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映画の感想 Vol.2[青葉家のテーブル]

前回映画の感想文を書いたのは5ヶ月前。。
映画でワクワクする瞬間は、心に残るフレーズに出会えたとき。
結構ボーっと←見ているのに、ふいに刺さる瞬間がくる。
今回いくつかあったので残しておきたい。

あらすじ

ちょっと複雑な青葉家を中心に物語は進む。シングルマザーの⻘葉春⼦と息⼦(リク)、春子の飲み友達(めいこ)と彼氏(ソラオ)の一風変わった4人暮らし。夏のある日、美大予備校のため春子の旧友(知世)の娘(優子)が居候することに。現在はぎくしゃくした関係の晴子と知世、優子はじめ若者の様々な悩みから繰り広げられるユーモアあふれるストーリー。

劇場版ポスターには「なりたい私となりたかった私」と書かれている。
ちょっと考えてみたくなりませんか^^?

大人も若者も何者になりたいかわからない時がある

親友だった春子と知世が久しぶりに再会。
有名人になった知世と昔から変わらない春子の会話。
知世 「たまには冒険しないと価値観凝り固まんない?」
春子 「無理するほうがダサくない?」
   「私だって色々冒険した結果ここに落ち着いてるの」
            ・
            ・
色々気になる優子と一直線に進む美大仲間(あかね)の会話。
優子  「受験のための美術って楽しくないし、美大じゃなくても、まぁ」
あかね  「バンドやったりインターン行ったり逃げるとこいっぱいあっていいね、評価されるのが怖いから逃げてるだけでしょ、しっくりこないんじゃなくて理由つけて逃げてるだけ」

過去に「決めるのが苦手なんやね」と言われたことがあります。
当時は決められた人が先に進んでいるように思っていたけど、どちらも過程でしかなくて、それぞれの立場で悩みはあるなぁといろんな人と話してわかりました。
きっとなりたかった私になれた時には、またなりたい私が出てきてるはずw
ぐるぐるしてきますが、今の自分を認めながらなりたい私を追いかける人生が楽しそうです。

「今は選ばないことを選びたい」

なりたい自分が毎日変わるのを認めた優子の言葉。
白黒はっきりつけないことも選択のひとつで、「色々やってみてから決まるでしょう〜」と言える余白がある状態が理想です。
“選ばないことを選べる、いつか決めるときがくる”と、自分を信じてあげたいですね。

「北欧、暮らしの道具店」オリジナル映画

もともとECサイトで短編ドラマが公開されており、今回長編映画化された。
青葉家やお店で使用されているアイテムがおしゃれ!(色合いがほんわかした感じ←)
アイテムは公式HPで紹介されており、購入可能だったので、これから短編ドラマと合わせてチェックします。個人的には”めいことソラオ”のやり取りをもう少し見たいな〜。

改めて私が好きなのは、のんびりゆっくりであんまり頭を使わない映画なんだなと。
そうやって鑑賞するほうが心に響く言葉に出会いやすい気がします。
映画を見たくなるときは心に余裕があるし、約2時間がもたらす効果はおもっているより沢山あるので、定期的に訪れるといいな〜。
そしてまだまだ映画感想文ってむずかしい・・!

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