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ロイヤル・アルバート・ホール

2022年のコメント
 私は歌舞伎を見るという趣味はないけれども、日本は歌舞伎座を壊してしまいました。ヨーロッパの国々は、どこも、何百年という年月の建物が町中にあります。乾燥しているので、カビが生えることもないせいなのか、大切に手入れをしているのか、それほど汚れた感じもなく、大理石などで作られた建物が現役です。
 タイトルの写真は、2010年6月8日の「EVENING STANDARD」より。 

2010年6月22日
英国ロイヤルバレエ団の「白鳥の湖」を見に行きました。

 ビートルズが、1963年4月18日と9月15日の2回、ライブを行ったロイヤル・アルバート・ホールは、一昨年、行ったことはあります。でも、中に入っていないので、入ってみたいと思っていました。
 そして、英国のバレエも、ぜひ見たいと思っていたので、ちょうどよかったので、出かけていきました。
 このホールの名前は、ビートルズの「A Day in the Life」の歌詞、最後から2行目に出てきます。
 「Now they know how many holes it takes to fill the Albert Hall.」
  ホール内のレストランで食事をするつもりでいましたが、予約でいっぱいとのことで、もう一つのカフェはかろうじてOKでした。結果、こちらの方がベジタリアンメニューがあって、よかったです。ホール周辺には、食事が出来るような店はなく、駅まで戻らないとならないので、食事をしてから現地へ行くか、予約をしておいた方が良さそうです。

1800年代に建てられたという建物は、外観だけでも見る価値はありますが、
機会があればぜひ入場して見るといいと思います。
中に入ってみてちょっとびっくりしたのは、建物が円形なので、内部も円形劇場であるとは思っていましたが、スケートリンクみたいに、客席とステージとが地続きで、
すぐそこで演技が行われるのです。ビートルズの時はどうだったのかしら。これは最後の方のシーンですが、前の方の席は、なかなかの臨場感です。
これは最後の方のシーンですが、前の方の席は、なかなかの臨場感です。
終わった後の客席。

 日本のほとんどの劇場では、客席での飲食は禁止されていますが、イギリスでは、そんなことはありません。ボックス席なら、予約すれば、ディナーを運んでくれるとか。
 休憩時間には、ハーゲンダッツの売り子がロビー周辺に何人もたち、飛ぶように売れていました。みなそれを客席で食べているのですが、食べ終わった後のゴミくらいは、自分で片付けてほしいと思うのは、日本人である私たちくらいかも。
 この国では、後片付けは、それを仕事としている人の行なうことといった認識が、あるらしいです。だから、私から言わせると「いい大人」が、平気でこういうことをやります。もちろん街中でも……。
 写真撮影も、禁止されていませんから、客席のあちこちでピカッ! さすがに、「写真を撮るときはストロボをたかないように」とのアナウンスがあったようですが……。







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