いざカナダ永住権 その5 不服申し立てを行う!
前回の記事でBC PNPに落ちたことを書きました。
その後、移民弁護士と相談し今回の結果について不服申し立てをすることにしました。
要は別のofficerの目で結果が妥当だったか再レビューしてね、ってリクエストです。
このままこの結果を受け入れてしまうと、Decision Letterで指摘のあった3点について、
BC州の経済に貢献してないよね → はい貢献していません
カナダ人を雇用する努力してないよね → はい努力してません。推薦者(←私)を雇う気まんまんでした
Job Title違うし正当なPositionじゃないよね → はいWeb DeveloperなのにSoftware Developerって嘘ついてました
と、相手の言い分を全て認めてしまうことになるので「いやいやそうじゃないですよ、そちらが提出した資料をちゃんと読み取れていないだけで私はBC PNPのノミネーションに値する人物ですよ」と主張することにしたのです。
ただ、この不服申立てにもメリット・デメリットがありまして、
メリット
再レビューによって結果が覆るかもしれない
結果が変わらなかった場合でも、なぜダメだったかより詳細にフィードバックが得られるので次回申請時に対策が立てやすくなる
デメリット
お金がかかる。再レビューに500ドルかかります。まあまあいい値段しますね・・・。
時間がかかる。不服申し立ての受付完了メールによると、80%の不服申し立てが9ヶ月以内に完了しているとのことでした。ということは1年くらいかかってしまう可能性もあります。BC PNPの審査自体も通常2-3ヶ月と言われているところ5ヶ月以上かかったんで、カナダのこういうお役所仕事は言われた期間の倍はかかると思ったほうがいいかもしれません。
再レビュー中は別のBC PNPの申請は不可。並行して別のBC PNPの申請ができれば迷わず不服申し立てをするところですがそれはできません。つまりDecision Letterの指摘事項をきちんと修正して再申請できる状態になったとしても、再レビューが終わらずいつまで経っても再申請できない、という事態になりかねません。
ざっとこんなところですかね。
個人的にはデッドロックになってしまう状態を一番避けたいのですが、私は現在育休中で、そもそも職場復帰するまで再申請できないということと、少しでも通過する可能性を上げたいということで不服申し立てをすることにしました。
さて、やれることはやったので暫くは再レビューの結果待ちになります。
と言っても結果が覆ることはほぼないと思っているので次回の申請のための詳細な情報収集が大きな目的ってところでしょうか。
当分は気持ちを切り替えて子育てとカナダの生活を楽しむこと、エンジニアとして少しでもスキルを上げておくことに注力したいと思います。
サポートいただけましたら椅子から転げ落ちて喜びます。