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【気まぐれ日記】『ノックの音が』を探していた
絶対家のどこかにあるはずなのに見つかりません。
星新一さんの本はよく読んだのです。
ちなみに『きまぐれロボット』も見つかりません。
ええ、それについてはこの日記のタイトルの元ネタなのではという噂も脳内ではちらほら囁かれています。
しかし「ノックの音がした」で始まる『ノックの音が』が読みたい!という声の方が圧倒的多数です。
(脳内の皆さんの声)
これは徹底的に捜索するしかない…。
しかし私の部屋は泥棒が入ったのか、入ったとしてもわからないくらいに散らかっています。
(普段はまったく使っておらず物置と化している。)
先日少し探しましたが見つからず。
ないとわかると、余計に探したくなるのはなぜなのでしょう。
そして探している時は見つからないのはなぜなのでしょう。
私は今日も休みだったので、自分の部屋にいってみることにしました。
(…階段を上るだけです。)
本格的な捜索を開始。
しかし暑い。
本日の我が街の予想最高気温は38℃。
きちんと本棚にある本から、床に積んである本やコミック…。
ない。
見つかるのは別の本ばかり。
というわけで、室温33℃にて捜索打ち切り。
(時間にして約10分間)
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しかしながら、思っていた以上に自分が本を読んでいたんだなということがわかりました。
せっかくなので本日発掘された本の中のイチオシを発表しておきます。
『トムキンスさん』
(古川タク作画 + ジョージ・ガモフ原作 2002年 白揚社)
コミック版です。横書きなので左開きです。
相対性原理、同時性、ユークリッド幾何学、そしてビッグバン宇宙論vs定常宇宙論へ。
なんでしょうね、この本は。
楽しいのです。
私はどちらかといえば文系なのですが、この本を読むといろいろなことがわかったような気になれます。
少なくとも、半分くらいはわかったフリができます。
ユークリッド幾何学って口にするだけで、IQが上がったような気分になれます。
まぁ実際の計算式には√とか出てきますし、私にはちんぷんかんぷんではありますが、物理学はとても哲学的だということがわかります。
またはその逆かもしれません。
宇宙は膨張しているのか、なんて、生きていく上ではほとんど考える必要のないことに思いを馳せる贅沢。
アンドロメダ星雲までの距離よりも、明日の天気のほうがよほど重要だというのに、なんだか読んでしまう。
そんな本でございました。
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あの星は何万年前の姿
明日の降水確率は20%
ちなみに、なぜ『ノックの音が』を読みたくなったのかというと、最近「ショートショート」をよく目にするようになったからです。
私の中では ショートショート = 『ショートショートの広場』= 星新一さんなのです。
その流れで、『ノックの音が』を思い出して読みたくなったのでした。
そして捜索の結果
『ありふれた手法』
『未来いそっぷ』
『ボッコちゃん』
以上の3冊は無事に発掘されました。
『ノックの音が』と『きまぐれロボット』は、きっと別のものを探しに部屋に入った時にどこからか出てくることでしょう。
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ではまた( ´ ▽ ` )ノ
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