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ホロモデルのススメ 操作編 Part4

これまで操作編ではホロモデルのアプリ内チュートリアルや解説動画を補足してきましたが、それらを終えてもまだ説明不足なことがいくつかあります。(むしろここからが本命ですw)

その一つがポーズスプレーを使う際の各部位の説明です。

ポーズスプレーについては、「大好きなあのキャラのデジタルフィギュアを買った!さぁ楽しむぞ!」とスプレーを使った瞬間、フィギュアの周囲に大量の〇が出てきて、そこで心が折れたみたいなツイートも過去には見かけました。

そこからチュートリアルでもあればいいですが、残念ながら今のところなくユーザーは一つ一つ触って覚えるしかありません。

髪の毛などは構造が単純で〇の種類も少なめなため直感的に分かると思いますが、スプレー後、最初に出てくる最も重要な「体」については、〇の種類が多く、色や位置が重なる部分も多いので混乱しがちです。

ポーズスプレーの各部位の役割を知ろう

この問題を解決するために、この記事では「体」の各部位(〇)でどのような操作ができるか、補足していきたいと思います。

具体的な説明に入る前に注意点などをいくつか
・モデルによって細かい〇の数は異なります(特に肩や足首辺りはモデルによって異なる
・無料の東雲めぐなど古いモデルは首の可動域などが一部異なります
・エミリアなどリゼロのモデルは大きな可動域制限があるので、挙動が大きく異なります(作品イメージの保護が目的
・参考画像には「初音ミク Ver.iXima」モデルを使用(限定モデルですが仕様は他とほぼ変わらないと思います)
・各情報は執筆時現在のものです。今後アプデ等で変更される可能性があります

下の画像の番号に沿って説明を行っていきます(スクロールが多くなるので複数枚同じものを貼ってます)

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この文章を見ながら実際にホロモデルを動かしてみると覚えるのが早いかもしれませんが、今この記事を見ているスマホしかないというのであれば、自分の身体を説明通りに動かしてみるとホロモデルの動きがイメージがしやすいと思います。

1.頭の上の白色の〇

首の傾きを操作できます。首を小さくかしげる、軽くうつむくといった動作で使えます。顔の向きまでは変えられません。首のストレッチをする時の動き・可動域をイメージすると分かりやすいかも。(東雲めぐなど古いモデルは左右に傾けることしかできません)

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↑軽く首をかしげるなどで使える

2.顔の前のピンク色の〇

目線を操作できます。操作は簡単ですが、気付いたら顔の後ろ側に〇が行っていて変な表情に…といったことがあるので注意。

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↑目線を操作することでカメラ目線に

3.顔の下部にある緑色の〇

顔の向きを操作できます。1の白〇より可動域が大きく顔を横、上、下に向けるといったことができます。1と併用して使うことが多いと思います。

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↑体とは違う方向に顔を向ける

4.肩のオレンジ色の〇

肩の動きを操作できます。肩を上下、前後させる、上半身全体を左右に傾ける、前に倒す、後ろに反らすといった動作で使えます。公式曰くバランスを取るのが難しいので初心者のうちは触らない方がいいらしいです。

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↑左右の肩を上下に動かして上半身を傾ける

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↑肩を後ろに反らす

5.肩の横にある水色の〇

肩を中心とした回転を操作できます。可動域はかなり狭いです。肩を小さくすくめる、肩だけを回してストレッチするときの動きをイメージしてみるといいかもしれません。(東雲めぐの旧モデルなどにはありません)

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6.ひじの紫色の〇

腕全体の回転を操作できます。後述する手首の緑色の〇で腕を曲げた状態で使うと、どういう動きをするかより分かりやすいと思います。360度回転という人間ではありえない可動域なので、自分の身体で試す場合はご注意をw

7.前腕の水色の〇

ひじから手首までの「前腕」の回転を操作できます。上の紫の〇と違い可動域制限があります。正直実際の人体より回転できる幅が狭いかも。ポーズによっては肩の水色と混同しやすいので注意

8.手首の緑色の〇

手首の位置を操作できます。恐らく上半身で最も操作する部位だと思うので挙動をしっかり覚えましょう。初期位置からモデルの身体の中心方向に〇を持っていくとひじを曲げられます。

腕の動きはこの手首の緑色、ひじの紫色、前腕の水色の3つで行うので、組み合わせた場合の動きを覚えた方がいいです(やりやすい順序などは今後の記事で書きます)

ここの操作は「手首をどの位置に置こうか」と考えて動かすとイメージしやすいかしれません。

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↑手首(緑の〇)の位置を体の中心側に寄せるとひじは曲がる

9.手首の白色の〇

手首の回転を操作できます。自分の身体で手首から先を回転させたり、反らしてみると挙動が分かりやすいと思います。モデルによりますが、たいてい実際の人体より可動域が若干狭い(特に反らした際)ので注意。

10.胸のオレンジ色の〇

上半身の回転、胸の位置を操作できます。正直、説明も挙動も難しいのですが、自分の胸部を意識して各方向に向きを変えてみると少し分かりやすいかも。バランスが崩れやすいので個人的には特殊なポーズでもない限り使いません。初心者は触らない方がいいと思います。

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11.腰の黄色の〇

腰の位置を操作できます。主に座る、腰を下ろす、ひざを曲げるといった動作に使えます。ただ、座るポーズはモデルによってはスカートを処理する必要があるので、プリセットポーズから改変した方が早くて破綻しづらいです。(特にこの腰と12のお尻の〇が実装されていない仙狐さんなどのモデルはプリセットを使うことをお勧めします)

12.太もも(あるいはお尻)のオレンジ色の〇

お尻の位置を操作できます。11の黄色の〇との大きな違いこちらのオレンジ色の〇は操作によって上半身も影響を受けるところです。(黄色の方は下半身のみ影響
黄色とオレンジ色を交互に使ってみると挙動の違いがよく分かると思います。ポーズに合わせて使い分けましょう。初心者はあまり意識する必要ないかもですが。

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↑11と12などの組み合わせで作ったポーズ プリセットから改変すると楽

13.ひざの紫色の〇

足全体の回転を操作できます。
6のひじの紫色の〇の足版で、360度回転するなど挙動も似ています。

14.足首の緑色の〇

足首の位置を操作できます。上記と同じく手首の緑色の〇の足版。挙動もほぼ同じ。

15.足首の青紫色の〇

足首を左右にひねる操作ができます。


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↑足の動かし方は腕の動かし方と似ているので苦戦はしないはず

16.足首の白色の〇

足首の回転を操作できます。同じく手首の白色の〇の足版


このほかモデルのよっては、つま先を動かす赤色の〇などがあったりしますが、難しい動きはしないので割愛します。

まとめ

・各部位でどういう操作をできるか分けて理解する
・感覚がつかめないときは該当部位の自分の体を動かしてみる
・肩や胸など難易度の高い所はとりあえず触らない
・腰の座るポーズはプリセット使うのも手
・使用頻度&難易度が高いのは腕全体、前腕、手首の位置の関係性の理解
・Undo機能(画面右上のリターンアイコン)もあるので活用すること


以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました😊

次回は難易度が高い腕の操作の順序指の操作について書く予定です。

それではまた✨



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