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いよいよ出発日が近づいてきた。留学前の準備。

なんだかんだあっという間に時間が過ぎて行きました。出発前に行った準備を簡単にまとめました。私費留学でお金がない中で、節約できる方法を入念に調べて準備したものも多いので、派遣職員の方々とはまた違った情報をお伝えできるかもしれません。またコロナ禍特有の手続きや女性ならではの準備も含めてお伝えできればと思います。

それではなるべく時系列に沿って記載します。

・銀行にて残高証明書を発行

合格をいただいたら、まず銀行に英文の残高証明書を取りに行きます。I-20に必要な書類です。学校は2枚もらうように指示してきましたが、1枚だけで足りました。

・証明写真をゲット

アメリカビザは顔写真をデータでアップロードすればオッケーです。でも私はなぜか何回やっても読み取ってくれなかったので、証明写真機でゲットしました。最近はプリクラ機に証明写真機能が付いているものがあります。普通の証明写真機は800円しますが、プリクラ機は400円なのでおすすめです。一度取得してデータ化しておけば、ビザ以外にも国際免許証や学校の手続きなど各場面で使えます。

・VISA申請

まずDS-160をネットで申請します。冒頭に作業時間1時間と案内があり、実際それ以上かかりました。犯罪歴はありませんか?など多くの質問がありますので答えていきます。
その後ビザ申請料金 $160、SEVIS$350、郵送料2,860円の支払いがそれぞれ必要でした。(高い💦)

アメリカ大使館にて面接を受けます。

【面接当日の持ち物】
・印刷した面接予約確認書
・DS-160フォーム確認ページ
・証明写真(背景白。5 cm×5cm)
・パスポート
・過去10年間に発行されたパスポート(持って行きましたが提出は求められませんでした)

面接は英語でした。受付部屋みたいなものはなくオープンスペースのカウンターで行います。私は大阪の大使館で受けましたが面接官は頑張って日本語を話してくれていました。
東京の大使館だと英語のみの面接官もいるそうで、知り合いは緊張している方もいました。

学生ビザの面接日に持参すべき持ち物の詳細は以下をご覧ください。
https://ustraveldocs.com/jp_jp/jp-niv-visaapply.asp

ビザが承認されたかどうかはその場で教えてくれます。後日パスポートは返却されます。

・外貨準備

SMBC信託銀行で口座開設しました。慌てず、外貨の変動に振り回されないためにも、早めに開設しておくことをおすすめします。合格をもらって渡航までの数ヶ月間、積み立てておくと手数料無料で外貨が手に入ります。詳しくは以下の記事をご覧ください。

・病院周り

歯医者や眼科など、身体的チェックは一通り行っておくことをお勧めします。海外では医療費が高い国が多いのでご注意ください。私は親知らずもこの機会に全て抜きました。住んでいる区役所が子宮ガン検診の受診支援をしてくれているのですが、今までは受けずにいたので、この機会に受けました。

・ワクチン対応

行かれる国によって、学校によって打たなければいけないワクチンや検査があります。私は東京の日比谷クリニックにお願いしました。母子手帳と学校の資料を病院に提出しました。病院側が何のワクチンを打つ必要があるか見て判断してくれるので安心です。

ただし、コロナのワクチン接種を考えている方は注意が必要です。コロナのワクチンとそれ以外のワクチンは2週間の間隔をあけなければ打ってくれません。スケジュール調整には要注意です。私の場合は以下の通り。

→コロナのワクチン1回目
→2週間後 それ以外のワクチン
→2週間後 コロナのワクチン2回目

コロナワクチン
学校で接種を強く推奨されていたのでコロナのワクチンを接種しました。(学校が開始する直前に接種は必須条件に変わりました。打っといてよかった)最近はどの年齢でも接種できるようになってきている地域が多いと思うので問題ないと思いますが、私は文部科学省が実施してくれているコロナワクチンの支援制度を使いました。一時的な支援でもうすぐ終了する可能性があります。ワクチンを受けられない留学生が接種できるようにサポートしてくれる制度です。英語の接種証明書まで出してくれます。ワクチン接種済みである証明証の発行だけも受けてくれます。

