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「個」の力が本を売る。

〜今日の一枚〜

DISH//の「猫」いい曲。お風呂ってめっちゃ反響するからプロになった気分で歌えるから気持ちいいよね。


こんばんは、最近出てきたお腹をポコポコ叩くのが手癖になっている谷口です。手持ちのシャツがものの見事にパツンパツンになってきたので、頑張って痩せるか諦めてワンサイズ大きくするか本気で悩んでる。

さてさて、最近ももっぱら休みの日は運動せずに家やカフェでダラダラしてしまっているのですが、相も変わらず読書だけは続いていて、

今はぶんけいさん(以下ぶんちゃん)の「腹黒のジレンマ」という本を楽しんでおります。

元YouTuberで、今は映像制作の会社を経営しているぶんちゃんのこれまでの軌跡をたどるエッセイ本で、とっても読みやすいです。

文体もやや話口調なので、頭の中ではぶんちゃんがさも動画内で語っているような感覚で、「パオパオチャンネル」が好きな方にはオススメの1冊。


で、最近本を読んでてふと、自分の本を買う基準って本の内容よりも「作者」で決めている節があるなぁと気づきました。

なんかこれって人間関係と通ずるものがあると思うんですが、つまり同じ内容のことを書いていても、作者が違うだけで自分への伝わり方が違うんじゃないかなと。

そこらへんの大学生が書いた本かホリエモンが書いた本か、だったら絶対後者を選ぶでしょ。

ビジネス書や自己啓発本はあらかた読んでみたけど、伝えたいことは大体同じことが書いてあるように感じます。もちろん時代の流れによって核となる部分は徐々に変わっていくんですが、今だったら「好きなことして生きていく」という大局観の中で、それぞれの分野ごとに言葉の表現を少しずつ変えながら発信されている。


つまるところ、伝えたいことはどの本読んでも大体似てくるわけです。

じゃあそれでも本を出し続ける方々はどこで差別化しているか、それはまさしく「作者のキャラクター」です。

人間不思議なもんで、影響力のある人の言葉は心に深く刺さる傾向があって、それは私も例外じゃないです。そしてその人物選びの基準は「将来自分がなりたいもの」に起因していると踏んでいます。

私でいうと、ホリエモンや前田裕二、GAFAなど経営者の本を好む傾向があります。自分も会社を起こしてビジネスをやりたいと考える一人ですから、その世界で結果を出している方の言葉はやっぱり心に刺さりやすい。

「誰が」発信しているのか、が色濃く重要視される時代になってきているな、とぶんちゃんの本を読みながら考えてたとき、学校の教科書がつまらない理由の一つがそこにあるのかも、と思いました。

教科書の作者がことがわかっていたら、「こんなすごい人が書いているんだから良いに違いない」と考えて、熱心に教科書を読む学生が増えるかも。音楽の教科書ミスチルの桜井さんが作ってたら誰だって音楽の勉強しそうじゃないすか?笑

国語は村上春樹、数学はホリエモン、歴史は池上彰、地理は落合陽一、とかすごい影響力のある人が作った方が絶対タメになる気がする。

これを読んでくれた方で文部科学省の人がいらっしゃったら、私に子供ができて小学生になるぐらいまでにこの夢を実現させてください。何卒よろしくお願いします。


それでは、おやすみなさい。








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