酒好きがおすすめするオーディオブック『逆境経営』~おすすめの日本酒のつまみを添えて~
こんにちは!
お酒は大体なんでも大好き、最近は寒いので熱燗ばかり飲んでいる
audiobook.jp運営のハガです。
今回はそんな私が日本酒を飲む度に脳裏をよぎる
印象深いビジネス書『逆境経営―――山奥の地酒「獺祭」を世界に届ける逆転発想法』をご紹介します。
ご存じですか?山口の地酒「獺祭」
私は楽しく飲めれば万事OKという人間で、あまりお酒の銘柄や等級の知識はありません。
それでも聞いたことがある日本酒「獺祭」。
アメリカのオバマ大統領が来日した際、安倍総理がプレゼントをしたことでも知られていたり、JALのファーストクラスで提供されていたり。あまりお酒に詳しくなくても耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
国内外で有名な日本酒「獺祭」を手掛ける旭酒造の蔵元三代目社長、桜井博志さんによって書かれたビジネス書がこの『逆境経営―――山奥の地酒「獺祭」を世界に届ける逆転発想法』です。
おすすめポイント①まさに崖っぷちからの逆転劇
お高い美味しい日本酒、というイメージの獺祭。
私はあまりにも有名なので、勝手に「江戸時代ぐらいから先祖代々受け継いできた~」みたいな長い伝統のある銘柄だと勘違いしていたのですが、実はそうではありません。
山口県の山奥にある地元で4番目くらいになる、とても小さな酒蔵を父親の急逝により突然継ぐことになった桜井さん。
地元で太刀打ちできないのなら、もっと人が多く集まるマーケット・東京で通用するようなお酒を、と大胆に経営の舵を切っていきます。
日本酒業界の当たり前に「本当にそれでよいのか」と疑問を持ちチャレンジすることで「獺祭」を生み出していくストーリーは、お酒にあまり興味がなくとも思わず聴き入ってしまうはずです。
おすすめポイント②海外市場でみる日本酒
今作では獺祭を日本市場だけではなく、ヨーロッパ市場に売り出していくための挑戦についても触れられています。
たとえば
日本酒はその製造方法から醸造酒というジャンルに分類されるのですが、現地の人から同じく醸造酒に分類される「ワインとの違い」をよく尋ねられる、というエピソードが紹介されています。
日本国内ではどちらかというと、同じお米から作られる焼酎のほうが競合のように語られることが多く、ワインと日本酒を同列で語ることは少ないのではないでしょうか。
このようにお酒を飲む人ではなく、お酒を売る側の考えに触れられるのも酒好き的本作のおすすめポイントです。
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お酒が好きな人もそうでない人も、ぜひ聴いてみてください👂
追伸
いちばん好きな日本酒のおつまみはかんずり酒盗です。
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