予算10万円までで選ぶヤマハのアコースティックギター
ヤマハは、1887年に日本で創業した音楽機器メーカーであり、アコースティックギターの製造でも知られています。 以下は、ヤマハのアコースティックギターの歴史と特徴の概要です。
歴史:
1940年代後半から、ヤマハはアコースティックギターの製造を始めました。
1960年代には、ヤマハはMartinやGibsonといったアメリカの伝統的なギターメーカーに対抗するため、上位なアコースティックギターを製造し始めました。
1970年代に、ヤマハは初めてのエレアコギターであるAPXシリーズを発表し、エレアコ市場に進出しました。
1990年代以降、ヤマハはエレアコギター、クラシックギター、ウクレレなど、さまざまな種類の弦楽器を製造しています。
特徴:
ヤマハのアコースティックギターは、高品質で信頼性が高いと評価されています。
木材の選定に力を入れており、トップ材にはスプルース、バック&サイド材にはローズウッドやマホガニーなどの高品質な木材を使用しています。
デザインは、伝統的なものから現代的なものまで、確かなバリエーションがあります。
プレイヤーのレベルに合わせて、エントリーレベルからプロフェッショナル向けまでしっかりラインナップがあります。
同等の価格帯の競合に比べ、価格と品質のバランスが良いとされています。
YAMAHA F600 アコースティックギター
F600のこだわり
F600はやや大型のボディに対し、弦長は634mmと通常よりやや短めに設定。
フレットの間隔がわずかに短くなることで演奏性を向上させました。
またマーチン型とギブソン型の中間にあたる弦長に設定することで、他のあらゆるギターを手にした時も違和感なく演奏することができます。
YAMAHA FS820
YAMAHA FG830
FS800
ヤマハフォークギターの原点とも言えるシンプルで伝統的なデザインと変わらぬ高品質、そしてハイコストパフォーマンスを実現したヤマハフォークギタースタンダードモデル。新開発のスキャロップドブレイシングデザインにより、レスポンスとの良さと力強いサウンドをバランスよく表現します。くびれの深い薄くコンパクトなボディは圧倒的な弾きやすさを実現。コードストロークにもフィンガー・ピッキングスタイルにも対応できるエントリーモデルの代表格です。
くびれの深いコンパクトなボディシェイプ
表板はスプルース単板。裏・側板はナトー(またはオクメ)を採用。
新開発スキャロップドブレイシングによる豊かな響き
クラスを超えた高品質
820と830の違いは?
アコースティックギターに使われる側板と裏板の違いです。820にはマホガニーが、830にはローズウッドという木材が使用されています。一般的にマホガニーは柔らかくファットな音の傾向があり、ローズウッドには明るく歯切れのいい音になる傾向があります。
ただしこの両方とも合板(ラミネート材)です。合板というのは強度を得る為と、材料のコストを抑える為、薄い板を貼り合わせて作られた合成材です。
価格はアップしますが単板材の方が音の傾向ははっきりしてきます。
価格が抑えられるのと強度が増すので初心者にオススメのギターになります。
YAMAHA FG820
YAMAHA FG830
FG800
ヤマハフォークギターの原点とも言えるシンプルで伝統的なデザインと変わらぬ高品質、そしてハイコストパフォーマンスを実現したヤマハフォークギタースタンダードモデル。新開発のスキャロップドブレイシングデザインにより、レスポンスとの良さと力強いサウンドを実現。エントリーモデルの代表格です。
トラッドウェスタンのボディシェイプ
表板はスプルース単板。裏・側板はナトー(またはオクメ)を採用。
新開発スキャロップドブレイシングによる豊かな響き
クラスを超えた高品質
FSとFGの違い
ボディの大きさの違いになります。大きさが違うと音の響き方が変わります。FSはボディが小さく、持った時に抱えやすくなりますが、音量は比べるとやや控えめ。
FGはボディが大きく人によっては抱えづらいですがオープンな響きになります。
良し悪しではなく、持った時の感じなどで決めて大丈夫です。音量は弾き方でもある程度コントロールできるからですが、FGの方が最大の音量に余裕があります。傾向としてはFGタイプを選ぶ人が多いようです。
大は小を兼ねる的な発想かもしれませんね。
YAMAHA LS6 ARE エレアコ
YAMAHA LL6 ARE エレアコ
ピックアップ&コントロール:パッシブタイプピックアップ表板:イングルマンスプルース単板(A.R.E.)
裏板・側板:ローズウッド
単板ネック:マホガニー+ローズウッド5プライ
指板:ローズウッド付属品:ライトケース
アンプにも繋げられるようになるので将来ライブします!という方はこのいわゆる「エレアコ」タイプのアコースティックギターじゃないと将来困りますよ!といって楽器屋店員の時は案内していました。
LSとLLの違い
ボディの大きさの違いになります。大きさが違うと音の響き方が変わります。LSはボディが小さく、持った時に抱えやすくなりますが、音量は比べるとやや控えめ。
LLはボディが大きく人によっては抱えづらいですがオープンな響きになります。
良し悪しではなく、持った時の感じなどで決めて大丈夫です。音量は弾き方でもある程度コントロールできるからですが、LLの方が最大の音量に余裕があります。傾向としてはLLタイプを選ぶ人が多いようです。
大は小を兼ねる的な発想かもしれませんね。
YAMAHA FSX825C
こちらは島村楽器限定のヤマハとのコラボモデル。
基となっているのはご紹介したFS820。
それをエレアコにして、ボディの形状もエレアコ仕様にして、カラーはオリジナルにしているから他の楽器屋さんでは買えませんよ!という作戦です。こうすると利益も出しやすいの楽器業界問わず、こうゆう製品は多いですよね。
聞こえは悪いのかもしれませんがコスパは良くなっていて、エレアコとして「使いやすいプリアンプ」というものが搭載されていたり、「ライブ」を将来目指したい初めてさんや、配信をいい音でやりたい人にはオススメのモデルです。
ヤマハ YAMAHA アコースティックギター LS16 ARE
ヤマハ YAMAHA アコースティックギター LL16 ARE
「L16シリーズ」は、側裏板にローズウッド単板、表板には厳選されたイングルマンスプルースを採用。新しくデザインされたブレイシングとA.R.E(Acousutic Resonance Enhancement)処理により、豊かで温かみのあるサウンドに加え、開放的な鳴りを維持しつつも、バンドの中に自然と溶け込む優れたトーンバランスを再現します。また、新たに設計された握りやすいネック形状や、パッシブタイプのピックアップにより、高い演奏性を実現します。
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