ところ変われば……。
2022コメント
このとき日本は民主党政権だった。民主党の鳩山由紀夫氏はマクロビオティックにも興味を持っているとのことで、この時は国会内の売店でマクロビオティック弁当が販売されていたと聞いた。だから多少は日本の農業政策もマシになるのかと思っていたが、ほどなく東日本大震災が起こり、東京電力福祉は第一原子力発電所が津波によって電源を喪失し、核爆発が起こって、政権は、あえなく元の木阿弥となった。
しかも、日本の豊かな農業地帯、東北や北関東は、放射能で汚染されてしまった。
2010/01/28
オーガニック野菜が、手軽にあって、パンがおいしいの。
(2009年10月2日)
「地産地消」、マクロビオティックでは、「身土不二」(しんどふじ)というわけだから、ロンドンではその地の食材で、というわけではないけれど、やっぱり日本ではあまり見ない野菜は、使ってみたい。
そして、パンが安くて、とてもおいしいので、どうしてもパン食が多くなる。ずーっと前に、ヨーロッパに来たときも感じたけれど、とにかくどこで買っても、パンがおいしい。さすが小麦の国。駅の売店で買ったホットドッグでさえ、中身のソーセージより、パンの方がおいしいくらいだった。今は、さすがに、ホットドッグは買わないけどね。
それに比べて、日本という国は、ほんとうにだめな農業政策をとってきた。たとえば、山形の旅館、山形を走るJR車内で、まともな米は出てこない。米どころ山形で、そんなことでどーすんの! と言いたい。
いまや、おいしい米は、私が経営する自然食品の店「あらいぐま」など、自然食品店レベルでないと、手に入らない。しかも、農家は米で食えない状態が続き、跡継ぎがいない。
ヨーロッパを見習え! 民主党政権になって、少しは改善されるかしら……。
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