審査員に夢眠ねむさんも!秀逸なタイトルの本を決める「タイトルだけ大賞」をオーディオブックで振り返る
こんにちは。タイトルだけ大賞担当のニハチコです。
タイトルが秀逸な本を勝手に表彰する企画、「日本タイトルだけ大賞」が12月10日、ニコ生にて開催されます!ゲスト審査員は、今年も元でんぱ組.incで夢眠書店店主の夢眠ねむさんが務めてくださることに決定しました!
一般の方からの推薦で候補作が決まる本賞ですが、今年もさっそく素敵なタイトルの本が集まっています。
第13回ノミネート作品(一部)
現在は、こんなノミネート作品が集まっています。
……など。ノミネート作品の推薦は12月1日までなので、2020年に発売された本で「面白いタイトルの本を知っている」という方はぜひ推薦してみてはいかがでしょうか。(※ノミネート方法はこちらから。)
さて、ここまでご紹介してきました日本タイトルだけ大賞。なぜaudiobook.jpのnoteで取り上げるのかと申しますと、実はこの賞の発案メンバーの中に、弊社会長の上田渉がいるからなのです。運営の一部もお手伝いさせていただいています。
過去の受賞作にはオーディオブック化された本も
今年で第13回を迎えるタイトルだけ大賞。おかげさまで、かなりのご長寿企画になりました。
ありがたいことに初めの頃は無名だったこの賞も、毎年楽しみにしてくださる方が増えてきました。とくダネ!や月曜から夜ふかしで取り上げていただいたのも良い思い出です。
過去の受賞作の中にはオーディオブック化された本もありますので、そちらを通して過去の受賞作を振り返ってみたいと思います。
👑日本タイトルだけ大賞2009
<土井英司賞>『「1秒!」で財務諸表を読む方法』
<上田渉賞>『会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ』
この年の大賞は「ヘッテルとフエーテル- 本当に残酷なマネー版グリム童話」で、受賞作はビジネスに関わる書籍が多めでした。
👑日本タイトルだけ大賞2010
<土井英司賞>『これからの「正義」の話をしよう』
<小飼弾賞>『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』
この年は『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』、通称『もしドラ』が大ブームになりました。類似したタイトルの本が多数発売されるなど、とても影響力のある一冊でしたね。
大賞は『スラムダンク孫子』。とても意外な組み合わせです。
👑日本タイトルだけ大賞2011
<山田真哉賞>『社員みんながやさしくなった』
2011年の山田真哉賞は『社員みんながやさしくなった』でした。なぜそうなったのか、気になります。
この年の大賞は『奥ノ細道・オブ・ザ・デッド』。「オブ・ザ・デッド」の響きがあまりにも強烈だったので、その後のタイトルだけ大賞でも数年にわたって「オブ・ザ・デッド」というコメントがニコ生で流れるなど、伝説の回となりました。
👑第11回 日本タイトルだけ大賞
<夢眠ねむ賞>『体力の正体は筋肉』
<読書メーター賞>『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』
2020年11月に配信されたばかりの『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』も、タイトルだけ大賞の読書メーター賞を受賞していました。
賞の名前が途中から年ではなく第○回という表記になったのは、1年に2回開催される年がでてきたためです。
第11回の大賞は『砂漠の空から冷凍チキン』。一体どういう状況なのでしょうか……
以上、タイトルだけ大賞を受賞しているオーディオブックでした。
今年はどんな本が大賞に選ばれるのでしょうか。12月10日21時から、ニコ生をぜひご覧ください。
■第13回 日本タイトルだけ大賞 ニコニコ生放送
https://live2.nicovideo.jp/watch/lv328337597