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オーストラリア、国内周遊しよう!WWOOFとWorkawayやってみた🇦🇺①プロローグ

☝️写真はWorkaway先で夜になると現れるオーストラリアの生き物です。

オーストラリア滞在の外国人って、あちこち移動しているイメージがありませんか?

2011年、交換留学生だった頃のわたしは全く知らなかったのですが、ワーホリメーカーをはじめ、オーストラリア滞在する方達は、あの町この都市と移動しながらこの国を楽しむのが乙のよう。外国人同士で話すときには、「どこ行ったことある?」から始まって各地の情報交換やあるある話で盛り上がります。あー、2011年の自分よ、なぜこの国のよさにもっと目を向けなかったんだ…🐨

日本人らしくシドニーとウルルを観光し、ゴールドコーストで週末を過ごす2011年のわたし。

SNSが発達した時代だからこそ、この豪州周遊に拍車がかかっているのか、ヨーロピアンと会話する機会が増えたからそう感じるのか、2011年時の様子を全く知らないわたしには比べる肌感覚がありません…。悲しい。

そんなわたしも33歳になり、物事の渋みがわかってきたこともあって、今回は豪州周遊のうまみをしっかりと味わっています。

2011年にBrisbaneで交換留学を終えて帰国後、カナダのワーホリと会社勤務を経て教員となり、気がつけば2023年夏には無職で独身のホームレスアラサー女子になっていました。

うん、うん、なんでこんなことになったのか、今だに訳わかりません。なんで教員辞めたんだ、わたし…。天職だったのに。

家を失ったわたしは、1ヶ月ほどオーストラリアへ行くことにします。これにも複雑な事情があるのですが…。

そして2023年9月より、
Cairns → Innisfail → Mt.Surprise → Tully → Atherton → 日本 → Sydney → Melbourne → Bellingen (今ここ)→ Bayron Bay → Brisbane → ?
と移動しております。

本当は、ワーホリVISAが取れたら幸せこの上ないのですが、年齢オーバーのため観光ビザでWWOOFを3ヶ所、Worawayを1ヶ所経験しながら人を訪ねて移動している感じです。そう、行き先を決めて移動しているわけではなく「うち来ていいよ」と言ってくれた方々のところを転々としているのです。

なぜならば、特に行きたいところがないから…!笑

で、結果的に周遊になってるだけだったりして。笑

教員からホームレスへの転落を経験したわたしは、かなりメンタルがダウンしていて、今思うとうつ状態だったのだと思います。
英語圏に身を置きたい、日本と距離を置きたいという願い以外、場所にこだわりはありませんでした。

しかしやってみたら意外、WWOOFやWorkaway楽しいではないですか!オーストラリアの国民性と相性バッチリではないですか!
お金ないけど働けないわたしにも相性ピッタリじゃないですか!

とはいえ、最初のWWOOF先では完全にうつ状態を引きずって、笑顔が少なく夜はシクシクと泣いていたのですがね。今でもまだ、心の底から笑えることは少ないです。メンタルヘルス、本当に大事。それでも、日本にいる時よりもずっと心の調子がよくなっていくのを感じられるのは、WWOOFやWorkawayのおかげが大きいです。

と、気に入ったので今後もモリモリやっていきたいと考えているのです😏
そしてその記録をnoteに少しずつ書いていきたいと思っているのです。


余談ですが、2011年2月に交換留学を開始し、翌月3月に東日本の震災がありました。学校から帰ったらテレビをつけてニュースを見るのが日課だったため、ステイ先でテレビをつけてビックリ…。その頃は母国とのやりとりはEメールかSkypeでしたし、YouTubeは情報収集よりもアニメやドラマの視聴が主流だったこともあり、オーストラリア滞在中は母国の様子がわからぬまま過ごしました。地元が愛知ということもあり、関心が薄かったせいもあるとは思います…。

そして、帰国した11月頃には地元愛知で暮らしていりと震災のことが話題になることはほとんどありませんでしたが、時々職場で当時の話になったり、学校で黙祷を捧げたりする場面で、当時の日本を知らないことについて、仲間外れというか、なんだか寂しい気分になるのです。

この気持ちについて、COVID-19にも似たことを感じます。

オーストラリアのCOVIDを経験していないことで、ローカルの方々やコロナビザでの滞在延長者の方々の話に置いてきぼり感を抱くことがあります。でもこれって日本でも一緒でした。COVID時に同じ職場で働いていた人たちとは、連帯感が生まれて絆が深まった気がします。その後の異動先や転職先では「コロナで色々変わったんだよ」と昔はああだったこうだったと聞かされるものの、体験を共有していないので、なーんか、奇妙な気持ちになりました。

ま、そんなことは置いておいて、少しずつnoteに記録していきましょう。

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