題。譜読みって、面倒くさいですよね…。 大人になってからピアノを再開して、何がびっくりしたかって、脳と指先のリンクがいつのまにかぶっちぎれていた件も衝撃だったけど、何と言っても譜読みが劇的に遅くな

          【ピアノ日記】譜読みの方法を変えることにした

          【美術館訪問記】マティス 自由なフォルム@国立新美術館

          (↑写真は自宅にあった絵葉書です) 今日はピアノの話ではなく… 少し前になりますが、3月下旬のある日、国立新美術館で開催されているマティス展を見に行きました。展示は絵だけではなく、マティスが設計したヴァンス礼拝堂の内部がなんと24時間の日照付きで(!)再現されていたり、マティスのデザインしたバレエ衣裳もあったりなど、充実した内容でした。 なんだけど、途中に「何これ、笑」と思ってしまう面白い絵が数点あり、足が止まってしまいました🤣 「大きい顔」とか、「日本の仮面」というタイト

          【美術館訪問記】マティス 自由なフォルム@国立新美術館

          【ピアノ日記】四十肩からの学び(激痛😭)

          今日は、昨年から患っている四十肩とピアノについて書こうと思います。四十肩になったきっかけは、去年の夏にヨガのポーズを無理してとったことで、なんか違和感あるけどそのうち治るだろ〜、と楽観的に思っていると、秋頃からじわじわと腕が上がらなくなり、痛みのピークは年末年始、2月頃からようやくだいぶ痛みが取れ、現在ただの腕が上がらない人状態に移行。 ちなみにこの度初めて知ったのですが、四十肩と五十肩の違いは、症状によるものではなく、発症した年代、ただそれだけだそうです😅 というわけで、

          【ピアノ日記】四十肩からの学び(激痛😭)

          【普通の日記】やる/やらないのバロメーター

          ピアノとは関係なく、最近考えたことについて。と言っても、これもピアノの練習がきっかけで考えたことなんですが…。 練習に限らず何でも、何か行動する時に、やるorやらない、ということで悩む時がある。行くor行かない、とか。 そういう時に、どう行動するのが正解かという私なりのバロメーターを見つけた。「○○しなければ」「○○しなきゃ」という言葉とともにその行動が思い浮かんだ時は、原則やらない。 つまり、語尾=「しなきゃ」系の言葉とともに浮かんだ考えは、よくよく考えると実はやらな

          【普通の日記】やる/やらないのバロメーター

          【ピアノ日記】そんなに苦しくなかった今回の発表

          先日、昨年から一年かけて取り組んでいた曲の発表が終わりました。アンサンブルの曲で、単体の曲としても難しいのに、さらに相手を聞きながら演奏するという高いハードルがあったため練習期間中は何度もめげそうになりましたが、本番の出来はともかく、いつもに比べるとびっくりするくらい苦しくなく(!)本番までの日々を過ごすことができました。 それもこれも、以前noteにも書きましたが、年末年始に、 (Before)「こんな辛い気持ちでやるなら楽器弾いてても全然楽しくない! もうこんなことは

          【ピアノ日記】そんなに苦しくなかった今回の発表

          【ピアノ日記】練習の最初にするルーティーン・覚え書き

          今日は、最近の練習初めのルーティーンを、個人的な備忘録として書いてみようと思います。というのも自分的には、このルーティーンをやって体をニュートラルに戻すことは、演奏するにあたってとても重要だし必要なことのような気がしているので、忘れたくないのです。 あくまでも現時点でのもので、またやっていくうちにアップデートするとは思うけど、分からなくなったり忘れたりしたらいつでもここに戻ってくればいいというような、超私的なメモです^^ それは…。ブラームスの練習曲やハノンなど技術的には難

          【ピアノ日記】練習の最初にするルーティーン・覚え書き

          【ピアノ日記】年末年始に訪れた心境の変化(2024新年編)

          前回の投稿で、2023年末に訪れたピアノに関する心境の変化について書いたが、年明けてさらにまたその心境がトランスフォームしたwので、書いてみます。 年末にようやく、自分で自分に高い理想を要求してピアノを楽しめなくなっていたことに気付き、憑き物が落ちたようにさっぱりとして、お正月期間は楽しいと思える範囲での練習しかしなかった私。この時点での私にとっての楽しい練習とは、頭を使わずにできるハノンやブラームス練習曲でゆっくり一音一音、力の抜けたいい音を出せるかやってみる地味な練習(

          【ピアノ日記】年末年始に訪れた心境の変化(2024新年編)

          【ピアノ日記】年末年始に訪れた心境の変化(2023年末編)

          2023年は、ピアノとの向き合い方について無意識下で少しずつ心境の変化があったのだけど、年末に一気にそれが顕在化して爆発したので、それについて書いてみます…。 まず一昨年の2022年末に、自分としてはものすーごくチャレンジだった、フォーレのピアノ四重奏の演奏をして、一年間練習が大変だったけど、得る物も大きかったのです。 このNoteもその時の演奏を成功させたくて、練習の気付きの記録として始めたわけだし、技術面・心理面で自分の持つ様々な課題を克服したくて途中からアレクサンダー

          【ピアノ日記】年末年始に訪れた心境の変化(2023年末編)