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Ⅱ. DTMを始める上で知っておいて欲しい事

前置き

前の記事では、

新しいことを始めるときに知っておいて欲しいこと

をお話しました。

今回は各論です。具体的に、DTMをいざ始める時どのような事をしていたか/やって後悔したこと/やっておけば良かったこと等を書きたいと思います。


やっていたこと


①とにかく触る
とにかく毎日触る、全くわからないけどやってみることが大切。
そもそも音を鳴らす所で苦戦したり、機器の使い方が分からなかったり等、トラブルは尽きません。だからといって曲を作らず、ソフトを触らず、マニュアルばかり読んでいても使えるようにはなりません。アウトプットを大切にです。

②意識して音楽を聞く
楽曲解説でも言ったとおり、意識して聴くことはかなり大切です。どのような事もそうですが、最初は上手い人のマネから入ります。自分の作った曲とプロの曲を聴き比べ、何が足りないのかを模索するという作業が大切です。

加えて、日頃意識して聞いていると、こういう使い方もありだなぁと学ぶことも多いです。結果として曲を作る際の引き出しが増えていると感じています。

③英語の勉強

前述のように、常に分からないことが出てくるため、調べ物をすることがかなり多いです。日本語のDTMerの方も数多の情報を出されていますが、英語が使えると更に幅が広がります。RedditやYouTubeでは、英語だったら色々な情報がサクッと手に入るけど、日本語だと求めているものが出てこないという事がかなり多いです。

加えて、ソフトウェアやそれらの購入も英語を要する場合が多いです。最低限、何が書いてあるか概要が分かる程度には身につけておくと良いと思います。

④積極的にお金を使う

これは高校生だと難しいかもしれませんが…。お金は結構かかります。DAWは特に高いですが、その他にもモニタースピーカー/ヘッドフォン/AI/サンプル/各種プラグインなどなど、買うと良くなるものが大量にあります。

勿論無料のものもあるので最初はそれでも良いかと思いますが、投資をすれば当然それに見合った恩恵を受けられると感じています。(例:見やすいプラグインを買うことで、そのエフェクトがどういう動作をしているのかを学べた)。

勿論失敗した買い物もありますが、それも含めて学びと割り切るようにしています。

特に、学生の内であれば学割が使えます。加えて、最近では分割払いをサポートしてくれるところも多いですので、それらを有効活用していくと良いと思います。

学割が効く所で、個人的にオススメなのはFabFilterです。EQやコンプレッサー、サチュレーター、リミッター等、全て質の高いプラグインが揃っており、学割が効けば半額程度になったと記憶しています。視認性がよく、初学者が使うのにはもってこいだと個人的に思います(但し、高校生だと学割適用が有るか微妙なので、ご自身でよくお調べになってから検討して下さい)。

DAWであればAbletonLive、プラグイン全般であればSpliceのRent To Own等がそれに当たります。

やっておけば良かったこと

①ファイルの整理

これは最初の頃から調べてやっておけば良かったと今でも思います。ある程度しっかり整理しないと制作の効率が悪くなります。その上、途中から整理しようとすると、既に使っているソフトの再インストールが必要になったり…と面倒な事になります。VSTやサンプルは多くの方が参考になるものを書いてくださっているので、そちらを参考にして整理しておくと良いかと思います。

終わりに

前回の記事と比べてかなりあっさり終わったように感じますが、実際こんなものだと思います。私自身、まだまだ初心者の域を脱していないですが、自身の経験上、以上のことは確実に役に立つと思います。参考にして頂けると幸いです。

また、引き続きTwitter等でも楽曲制作/記事の内容のリクエスト等受け付けていますので、何か有りましたらお気軽にお声掛けいただければと思います。

以上、最後までお読み頂き有難うございました。

Aures

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