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[AUREA.薬膳茶]余分な水を排出する

1月20日に二十四節気の大寒を迎え、2月4日には立春となります。季節は春になるそうですが、かなり厳しい寒さはまだまだ続いてますね。
冷えると血管が縮こまり、血流が悪くなるのは皆さんもご存知のとおり。血流が悪くなると、水の巡りも悪くなることもあります。
本日は、むくみを解消するテーマのAUREA.TEAをご紹介します。

▼AUREA.TEAではたくさん使用する”黒豆”の薬膳茶記事はこちら👇


今日のAUREA.薬膳茶は?

黒っぽい、茶色っぽいお茶

黒豆、ハトムギ、そしてとうもろこしのひげ。
このAUREA.TEAで使う茶材はこの3種。見た目が黒や茶色っぽいです。
が、かなり身近なお味の薬膳茶です。ハトムギはスーパーのお茶コーナーの「麦茶」で使用されていますし、ノンカフェインでお味も優しいので日常のお茶ですもんね。
最近では、この麦茶(ハトムギ茶)に黒豆が入っているものもあり、見つけるたびに「お!むくみ」なんて感じることもあります。かなり身近な茶材で味もイメージしやすいかなと思っています。

とうもろこしのひげ???

恐らく、夏の皮付きとうもろこしを調理したことがある人は見たことがあると思います。そうです、あのとうもろこしにまとわりついている黄緑・黄色の髪の毛のようなものです。それをしっかり乾燥させたものが「とうもろこしのひげ(生薬名:玉米髭ぎょくべいしゅ)」です。

チリチリの茶色い毛がとうもろこしのひげです

このひげ、実は雌しべなんですって。フワフワ、わしゃわしゃとたくさんあるりますが、このひげはとうもろこしの実の分あるので、多いのは理解できます。
過去に生のとうもろこしのひげを乾燥させてお茶にしたことがありますが、乾燥期間がかなり短かったため、生臭い&草っぽさが取れず大失敗しました。夏の野菜のとうもろこし、ひげを炙って食すこともありますが、乾燥させて茶材にしてみるのもいいかもしれませんね。

私自身、体質が水不足の陰虚(いんきょ)体質のため、この10年くらい妊娠・産後を除いてむくむことは少ない方でした。ですが、周りの方々のむくみにお悩みの方が多いこと!
なので、AUREA.TEAのひとつとして、このとうもろこしのひげの「利尿効果」をベースに、同じく水の巡りを良くする黒豆やハトムギをブレンドさせて薬膳茶にしました。

12. 水のデトックス・むくみ解消

ハトムギの別名は「ヨクイニン」。炒った黒豆との組み合わせは香ばしく、 苦味やクセがない飲みやすいノンフェインTEAです。

<こんな時にオススメ>
・身体のむくみで悩んでいる方に
・雨や湿度の高い環境の影響で身体が重だるい時に
・水いぼや肌荒れで悩んでいる方に

⚠️ハトムギ → 妊娠中(初期)、冷えによる痺れやリウマチはNGです

ハトムギは余分な水分を排出するだけでなく、胃腸を元気にする力もあります。また、身体にこもった熱を覚ましたり、膿を除去する力もあるので肌荒れでお悩みの方にもオススメです。

とうもろこしのひげと同様に、”とうもろこし”自体も水の巡りをよくしますが、これだけでなく、ハトムギ同様に胃腸を元気にする力もあります。夏のとうもろこしごはんは、暑さによる疲労感を解消しますね。ハトムギの麦茶やとうもろこしの効能を知ると、印象が変わります。

熱湯を入れて5分くらい蒸らした状態がこちらです。

黒豆もそうですが、この茶材は全て素材の甘さがあるので、味は優しく受け入れやすいです。黒豆自体も水の巡りだけでなく、血行不良や身体の潤いチャージなど様々な効果もある優等生です。
AUREA.では、スーパーで購入した黒豆を皮がむけてお豆の白肌が見えるまでフライパンで空炒りします。この方法はどなたでもできることなので、ぜひ日常でトライしていただければ嬉しいです。

梅雨時だけでなく、身体のむくみはいつでも生じる


黒豆を多めにして煎れたら濃いめの茶色になりました

湿度の高い、日本。6月の梅雨時は水不足体質の私でも身体の重だるさ、軽い頭痛などを体感します。体内に入り込んだ余分な水分、湿を排出するこのAUREA.TEAですが、まろやかな甘みの味は季節問わずに召し上がっていただきたい薬膳茶です。もちろんホットで!といのも、黒豆やハトムギの熱湯を入れた時の香ばしい香りは、気持ちをほっこりさせる力があるのではと常に感じています。食材の香りがアロマ効果、なんて。

冷えると水の巡りはさらに悪くなります。巡りについては、人体の基本要素である「気・血・水」がそれぞれの影響を受けることもありますので、血や気の巡りトラブルにも関係してきます。
女性の定番不調の冷え。ここにも関わるむくみ。ぜひ、この薬膳茶の温かさで、ほっこりしながら、身体の巡りにアプローチしていただきたいと願っています。

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