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あぶない、きたない、バカバカしい

先月、徳島に行った。その時出会ったの子どもの洋服が土で汚れていた。でも、その汚れは、その子にとっては「汚れ」ではなく「土が付いているだけ」だそうだ。僕は、ときに、「土が付く=汚れている」と思いがちだが、それは、ときとして違っていて、「土が付く=土が付いているだけ」である。固定化してしまいがちな僕の思考を子どもは崩してくれる。気づかしてくれて、ありがとう。だから、子どもと関わることはやめられない。かっぱえびせんみたい。


子どもの遊びは、あぶない、きたない、ばかばかしいが満ちている。山形県米沢市の「青空保育たけの子」。築100年の古民家を舞台に子どもたちの日常を4年間記録。けんか、号泣、わがまま、助け合い、子供たちは自然と呼応しながら育つ。子ども時代にしかない豊かな時間が流れていた。(2022年11月4日14:38 日テレNEWS)
先日Twitterで見つけた記事。


「あぶない、きたない、ばかばかしい」というワードを聞いて「うんうん、そうそう」と思うけど、ふと「このワードって、現代日本の多くの人が嫌いやすい言葉じゃない?!」って感じた。てことは、現代日本の多くの人は子ども時代の体験を「ネガティブ」に感じているのだろうか。もしくは「子ども時代だから」と承認してくれているのだろうか。そして、「あぶない、きたない、ばかばかしい」ことは、子どもにはどう見えているのだろうか。僕には「ワクワク、キラキラ、ケラケラ」だと思った。子どもからこの世界はどう見えているのだろう。そして、いつまでもそう見れていてほしいな。

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