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腸閉塞14–15日目: 良くなってきたが調子には乗れない

クローン病悪化に伴う腸閉塞で入院して14日目と15日目のこと。

下血が治まって6日も経つと随分調子がよくなった。記録するほどの病状がなくなってきたので、2日分を纏めて記すことにした。

6/16で入院してから14日、つまり2週間経過した。平均2週間の入院と言われていたから、とうに退院しているつもりだった日だ。あくまで平均とは言え、入院が短くなることを期待してしまうのは仕方ないだろう。入院期間自己ベストを更新してしまった。この日も元気にコーディングした。R言語用のパッケージの大改修が一通り終わり、機能追加に移った。元気な気がしたので、点滴の終わった夕方に病院の庭に出てみた。点滴が繋がっていた時点で元気なのは気のせいであるが、特に問題なく庭についた。紫陽花が咲いていた。藤棚の下にベンチがあった。曇っているから藤棚がなくても涼しかった。久々の外の空気を味わいながら、ツレと20分ほど通話した。楽しかった。

6/17は朝5時前に起きてしまった。 消灯が9時半で必然的に早寝な上に、体力を使うこともないので、目覚めが早い。どんどん早くなっている気がするのは、体力が戻ってきていることも影響しているかも知れない。前日までは平熱だったはずが、この日は37.1度から37.5度と微熱傾向なのが少々気掛かりである。昨日の庭への散歩が体に障ったのだろうか。まだまだ無理はできない。

この日は採血があった。結果としては

- クローン病の炎症の指標となる CRP が0.02以下で陰性
- アルブミンなどの栄養状態が改善傾向
- 赤血球数など貧血の指標も改善傾向​

となかなかよかった。CRP はピークで 8.24 と基準値上限の412倍あったので、無事鎮まってなによりである。

明日はダブルバルーン内視鏡による大腸・小腸の検査がある。朝から下剤を1L以上飲み、昼過ぎの検査後まで絶食となる辛い戦いだ。検査用のトランクスと、下剤の合間に飲む飲料をコンビニで買っておかなければならない。今受けている点滴がものの数分で終わりそうなので、解放されたら買いに行こう。入院生活後半戦に入るための準備のような気分だ。


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