ワクチンの接種証明は通常日本語で記載されており、英語訳の依頼が必要かと思います。英語訳はだいたい高いので、文部科学省の支援は大変助かりました。

英語訳といってもワクチン証明書の内容が訳されるわけではなく「この人はワクチンを接種していることを文部科学省が証明します」というレターのようなものを発行してくれました。

・家探し

私は1ヶ月以上かかりました。コロナの中で到着後バタバタするのが嫌で、なんとしても日本にいる間に見つけたくて頑張りました。何が1番大変かというと、見たい物件に連絡しても、無視される。不動産屋さんに連絡しても無視される。
ようやく、相手にしてくれる不動産屋さんが出てきたと思ったのに、途中で連絡が途絶える…
不動産の問い合わせに携帯番号が必ず聞かれます。アメリカの番号ではないせいか、本当に連絡が取れないのが何より大変でした。

いろいろ試して、Roomies というサイトを通してなんとか7月頭にお家が決まりました。出発日が近づいていたのでめちゃくちゃ焦りましたが、一件落着。

アメリカの場合は3ヶ月ぐらい前から家の契約もできる雰囲気があるので早めの行動をおすすめします。

シカゴの南に引っ越される方で土地感覚がわからない方はお問い合わせください。おかげで地域情報に少し詳しくなれた気がします 笑

・アメリカのベット購入

住む場所が決まりましたら、到着した日にとりあえず必要なベットを買います。
アメリカは日本とベットのサイズが異なるので、それを確認して購入。
私はtwinという、日本で言うシングルサイズのベットにしました。(部屋を広く使いたかったため)
アメリカのアマゾン(amazon.comで検索)でベットフレームとベットマットを購入しました。受け取りはルームメイトが行ってくれました。
私が買ったのは以下の2つ。
① ベットフレーム:Einfach Rustic Platform Metal Bed Frame with Wooden Headboard 
送料込みで$129.99

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② マットレス:Zinus 6 Inch Foam and Spring Mattress
     送料込みで$128.44

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日本ではマニフレックスという高反発マットレスを使っているのでそれに対応するHigh-Density Foamを購入しました。意外とアメリカは高反発が少なめで見つけるのに苦労しました。

マットレスのカバーや掛け布団は別途購入が必要です。ひとまず私はルームメイトに借りれることになりましたので、入国後探しに行こうと思います👀

この時点でSMBC信託銀行でドルを取得していたので、買い物も問題なく行えました!

・持って行くものの準備

アメリカにあまりなさそうなので買ったもの
★化粧品
・折り畳み傘
★便座シート
・洗濯ネット
・菜箸
★茶碗
★味噌汁のお椀
・お箸
★文房具 (ペン類)
★常備薬(風邪薬、ビオフェルミン)
★5本指ソックス
アメリカにあるだろうけど、日本で買った方が安いから買ったもの
ヒートテック、コンタクトレンズ、スリッパ、カメラのSDカード、メガネ

化粧品は1年分を購入し、半年分を船便で送り、半年分を持っていくことにしています。化粧品も消費期限があり、1年以上購入するのも良くないのだとか。

美容周りはこだわりがあり、私は極力日本で調達しています。現地のもので気にならない方はいいかと思います。

実際★マークをつけた持ち物以外は到着後数日の間にアメリカで見かけましたので不要かもしれません。今日は便利なもので、「アメリカにあれあるかな?」と疑問に思われた方はアメリカのアマゾン「Amazon.com」で検索してみてください。手に入るものか、値段はどれくらいかなど簡単に確認できます💡

