Studio Oneでテンポチェンジを扱う際の注意点

覚え書きと情報共有。

Studio Oneで、曲の途中でテンポが変わる曲を作る際に注意点。

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↑こういう感じの楽曲。

1人で作る分には特に問題ないのですが、ボーカル依頼や演奏依頼などファイルの受け渡しが発生する場合に注意です。

当方Studio One4 Professional 使用です。


■新規ソングを立ち上げる場合

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新規ソングを立ち上げる際、画像赤枠の「オーディオファイルをソングテンポにストレッチ」はチェックを外しておいた方が無難です。

チェックが入っていると、読み込んだオーディオファイルがテンポに合わせて伸縮(早送りになったり遅送りになったり)してしまいます。


■ミックスダウン時の場合

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同じく赤枠の「テンポをオーディオファイルに書き込み」のチェックを外しましょう。チェックが入っていると、他のソフトなどで読み込んだ時にファイルが伸縮してしまう場合があります。


■ファイルを受け渡しするとき

テンポチェンジがある曲を受け渡しする際については、以下のブログ記事が詳しいので共有させていただきます。(特にPro Toolsの場合)

テンポ情報を書き込んでいないオーディオファイルに加え、無音のインストMIDIファイルをエクスポートします。(ここにテンポや拍子などの情報が書き込まれます)

※Studio Oneで楽曲全体の情報を含んだMIDIを生成するには、ファイル>別名で保存>拡張子をmidiに選択

Pro Toolsは無料版が出ているので、もしものために落としておくと役に立つことがあるかもしれないです。(Pro Tools Firstをダウンロード)


こういった細かいことって初歩的なんですけど意外と誰も教えてくれなかったりするので情報共有大事です。。。


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