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普通に使い過ぎてないですか?「クソ」とか…

おーどりー――食事してて、食べてるものが感動的においしいときハチさんなら何と言いますか?
ハチ――おいしいときは「おいしい!」としか言わないですよね。感動的においしいときは、「すっごく、おいしいっ!」と大げさな身振り手振りを付けるかな(笑)。
おーどりー――そうだよね。「うまっ!(旨い)」という表現も、うちらの世代では女性は使わなかった。方言とか、地域性があるかもしれないけれど、「女の子が、旨い!なんていうもんじゃありません」的な感じだったよね。今でも、「うまっ!」がすぐに出てくることはないかな。
ハチ――時代ですねー。今じゃ若い女性だって普通に「うまっ!」って言ってる。
おーどりー――だけど、美味しいを表現するとき「クッソ旨い!」っていうのはちょっと嫌なんだよね。
ハチ――わかるぅ。「クッソ不味い!」ならわかるんだけど、旨いに「クソ」を付ける感覚がどうも理解できない。
おーどりー――同感です。首がもげるほど頷きましたよ。うん確かに「クソ不味い」分るんだけど、強調表現の副詞として「クソ」を使うには抵抗がありすぎる。
ハチ――「クソ暑い」とかは言ったりするけど、ホントよね、クソって「うんち」のことですよ!
おーどりー――だから、不快に思う人も多いと思うんだよね。
ハチ――それにさ、「クソ〇〇」だけじゃなくて、「クソ」の多用が気になるところ。
おーどりー――「くそ、負けるもんか!」みたいな、感動詞の「くそ」じゃなく、ひどいこと(人)なんかに対しても使うよね。「うちの会社、クソなんで」とか、「あんなクソとはこれ以上付き合えない」とか。使うのなら、TPOをわきまえてほしいよー。
ハチ――本当にその通りだと思う。でもさ、この前「あのクソじじいが…(怒)」って言ってなかったっけ?
おーどりー――あ。「クソじじい」と「クソばばあ」は有りでお願いします(笑)
ハチ――うちらも「クソばばあ」にならないよう気を付けましょう。
おーどりー――ほんに、ほんにー。
 
本日の言葉
クソ(糞)
意味:動物が、消化器で消化したあと、肛門から排出する食物のかす。大便。ふん。程度のはなはだしいことをののしる意を表す。など。
(小学館 デジタル大辞泉)
 
快く思わない人も多い言葉なのです。


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