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読んではいけない観戦記@210718町田相模原

この観戦記はDAZNや公式サイトを見れば分かるレベルのことを、備忘録目的で淡々と書き残していくものです。

★試合
明治安田生命J1リーグ 第23節
2021年7月18日(日)19時開始
町田GIONスタジアム

★得点
FC町田ゼルビア 1-0 SC相模原
60分 吉尾海夏(町田)

★布陣
町田[4-2-3-1]
GK:42 福井光輝
DF:3 三鬼海/5 深津康太/4 水本裕貴/19 土居柊太
MF:8 髙江麗央/6 佐野海舟/14 吉尾海夏/18 長谷川アーリアジャスール/10 平戸太貴
FW:9 チョンテセ

相模原[3-4-2-1]
GK:21 竹重安希彦
DF:35 藤原優大/18 白井達也/30 川﨑裕大
MF:2 夛田凌輔/15 川上竜/6 稲本潤一/26 兒玉澪王斗/4 藤本淳吾/22 中山雄希
FW 14:安藤翼

★戦評
相模原は最下位だけど前節にFC琉球を下している。高木琢也・新監督が再建中で、天皇杯・浦和戦も含めて良くなる気配がある。
このメンバーでどんな形を組んでくるんだろう?と思ったら、[3-4-2-1]というか[5-4-1]というか、まあそういう布陣。兒玉澪王斗は左ウイングバックで配置されていた。
兒玉は鳥栖U-18出身の高卒1年目で、179センチとサイズがあるけれど去年12月の全国大会では右サイドの2列目で起用されていたアタッカー。スピードがあって「個人で運べる」タイプですね。三鬼海が1対1で止められず、正直苦戦していた。
相模原の前線は中央に安藤翼、右に藤本淳吾、左に中山雄希という小柄な3枚を並べる形。後ろの3枚でボールを落ち着かせつつ、ワイドに幅をとって、「握って試合のテンポを落とす」というような試合運び。一方で要所で斜めのボール、裏を突くボールも交えて、安藤や中山がスプリントをかける怖さもあった。
試合の「トーンをセットした」のは相模原。町田は後ろに人数をかけて攻める相模原に対して、無理にプレスを掛けなかった。だからどうしてもボールの行き来が少ない、決定機自体が少ない展開になりましたね。
ただ今の町田にとっては吉尾海夏が飛び道具。5分に惜しいミドルを放ち、60分にはカットインから唯一の得点を挙げた。こういうジリジリした展開を1点差でモノにするってえのは、むしろ「強いな」という勝ち方です。
町田は7位だけど勝ち点41位で首位・京都、2位・磐田と勝ち点7差。これから3週間は五輪で中断だけど、いい位置まで上げてきましたね。

★キープレーヤー
安井拓也
神戸から町田に完全移籍して初登場。1点リードの84分からピッチに立った。最初はトップ下に入って、相模原の最終ラインとボランチを相手に3人分くらいプレスをかけていた。切り替えの早さ、寄せのねちっこさ、2度追い3度追いをかけるしつこさが素晴らしくて、守備だけでかなりインパクトがあった。

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