「反ワクチン」に石を投げる前に
1900年代のアメリカの建築家、ロバート・モーゼスは、ロングアイランド州立公園の開発をした際に、道路と立体交差する陸橋をあえて低く建設しました。当時、自家用車を所有できたのは一部の高所得者層であり、そのほとんどは白人でした。いっぽう、有色人種を中心とした低所得者層は大型のバスを利用することが多く、そのようなバスは公園道路にかけられた低い陸橋の下を潜ることができませんでした。のちに、モーゼスは強い人種差別思想を有していた人物であり、自家用車はくぐれるがバスはくぐれない、絶妙な高