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【ピアノ日記】ちょこまかと、ことあるごとに力を抜く

秋の発表会シーズンがやって参りましたね〜。今度発表する曲で、練習していて最近気付いたことがあるので、メモしようと思います。

よく練習しているはずなのに、なんだかんだでチョイチョイ音を外してミスタッチになってしまう箇所の原因を考えていて、次の結論に至りました。

「ミスタッチの原因は、手に力が入っていること(脱力できていない)」

、、、って、何を今さら!
脱力脱力って、そんなもんさんざん今までにも聞いてきた話だわ〜い!
と思われるかもしれません。

私も、脱力が大事なことは知識としては知っているし、力を抜くよう心がけてきてたつもりではあったんですが、改めて観察してみると、これが意外とできていなかったんですね。
手が固まったまま次の音になだれ込んでいたり、ここはいい感じに弾きたい!と思うと、気合いが入りすぎて手に力が入っていたり。
和音で指をめいっぱい開かないといけないところも、固まった手で弾いていたから、正しい音をうまく一発で掴めなかったり。

例えばこういう感じのところ。

和音の前に休符があれば、必ずそこで手の力を全抜きする、四分休符なら時間たっぷりある=ラッキー、八分休符でも、休符なしでも(!)、必ず抜くようにする。そうすると次に弾く和音でグチャッとしたミスタッチを防げる。

十六分音符で切れ目なく続くフレーズも、折り返し地点やキリのいいところなど、できるところで可能な限り、とにかくちょこまかちょこまかと力を抜いていく。
そうすると変則的なアルペジォの箇所も音を外しにくくなることに気付きました。

八分休符で絶対力を抜く


これに気付いたきっかけは、この曲のとある同音連打の箇所で、指替えする指遣いを先生から提案されたのですが、その理由が指を替えることによって手の力を抜けるからだそうなんです。それが、すごい素早いところだったもんで、「え、こんなわずかな時間の間にすら力を抜けるって?!」と驚いたのです。

ここです(ここまでの譜例だけでどの曲かお分かりになった方はマニアです(?))。


こんな短い間に抜けるんなら、他の超速いところでも抜けるよなー、と思って試したというわけです。

しかしやってみて思ったのですが、意外と途中で力を抜くのって怖いです。手の形が変わるので。同じ手のまま次に行きたいんですよね、その方が安全な気がして。でも私の場合は、一回一回細かく脱力を間に挟んだ方が、ミスタッチが減ることに気付きました。
(ひょっとしたら先生によってはそういう指導をされない可能性もあるかも? 以前見た別の曲のYouTubeチュートリアル動画では、プロの方が途中でいちいち手の形を変えないことを推奨されていたので)

せっかく発見したので、今後も色々な曲で試してみようと思います♪(思ったことをすぐ忘れるので忘れないようにnoteにも書きました💪)

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