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日々考察:独学時における動画媒体の利用について

子どもが学校に行っている間が私の独学の大事な時間である。
どこにも行かず、家の中で学べる環境・インターネットさえあれば国会図書館にアクセスして様々な論文も読むこともできる。
もちろん著作権の関係でオンラインで閲覧できるものがすべてではないが遠隔複写を申し込めば、多少の手数料と少しの時間を待てば手元に届く。先人たちの過去の功績の賜物で、私は今こうやって勉強できている。とても良い時代だ。

今、対面的・双方向的な学習が難しくなっている。
でもそもそも、学問って時代を越境する力があるから権威があるのであって、「同時代を生きる」ことを「選ぶ」ことはできない。選べることができるのはそれこそ先にいった「権威」の恩恵を受けているということになる。

圧倒的な歴史を持っているのはテキストだ。比較的時代の浅いものや現存するものなら映像としても見ることはできる。もちろんそういうものも利用している。NHKなどのアーカイブを目的とした番組はとても価値があるものだと思っている。

ここで言いたいのは「YouTube」のような動画媒体に関してである。

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