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日本水仙

自宅で育てている日本水仙が咲いた。
いくつも球根を植えているけれど、今年の蕾は4輪くらい。

日本水仙って原産地は日本ではない。
地中海沿岸が原産地。それが中国経由でやってきたという。
きっとシルクロードを渡って中国に入ってきたのだろう。

大阪の南西部にあたる泉州地区では、1168年に中国から帰国した俊乗坊重源上人という高僧が水仙を持ち帰り、それが栽培するきっかけになったと言われている。
(参考リンク 和泉市立和泉図書館 https://trc-adeac.trc.co.jp/WJ11E0/WJJS06U/2721915100/2721915100100010/ht010100
これが日本水仙の起源かはわからないけれど(どんな水仙持ってきたかもわらない)、水仙の球根がどんな旅をして今の日本とつく名をこの水仙が持つことになったのか、考えるのも楽しい。
お正月に飾るようになったのも、日本人の生活に古くから馴染んでいたからなんだろう。

今年は暖冬のようで、埼玉や群馬でも12月には既に咲いていた。
不思議なことに自宅のそばでは、いつも咲いている場所ではまだ蕾だった。
東京は気温より日当たりの問題かな。


学名 Narcissus tazetta subsp. chinensis
和名 日本水仙(ニホンズイセン)
別名 フサザキスイセン

ちなみに白い房咲きのペーパーホワイトも同じ種で、サブスピーシーズが違うだけのよう。(今現在は)

水仙の季節は割と短い。だからこそ、今を楽しまなくては!


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