シャンプーだけは持っていきません。慣れたシャンプーを使いたいところですが、水が変わると泡立ちが悪くなったり、髪に合わなくなったりするのでやめました。

コンタクトレンズは国際郵便で送れないというのをちらほら見かけました。実際のところはどうか分かりませんが、手荷物で持っていくため1年分をレンズコンタクト(オンライン)で購入しました。色々調べたところ私が利用するコンタクトはこちらのサイトが最も安かったです。ただし、大量に注文すると何回かに分けて発送され全部受領するまでに2〜8週間かかりますのでご注意ください。

ちなみに2 weekか1 dayコンタクトか迷ったところ1day コンタクトにしました。1 dayはかさ張りますが、費用を計算すると2 weekと1、2万円の差しかなかったのでこの選択に落ち着きました。

・役所の手続き

勤務状況や会社の規定によって手続き内容が異なってくると思います。私の場合は以下の通り。
年金 休職中は国民年金のみになる。役所で海外への転出届を出した後、年金に任意で加入する場合は手続きが必要になります。ひとまず任意加入で私は手続きしました。いつでも辞めたり、再度加入することはできるみたいです。

市民税 会社が代理で払ってくれているので、口座に残高だけしっかり残して引き落としを続ける方法もあります。
私の場合は一括で払ってしまいたかったので、会社に引き落としを止めてもらって、役所で支払いの手続きをしました。
支払い手続きの際、引き落としの銀行を役所でそのまま登録できました。登録したい銀行によっては役所で完結できない場合があり、その時は銀行に別途行く必要があるそうです。

海外転出届
役所にて転出届をします。出国の約2週間前から手続きができます。
私は実家が大阪ですが、仕事のため神奈川に住民票を置いていました。
神奈川から大阪に住民票を移してから、海外転出届を出すか、神奈川から海外転出を出すか迷いました。
結論、私は神奈川で海外転出届を出しましたが、実家に戻してから転出すればよかったと思いました。
なぜなら、今後役所で手続きが必要になった場合、一部の手続きは、最後に住民票があったところでしかできないと言うのです。
何かで住民票が必要になった!と言う時に、家族が代理に取りに行ける距離にないということになります。
実家に住民票を移して、公的書類を実家にすると、あとあと手続き面でも楽だなと感じています。

・国際免許証の発行

運転する可能性が少しでもあるならば取っておかれた方がいいと思います。

・国内の引越し

神奈川の家からまず実家に荷物を移しました。私は家具がなかったので節約のため、引越業者は使わず、ヤマトで荷物を送りました。家具がある場合は引っ越し業者の利用は避けられないかもしれません。8箱ぐらい送って16,000円ぐらいで引っ越し完了しました。

段ボール箱はコーナンでいくつか無料でいただき、一部購入しました。

・アメリカへの荷物発送

こちらも家具がないので、引越業者は利用しませんでした。調べた結果、引越パックを使うより、郵便局の船便とEMSをうまく組み合わせる方が安いことがわかりました。

送るための箱は要注意です。海外に送る場合は丈夫な段ボールを買わないとすぐに壊れてしまいます。上記で触れたように国内の荷物移動はヤマトを使いました。コーナンで入手した箱を使いましたが、実家で受け取った時には破れまくってました。国内でこれだけぼろぼろになるのだから、海外便は本当に気をつけないといけないと思います。

丈夫な段ボール箱はアースダンボールで購入しました。

国によって、また送り方によって利用できる箱の大きさが異なります。郵便局でアメリカ行き、船便で遅れる段ボールは国際郵便小包Bサイズです。これに対応している段ボールはなかなか入手困難なそうです。以下は私が購入した段ボールです。よろしければご利用ください。

冬服や、半年分の化粧品など、すぐに必要のないものは郵便局の船便で送りました。
ただしコロナの影響で船便が詰まっているそうで、通常1-3ヶ月で着くはずのところ半年はかかると見るように言われました。なので、早めに船便は出しておくといいかもしれません。

ちなみに2021年8月現在、アメリカに送る荷物は船便かEMSの取り扱いしかありません。SAL便などはコロナのせいかありません。

船便2箱を発送し16,000円ぐらいで収まっています。

・携帯(日本携帯の手続き、アメリカの携帯準備)

