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飛び込む勇気が未来を変える:ネットでは得られない本当の学び

画面を通じて見ていた人に、実際に出会ったことはありますか?

スポーツの試合でも、
アイドルのライブでも、
偶然に街で見かけたでも、
なんでもOKです。

その時の印象はどうでしたか?

「テレビ以上にかっこいい!」
「やっぱり有名人は違う!」
想像以上の迫力に圧倒された人もいるでしょう。

あるいは、
「あれ?意外と普通の人…?」
期待が高すぎて、そのギャップに戸惑った人もいるかもしれません。

そうです。画面を通して見るのと、リアルで出会うのとは全然違うんです。


先週、友人の円盤投げおじさんがこんな記事を書いていました。

ネットで調べて「分かったつもり」にならず、
実際にその世界に飛び込んでいく面白さや難しさを語ってくれています。
(詳細はぜひ記事をcheck!)


私は学生の頃から、医師として子供に関わりたいと思っていました。
大学生のとき先生に相談したところ、近くの学校でボランティアする機会をいただきました。

そのボランティアでは、1か月間子どもたちと時間を共にし、彼らの生活や先生との関わりを間近で見ることができました。
この1か月だけで、かなり子供との関わり方が変わったように思います。
表面上の子供の言動ではなく、その背景にまで思いを馳せるようになりました。
(個人情報とかいろいろ怖いので、詳細は割愛します)

私自身まだまだ未熟だったこともあり、
今思えばもっと学ぶことはあったなあと反省しきりですが…苦笑
本やネットでは知ることのできない現実を、体験から学ぶことができました


陸上競技についても、私にとって「現場で学ぶこと」が重要な要素でした。

大学時代はコーチがおらず、チーム内には同じ種目(400m)をしている選手もいませんでした。
そのため、日本中のチームに赴いて指導を仰ぎに行きました。
文字通り北は北海道、南は沖縄まで。
時には海外まで足を伸ばして。

「◯◯県の400mの指導者がいい」と聞けば、出会ったこともないのに電話をして、練習のアポを取ることもありました。
(このあたりの話はこちらにも書いています)

実際に指導者の方々に話を伺ってみると、文章では伝えられない微妙なニュアンスを、対話を通じて学べたと思っています。
ここで学んだことは、引退するまで私の陸上競技を支えてくれました。


その世界に飛び込んでみないと分からないことって、結構あるんです。

今はSNS全盛の時代。
トップアスリートの姿を、誰でも簡単にスマホを使って見ることができます。

でもそこにあるのは、動画や画像で切り取られた、選手のごく一部でしかありません。
選手の雰囲気や熱気は、画面を飛び越えられないのです。

リアルで出会う際のインパクトは強烈で、
スマホの画面以上に鮮烈に心に刻まれるのだと思います。


また、スマホの画面を通じた情報収集は一方通行でもあります。
伝えたいものも伝えられない、誤解を生みやすくなってしまうなど、発信したことがある人なら誰でも、もどかしい思いをしたことがあるのではないでしょうか。

実際に現場で関わることで、初めて分かることも多いのです。


「百聞は一見にしかず」という言葉があります。

ネットで調べて「知った気」になるのではなく、興味のある世界に飛び込んでみてください

その経験は、教科書やインターネットでは得られない貴重な学びをもたらしてくれるはずです。

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池田弘佑(Kohsuke IKEDA, OLY)
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