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終電発、始発着

コロナ禍で外出を躊躇う状況が度々ある中、カメラを持っての散歩でたまにしていることがある。
深夜散歩。
週末、終電に乗って適当な場所へ行き、人っ子ひとりいない深夜の街をブラブラして始発で帰宅する。

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新橋・有楽町・銀座辺りをスタートし、大手町・秋葉原を経由、上野駅で始発に乗って帰る場合が多い。
もちろん散歩なので、上記の場所を結ぶ大通りを直線的に歩くわけではない。

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銀座はコロナのせいで本当に夜(深夜)の人が減った。減っていないのはタクシーの数だけだ。
路地で写真を撮ろうとして立ち止まると、客を探してゆっくり走っているタクシーが近寄ってくる。そして、僕に乗るつもりがないのが分かると、運転手ががっかりした顔(もしくはバカヤローとでも言いたげな顔)をして通り過ぎて行く。僕は何も悪くない。

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話が逸れるが、少し前に赤坂で個人タクシーの運転手と世間話をしたが、一晩走り回っても1万円にも届かないと嘆いていた。

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JRの高架を挟んで有楽町・銀座の反対側、霞が関・永田町、そして大手町。

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こちらは側はなんせ官庁街・ビジネス街なので、深夜に人がいないのは当たり前だ。
ただし、人がいなさ過ぎて寂しいというなら、霞が関・永田町には警察官でよければ沢山いる。もちろん僕は遠慮する。

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同じビジネス街でも神田駅・秋葉原駅周辺は、東京駅周辺とは雰囲気が全然違う。

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高層ビルが並んでいる大手町に対して、外神田界隈に林立しているのは中小の雑居ビルだ。
庶民的な雰囲気に少しホッとする反面、非現実感はかなり薄まる。

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このコースの中で最も人がいたのは(あくまでも深夜・早朝にしては)やっぱり上野駅周辺だった。

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終電から始発までの間、おおよそ4時間くらいブラブラ歩くと流石に小腹が空く。コンビニで何か買って食べるわけだが、上野公園があるのは有り難い。街中の小さな公園と違って、こんな時間でも堂々としていられるから。

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「いつもは人で溢れている場所の、ほとんど人がいない状況」の中を散歩するのはけっこう気持ちいい。

※上から
1. GR III
2. ColorNegative 800 / LC-A+ 
3. Lomochrome Metropolis / SMC Pentax ・50mm F2
4. Superia Premium 400 / SMC Pentax 50mm F2
5. Lomochrome Metropolis / SMC Pentax 50mm F2
6. iPhone SE
7. GR III
8. GR III
9. Ultramax 400 / Helios 44-2 58mm F2.0
10. GR III

もしサポートを頂けた場合、次のいずれかに使わせて頂きます。①フィルム ②交通費 ③どら焼き