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回ル夏 #Vtuber夏推し曲10選

このnoteはこのプレイリストを流しながらお読みください。


1. summer leap [beautiful dreamer remix] / somunia コーサカ

 7月の終わりになるとふとまだ大人の義務の教育を享受していた頃を思い出し、心の許せる友人らと共に街へ繰り出し、カラオケで、ゲームセンターで、映画館で、商店街で、いろいろな遊びを知って無知を忘れていた事に思いを馳せる。

自分の中でそういう気分を作り出す、戻りたい訳でもないがもう一度、そんな思いを出す曲です。

2. Sun! Sun! Sunflower / 本間ひまわり

 経験にはないが記憶にある風景
『海の見える木々に囲まれた初めて来る馴染みの丘にはひまわり畑が広がっていて、向かう先には涼し気な格好をした自分がよく知る、知らない友が風に吹かれて自分を待っている。』
 現代を生きる人間としては有り得ない原風景だが、現代だからこその人間同士の特異な繋がりが生む共通認識なのかもしれない。

 太陽は沈み、季節は回る
それとは別に一つの「夏」という心象風景を想起させる曲だと思います。

3. パパンパ!Blue Summer Days / 甲斐田晴

夏は夏っぽいことして最高!
そんな人たちを横目に家に籠っているところを強襲され、引っ張り出されて、辿り着いたは真夏のビーチフェス。

 夏に夏っぽいことをしないことが一番夏っぽいみたいなクソこじらせ野郎の自分からすると、この曲は痛いほどにまっすぐな夏に感じます。

4. Jacked Fruity Luv <3 BeatJack / YACA IN DA HOUSE

バス停のベンチで休む、緊張で背中にかく汗とそよ風による涼しさ、自分専用のプレイリストが流れるイヤホン、何も考えずにコンビニで買った瓶サイダーの殻の行方に迷いつつ汗を拭う。
周りは同じ学校の人たち、2人以上で話をする彼らはいつも後から来る。
気持ちベンチの端に寄るものの座って来る人はいない
この曲を聴いているのは僕一人。

だからこそ染み入るフィクションでこの曲なんだと思います。

5. 君と眺める夏の花 / 夏色まつり

 まだ少し明るい夏の18時に海辺で行われる夏祭りでは妙に高い肉の串焼きやここでしか見ない謎の運ゲー、コルクを打ち出す射的、どんなに舐めても無くならないりんご飴。
さまざまな屋台が立ち並ぶ中、特設ステージでは近頃話題だそうなバンドが、いかにも夏らしい曲をパイプ椅子に座る数十人の前で演奏している。

その曲を聴きながら自分は、トルネードポテトを買いに行った友達を待っている。
今夜の花火は何時からだったかどこかに書いていないだろうか。

6. おしりぷり音頭 / 名取さな

失礼しました。ケツが出てしまいました。

幼少時代に聴いたタイトルも今となっては分からないなんて歌っているのかすら思い出せない盆踊りの音頭、それはおしりぷり音頭だったのかもしれません。

7. twinkle night / somunia, nyankobrq, yaca

旅の終着点はいつも同じようになるようにしている。
スマホの充電は一ケタ、終電を家の最寄り駅で下り、誰も見てない深夜、濃い藍の空にパチンコ店のネオンが邪魔にならない場所で空を見上げ星々を仰ぎ家へ着く。
リアルでもこういう夜はバーチャル的な気分に浸れてとても好き。

数多くのRemixやカバーがあるこの楽曲ですが、それぞれが甲乙付け難いものとなっているので何度も違う味で楽しめるところが特にお気に入りです。

8. ねむらないなつ / ねむみるつ

夏休みに朝早く起きてしまった時、まだ外は仄暗く外に出ると地面が温かく風が涼しい。
せっかくだからと家の近くのコンビニまで歩き始めると、早起きのセミたちが鳴いている。
徐々に登りゆく朝日の熱を浴びながらコンビニに入ると、少し肌寒く感じるほど効いたクーラーが体を労わってくれる。

低音のきいたインパクトのあるドロップと可愛らしい歌声のギャップから、夏の暑さと暑さがあるからこそ感じれる涼しさを想起する夏曲だと思います。

9. 一夏の思い出 / 一期一夏

実のところ夏はそこまで好きではない。
特に夏の昼間は暑いどころか外に居るだけで肌が痛く、熱を持った体からは汗が滴り落ちる。
それでも一年に一度気温が上がる時期には特別感がある。
それが特別なことが起きるから特別なのか、特別だから特別なことが起きるかは置いたままにして。

どうしても学校にいる幽霊に惹かれやすいんです、私は。

10. もっかいサマーデイ / ヌコメソーセキ, ひとなつおもい

 8月の終わりになると自分が学生である事を思い出し、この夏にやれなかったことと楽しかったことを思い出しながら、近くに迫る義務に怯えて。
それでも暑さは残り続け気づく頃まで汗は止まらずに垂れていく。

自分にとっての少年だった日がどのくらいだったか分からないけれど、そういう日があったことは思い出せる曲です。

11. 課題が終わらないよの歌 / 未来丹音羽

終わらないのは夏じゃなくてこのnoteの執筆ってね
誰か私を助けてくれ


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