アメリカの携帯
アメスマを契約しました。日本の携帯料金は安くなってくれたおかげで大変助かっていますが、その値段を持ってアメリカの携帯を見ると、高い…大手キャリアなら最低55ドルから…

アメスマは月々25ドルの安いプランもあり、何より日本にいる間に契約手続きを済ませられる。日本でSIMカードを受け取れる。アメリカに着いたらすぐに使えるように準備できる。
今までだったら到着後SIMを買えるまで、携帯が使えず不便な思いをしたものです。

日本の携帯
UQモバイルを使っていますが、格安で日本の携帯番号を残すため、楽天モバイルに切り替えることにしました。

AU、docomo、ソフトバンクなどメジャーキャリアと契約して、番号保管サービスを利用する方法は有名です。しかし、保管サービスは最初に3000円ぐらい支払って月々500円程を払わなければならず、番号保管中は日本の番号は利用できません。

格安携帯と契約し、1番安いプランで番号を残す方法もよく紹介されていました。
UQだと1番安くても月々2000円になるので、厳しい。もっと安い会社なら月々900円ぐらいのところもある。それでも使わないのに毎月払うのはなー…3年で3万円は高いな…

そんな時、知ってしまったサービスが楽天モバイル。楽天モバイルは利用しなければ0円!つまり楽天に乗り換えて、アメリカに行けば使わないので0円で番号が残せる!
しかもこの楽天モバイルは他にもすごいこと盛りだくさんで、海外で使っても1Gまでは0円。海外から日本への電話も無料でできるというのです。
詳しくはこちらのサイトをどうぞ。

デュアルsimが使える携帯をお持ちの方はアメスマと楽天と組み合わせたら最強だと思います。私は今はデュアルシムではないですが、次のiPhoneが出たら買い換えるつもりなのでその時にデュアルに切り替えるつもりです!

・PCR検査

PCR検査って高いですよね…そして出発前の忙しい時に取りに行かなきゃ行けないし、国ごとに使える陰性証明書のフォーマットが違うので大変…

金額の目安は安くて10,000弱、1,5000円あれば対応してくれる病院をいくつかみたので、それ以上高いところは受けなくてもいいかもしれません。もちろん海外渡航に必要な証明書を含んだ金額です。

オススメ①ANAのPCR検査
こちらはオンラインで完結し、費用が最も安かったのでオススメです。こちらが出してくれる陰性証明書はアメリカ大使館で指示されている「陰性証明書に書かれてあるべき項目」が全て含まれていることを確認しました。アメリカ行きの場合は対応可能だと思います。(ハワイはちょっと厳しいみたいなので注意です)
アメリカの陰性証明書の指示は少なく、また紙の証明証である必要はありませんので他国と比べて準備はしやすい印象でした。

ただ時間に余裕がないと利用しにくいサービスです。
PCRキットを購入して、発送されてから2営業日後にリモート診断の予約を取る、検査後東京に送る、キット到着後 最短その日のうちに結果が出る。
かなり前に予約しないと、リモート診断の日が取れなかったり、万一郵送が遅れたりすると出発までに結果がもらえないかもしれません。

陰性証明書の記載事項を確認したい方はANAに問い合わせるとすぐにメールで送ってくれます。

https://www.ana.co.jp/ja/jp/topics/coronavirus-travel-information/pcr/

オススメ② 三宮トラベルクリニック
予約不要で受け付けてくれて、対面で最も安かった三宮トラベルクリニックを私は利用しました。関西圏の方はどうぞ!私の場合は待ち時間もゼロ、PDFさえあればよかったので結果を取りに行く手間もありませんでした。

長くなりましたが読んでくださった方ありがとうございました。やり残したことがないか不安で、直前はすこしバタバタしましたが、チェックリストの一つとして参考にしていただけますと幸いです。


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