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日々考察【定期購読マガジン】

私は「書かなければ気づき得ない文章」を探してます。 随筆と私小説のあいだ。そして私写真。 書評までいかない「本との対話」写真集のアイディアとしての「題名のあるギャラリー」をテーマ… もっと読む
月4回更新予定 「写真」「作品」「言葉」をつなげて気づくものを探してながら綴っています。このマガジ… もっと詳しく
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2020年7月の記事一覧

日々考察:独学時における動画媒体の利用について

子どもが学校に行っている間が私の独学の大事な時間である。 どこにも行かず、家の中で学べる環境・インターネットさえあれば国会図書館にアクセスして様々な論文も読むこともできる。 もちろん著作権の関係でオンラインで閲覧できるものがすべてではないが遠隔複写を申し込めば、多少の手数料と少しの時間を待てば手元に届く。先人たちの過去の功績の賜物で、私は今こうやって勉強できている。とても良い時代だ。 今、対面的・双方向的な学習が難しくなっている。 でもそもそも、学問って時代を越境する力があ

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石の上にも三年なのか

3年という年月はやりたい事を一通りは経験できる期間だと思っています。けれどその年月は何かを成そうとするにはちょうど良いけれど、成し遂げようとするにはあっという間に過ぎてしまう。 大学も2年は基礎を学んで、進学し基礎をさらに磨き、最終学年でそれらをまとめ上げ、学者になるのでしょう。 かくいう私はその在学中に道を逸れて(言い方が微妙だけれども他に思いつかない)商業的な作家活動に舵を取ってしまったのだけれど、その活動も3年間という縛りを自分に与えた。なぜならば、色んな意味でチャン

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一人で学んでいるようで一人じゃない

先日やっと念願の復学願を提出しました。 秋からまた大学生に戻れる。とは言っても通信制なので、必要なスクーリングと科目試験以外の登校(しかも試験会場は学校以外もあり選択できる)はなく、今まで通り家でコツコツとやっていくのみなのだけれど。 休学中はひたすら美術史と歴史の復習をしました。 点と点から線に、そして面に、と体系的に自分の知識をまとめたりと、「課題の制作に明け暮れる前に」頭の中を整理。 その時代に作られたものは作った人の思想や社会を反映しているので、思想史もある程度原

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日々考察:荒野の旅【定期購読マガジン】

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日々考察:道【定期購読マガジン】

noteを書くはじめたのは何となくだった。 インスタグラムでは活動の告知などを行っている程度で、特にそれ以外のブログサービスも使用したことがなかったので、「消費されっぱなし」のSNSからもう少し蓄積性のあるものがあったほうがいいかな。という安易な理由だったりする。

読まれたい・読まれたくないジレンマ

早いものでもう7月を迎えた。あっという間に一年の半分を終えてしまったのだ。 大学の復学は9月からだ。楽しみでしようがない。 こんなに今勉強を楽しめるのは、ありがたい限りだ。 復学と言っても通信制なので、登校はほとんどない。 課題で与えられた本を読み、レポートまたは制作して提出する。 今と生活はあまり変わらない。 それでもこんなに心が躍るのはきっと締め切りがあったり、作り上げたもの、考えをまとめたものを「誰に」届けるかが明確なものを得られるからで、こういった不特定多数(こ