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バンクーバーで話を聞いてきた(2/2)

 前回の記事で書いたようにWebアプリ開発のカレッジに行くべく学校を調べて、下見を兼ねたバンクーバー滞在中に現地の留学エージェントに相談したところ、エージェントはこう言ってのけました。

「将来永住を視野に入れているのであれば奥様をmain applicantにしたほうがいいですね」

 つまり、永住するなら私ではなく、妻が申請したほうがいいらしいです。妻は日本の調理師免許を持っているんですが、バンクーバーでは調理師の需要が高く慢性的に人材が不足しているため、調理師が申請したほうがWebエンジニアが申請するよりも圧倒的に永住許可が降りやすいらしいとのこと。妻に永住権が降りればパートナーも永住権もらえるから、と。

 ただし、調理師免許があればそれでいいわけでもなく、日本での経験、加えてカナダでの学歴・職歴も諸々考慮されるため、妻もいったんバンクーバーの調理師学校に通ってジョブオファーをもらってから申請すれば堅いということでした。

「奥さんがカレッジに行っている間は旦那さんにwork visaが出ますしね」

「え、そうなの?」

 夫婦のうち片方がpublic school(UBC:University of Britsh Columbiaや前の記事のBCIT等の公立の大学・カレッジ)に通っている間はそのパートナーにはwork visaが降りるんだそうです。

 「とはいえ、いきなり英語で働くのは抵抗あると思うので旦那さんは半年か1年くらいCo-opのあるカレッジに行かれてからフルタイムで働いてはどうですか」

 個人的にはBCITがポスグラもあっていいなぁと思っていたんですが、BCITのFull Stack Web Developmentは非常に人気コースで募集開始からすぐに定員が埋まってしまい、その中から英語と数学のスコアが高い人から入学となるので入学そのものが難しいらしく、時間があるならともかく来年で40歳になろうとしている自分には厳しいかなぁと。

 それなら早めにフルタイムで働けるよう夫婦2人で工夫したほうがいいというわけで、妻が公立のバンクーバーコミュニティカレッジへの入学を目指すことになったのでした。

・Vancouver Community College


 現在妻はIELTSを猛勉強中です。

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