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ドン・パスクワーレ 2019.11.16

新国立劇場で、はじめてのドニゼッティ。

ベルカントオペラと、ヴェリズモとのあいだ。
ノリーナとマラテスタが素晴らしかった。声量と正確性と、チャーミングな演技。

パンフレットも読み物に充実しており満足。
ただ、執筆者の誰もがドン・パスクワーレを「喜劇なのだが、人生の儚さに起因するある種の悲しみを表しているために、奥深いものになっている」と評しており、オリジナリティが問われる。

わたしは今回の演出で、そこまで喜劇以外の要素が大切にされているようには思えなかった。
ただ曲も筋も楽しく、甘く、美しかった。

ヴェルディやプッチーニほど感情的揺さぶりに疲れることもない。
あっという間の2時間半。

寒かったのでこの前買ったお気に入りのコートを出した。
LE ベージュバルカラーコート
UNIQLO 黒メリノウールハイネックセーター
UNIQLO U ワイドテーパードデニム
白ポップ柄ソックス
LAKOLE 黒キャンバススニーカー

お金も欲しいですがコメントも欲しいです。